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「咄嗟」とはどういう意味?咄嗟の対応力を鍛える25個の方法


「咄嗟」とはどういう意味なのか。

実際に「咄嗟」を活かすための対応力養成にはどうしたらいいのか。

具体例をあげながら紹介していきましょう。

この記事の目次

「咄嗟」の意味とは

「咄嗟」の意味とは、「ごくわずかな時間。その瞬間に。たちどころに。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%92%84%E5%97%9F/より引用

つまり、ほんの一瞬に、何かを行うための動作を行う様子を指していいます。

「咄嗟の判断」「咄嗟の思いつき」など、「咄嗟」を用いた日常会話は非常に多いことが分かります。

「咄嗟」の由来

「咄嗟」の由来についてです。

『もともとは中国語から。「咄」は、日本では「はなし」と読んで落語のことをさしたりするが、本来は舌打ちをすることや、舌打ちの音を意味する。「嗟」は中国人が感動したときに発する舌打ちの擬音語。つまり、「咄」も「嗟」一瞬の行為であることから、きわめて短い時間を「咄嗟」という。』という事になります。

「咄嗟」の「咄」も「嗟」も、どちらも舌打ちを表す言葉が、現代のように使われるようになったということでしょう。

確かに「咄嗟」の判断は、舌打ちするくらい、一瞬の時間で行われますからね。

咄嗟の対応力を鍛えるための25個の方法を紹介


それではここからは「咄嗟」な行い、を実戦において正しくできるようにするための方法をご紹介していきます。

1.代替案を考えておく

まずは日頃から問題解決となるべく「代替案」を複数、頭の中にいれておきましょう。

そうすれば、Aという案が没になったとしても、Bという案を代替案として考えていたら、即座にその案を発言することができます。

代替案をたくさん持っているかどうかは、日頃から問題意識を持って行動しているかどうか、が試されます。

代替案をたくさん持っている人間のいる組織が、円滑な仕事をできるようになるのは、言うまでもないでしょう。

2.自分に自信が持てるように経験を積む

咄嗟の判断というのは、経験知の多い、少ないがものをいうケースが多いものです。

よって、どんな事でもいいので、なるべく多くの経験を積んでおくことです。

そうすれば、豊富な経験がものをいって、いざという時に、さっと名案が浮かんだりするものです。

咄嗟の判断は、スピードが命です。

さっと名案を思い浮かべることができるか、否か。

全てはあなたの経験値がものをいうのです。

3.基本・基礎を大切にする

物事の基本や基礎を大切にして、会得していないことには咄嗟の意見も相手にされなくなってしまいます。

人間関係というものは、信頼関係があってはじめて成立します。

嘘や偽の情報ばかり流してくる人間に対して、まともお付き合いができないのは当然の結果です。

よって、もしあなたが咄嗟の判断や意見を言える人物だったとしても、その底辺に基本や基礎といったものがしっかりあるかないかによって大きく判断が分かれてしまうのです。

基本や基礎を大切にすれば、嘘・偽りの情報を発信してしまうこともなくなるでしょう。

自分自身の基礎知識を常時、見つめ直しておきましょう。

4.物事の理由を常に考える


物事には、常に因果関係が存在します。

つまり、世の中において理由のない事象や行動はないということです。

そこを正しく理解していないと、あなたの意見や発案は、いつも没扱いにされてしまうでしょう。