「請け負う」という言葉について紹介していきましょう。
言葉の意味や使い方を例文を用いて解説していきます。
また、言い換え方も紹介していきますね。
「請け負う」の意味や使い方を学ぼう!
「請け負う」の意味や使い方について学んでいきましょう。
「請け負う」の読み方
まず「請け負う」の読み方ですが「うけおう」と読みます。
特に難しい読み方ではないと思います。
「請け負う」の意味
「請け負う」の意味について解説していきます。
2つの単語がくっついた言葉
「請け負う」という言葉は、2つの単語から構成されています。
それではそれぞれについて、詳しく解説していきましょう。
「請け」の意味
「請け」の意味は、相手からの働きかけを承諾して、受けることを意味します。
つまり、自分自身が納得して、相手からの要望や頼みごとを引き受ける、という解釈になります。
「負う」の意味
「負う」とは、自らの意思によって受ける、引き受ける、かぶる、といった意味になります。
背中に負うという言い方も、自らの身に受ける、という解釈になります。
「負う」には自分以外のものの意思に関係ない様子が伺えます。
「請け負う」の意味
つまり「請け負う」は、自らの判断と意思によって、その身に引き受ける、あるいは最後まで責任を持ってやり通す、といった意味合いになってくるでしょう。
「請け負う」という状況は、納得して受け入れるという形になります。
安易に安請け合いで引き受けた内容とは大きく異なるということになります。
仕事を引き受けること
「請け負う」という言葉を説明する上において、分かりやすいのが「仕事」を引き受ける状況で使われることが多い、という事でしょう。
仕事というものは、本人が納得した上で受け入れて行われるものです。
だから、そこには責任というものが発生してくるのです。
依頼主は賃金や報酬の支払いの義務が生じますし、受け入れ側は、納期を守り、且つ依頼主の注文内容にそった仕事を完遂させる義務が生じるのです。
請け負うという言葉には、これだけの重みがある、ということを理解しておきましょう。
義務を負うこと
「請け負う」には、義務を負う、という解釈も当然ながら起こります。
先ほどの例で説明しました通り、納得した(請け)うえで受け入れる(負う)のですから、当然、そこには義務が発生するわけです。
請け負うという概念は、一種の契約関係にある、と思ってもらってもいいでしょう。
役目を担当すること
「請け負う」という意味には、役目を担当するという解釈も存在します。
義務というものが発生するのですから、何らかの役割や役目を担当することは、その請け負った仕事を完遂させるために必要になることなのです。
義務感を持って役目の担当もできない様では、仕事を請け負う、ということは遠く及ばないことになるでしょう。
「請け負う」とは、完成・完遂を目的として賃金・報酬を受け取り、期日までに納品するという形の上で成り立つのですからね。