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「特段」とはどういう意味?使い方や...(続き4)

より一層

「より一層」とは、「もっと」、「さらに」といった意味の言い回し。「より」と「一層」を重ねることで強調した表現。となります。
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%88%E3%82%8A%E4%B8%80%E5%B1%A4より引用

対象となるものを「強調」した言葉です。

よって「特別」という意味合いも含んでくる言葉になりますので「特段」とは類語扱いとなります。

ただ、「より一層」は一種の励ましの言葉として多く使われます。

このあたりは「特段」とは少々、ニュアンスが変わってくるでしょう。

とりわけ

「とりわけ」とは、「特に。ことに。とりわけて。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8F%96%E5%88%86%E3%81%91/より引用

すなわち「特別」という意味合いの一致で「特段」と類語扱いとなります。

「とりわけ」という言い方は比較的、日常会話においても使う言葉です。

使える機会には是非とも使ってみましょう。

これといって

「これといって」とは、【連語。(多く、下に打消しの語を伴って用いる)とりたてて。「―言うこともない」】となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%AD%A4%E3%82%8C%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A6/より引用

「これといって」は肯定には使わない否定的な言葉です。

そういった意味では否定で使う「特段」と同じ意味になってきます。

とりたてて特技も長所もない、普通の凡人です、といった意味合いですね。

思ったほど

「思ったほど」とは、「ものごとのの性質や程度が、事前に考えたほどではないさま」となります。
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%BB%E3%81%A9より引用

つまりこれも肯定的な意味ではなく、否定的側面からものごとをとらえた言葉です。

「思ったほど給料がなかった」「思ったほどテストの成績がよくなかった」など、当初の期待に反した結果が返ってきたときに使われる言葉なのです。

いうほど

「いうほど」とは、「物事の性質や程度が、事前に考えたほどではないさま」となります。
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%BB%E3%81%A9より引用

前述の「思ったほど」とほぼ同じ意味として使われる言葉です。

つまりこの言葉も否定的な意味合いで使われる言葉なのです。

「いうほど彼の手柄はたいしたことない」などのように期待した結果を裏返す言い方を行うときに用いられます。

スペシャル

「スペシャル」とは英語でいうところの「特別」です。

「特段」のズバリな英訳となるかどうかは決めつけられませんが、多様な日本語の表現を考えれば文章の内容次第では使用することはできるでしょう。

イレギュラー

「イレギュラー」とは、「不規則なこと。変則なこと。また、そのさま。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC/より引用