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逆転の発想とは?それができる人の4...(続き2)

だからこそ、1つの事ばかりを見るのではなく、柔軟に見れた方が良いのは言うまでもありません。

ただ思考には癖があります。

柔軟に考えることにどうも向いていないと感じられる人がいるかもしれません。

このような方はぜひとも本を読むことをお勧めします。

そうすることによって、いろいろな思考の人の考え方を知識として捉えることができます。

知識として捉えることができれば、それが引き出しにもなりえます。

できれば自分の考えと全く違うタイプの人の本を読むといいかもしれませんね。

少し前に、年間で100万円生活する人の話が話題になりました。

それは何故かと言うと、今までは生活するためには仕事を頑張るしかないというような考えしかなかったからです。

そして、この仕事で成果を出せなかった人は貧困な暮らしをせざるを得ないというような状態で、いわゆる負け組のような言われ方をすることも多かったです。

しかし、年間で100万円で生活する人は、この限られた収入の中で楽しく生きる知恵を本にしたことによってその書籍は爆発的に売れました。

たくさん稼がないと良い生活ができない、だからこそ仕事を頑張るしかないと思っていた人にとっては、肩透かしを食らったような感じだったけれど新鮮な感覚だったのでしょう。

このように100万円という、ともすればパートの方が稼げる位の給料で生活ができるという事は驚きを持って見られました。

しかも、そこまでやせ我慢している感じではなく、ゲーム感覚で節約を楽しんでいるという人だったので、非常に人気になりました。

この人は、稼げないのならそれ相応に楽しく暮らせば良いというように、今までの考え方とは違う考え方で生活をしていたのです。

シンプルな考え方と深い考え方

このように逆転の考え方をする人は、非常に驚くことにシンプルな考え方をしているケースが多いです。

意外と簡単すぎて、言われたらそういえばと思うのだけれど、1つの考えに凝り固まっているとついついうまくできないというところがあります。

あるところにいて、掃除がなかなか届かないことで問題になっていた職場が、女性だけが掃除をしていることが暗黙の了解になっていました。

その時に、「男性も掃除を担当したらダメなんですか?」と聞いた人がいたのです。

このように、気がつかなかったことを指摘するという事により、そういえばという話になったという話を聞いたことがあります。

非常にシンプルなのだけれど、深い知識があることで、それは柔軟な対応となって出てくるのです。

1つのことに固執しすぎない

また1つのことに固執しないのも非常に大切なことです。

この1つのことに固執するということで、うまくいくものもうまくいかない状態になる事はよくあることです。

ついつい1つのことに固執してしまうというのは、何かしらの理由があったり、自分が変わることへの恐怖であったりもします。

例えば給与体制についてあまり満足がいっていないこともあるでしょう。

ただそこで、転職をしたら良いのではと思うところがありますが、時として人間は変化を恐れるものです。

例えばせっかく転職をしても、その職場が自分に合うとは限りません。

仕事自体には問題がなくても人間関係で大きくつまずく可能性もあります。

確かに、不満はあるけれどこのままでいった方が少なくとも仕事は慣れているし、人間関係も落ち着いているから変わりたくないと思ってしまうのは、人間としてはよくある心理です。

ただその一方で給与体制が改善するのかというと、そうとは限らないところがあります。

このように不安や、変わることへの恐れから1つの考えに固執するということがよくあります。

何か行き詰まっていると思ったら、手放してみるのも1つの手でしょう。

ただ転職は非常にハードルが高いですので、まずは副業という形にする方法もありますし、打つ手はいくらでもあります。

広い視野を持つ

そして逆転の発想をするには広い視野を持つことが大切です。

ただ広い視野と一口に言ってもなかなか難しいところがあるでしょう。

いろいろな立場の人のドキュメント番組を見たり、本を読んだりすることによって、広い視野を持つことができます。

もしかしたら、自分も気がつかなかったような世界があるのかもしれません。