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ピークとは何?意味や使い方、反対語...(続き4)

それどころか「ピーク」の状態になることすら定かではない危険な状態といえるでしょう。

つまり、それまでの勢いや元気さがなくなってきた状態ということです。

早く、衰退の症状を脱出して「ピーク」を迎えられるよう、手を打ちたいところです。

5.衰亡

「衰亡」は「衰退」のあとに訪れる末期的症状です。

もはや、どういった処置を行っても復活できない状態といえるでしょう。

かつて栄えたローマ帝国も衰退の果てに衰亡して滅亡しました。

まさに「ピーク」の正反対の意味をもつ言葉といえるでしょう。

6.寂れる

「寂れる」とは、今までの栄華繁栄から一変して、衰退への道をたどってしまった状態です。

活気があった頃は、街の雰囲気は人があふれて賑やかなのですが、一旦寂れてしまうと、人影もまばら。

街の清掃も行き届かなくなり殺風景さと侘しさがだけが残る風情になるのです。

7.廃れる

「廃れる」とは、かつての繁栄が終焉を迎え、今では見るに忍びない落ち目な状況を晒していることをいいます。

街は荒れ放題。

人々は飢えて街を放棄して国外へ逃亡します。

まさしく「ピーク」が過ぎ去った後にやってくるなれの果て、といった風情でしょう。

8.活力を失う

「活力を失う」とは、人が活動するためのエネルギー源である「ヤル気」、それを失ってしまい行動を起こすことができなくなる状態をいいます。

まさに「ピーク」の時の人々の活力源と正反対の様相をいいます。

人は忙しくなればなるほど、何かの不思議な力によって身体が自然と動くようになっています。

その不思議な力とは「向上心」「奉仕」「サービス精神」「勤勉性」などが挙げられるでしょう。

つまり、自分のためでなく他者のために動く。

それによって「ありがとう」などの言葉をもらうことによって、更に自身の心に火をつけて何かのために貢献したくなる。

この気持ちがあってこその「活力」なのです。

活力を失う状況は、まさしく「ピーク」の正反対といえるでしょう。

9.活気がなくなる

「活気がなくなる」と「活力がなくなる」は、ほぼ等しい状態といえるでしょう。

どちらが先にやってくるのかは、その時の状況によるでしょうが、いずれにしても「ピーク」時のような活気にあふれた生き生きとした状態の正反対であることは容易に想像がつきます。

10.低調

「低調」とはまさしく「ピーク」時の反対の状態です。

忙しさはなく、暇があたりを充満している状態です。

このような環境下に長く身を置くと、ためにならないことだらけです。

人間はピーク時のような忙しさを定期的に経験しないと、頭の回転もどんどん衰退してしまうかもわかりませんよ。

ピークを正しく使おう

今回は「ピーク」という言葉についてみてまいりました。

「ピーク」という言葉は今や、日常生活の中に密接に絡み合っています。

また類義語の類も非常に多い言葉です。

それぞれの意味を正しく理解して、自身のコミュニケーションに生かしていきましょう。