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「たらふく」とはどういう意味?使い方や例文・類義語を紹介


たらふくという言葉を見聞きする機会もあると思いますが、どういう意味かご存知でしょうか?

この記事では、たらふくという言葉の意味や使い方などについて解説していきたいと思います。

この記事の目次

「たらふく」の意味や使い方を学ぼう!

たらふくという言葉は、よくグルメ番組でも出てくるのでご存知の方も多いと思います。

言葉は理解できるけど、どういう意味かと聞かれると、うまく説明できないという人もいるのではないでしょうか。

この機会に、たらふくという言葉の意味や使い方について学んでいきましょう。

副詞として使われる「たらふく」

たらふく食べると言うと、多くの場合では副詞として使われます。

例えば「たらふく食べる」とか、「たらふく飲む」というような言い方をしますよね。

副詞と言うとあまりぴんとこないかもしれませんが、日本語ではよく使われています。

例えば「すやすや眠る」の「すやすや」や、「とぼとぼ歩く」の「とぼとぼ」も副詞になります。

どのような様子かを表すのに非常に便利です。

このような擬音語のような言葉ではない場合でも副詞になることがあります。

例えば「時々」とか「非常に」も副詞として使われます。

何気なく日本語を使っているけれど、副詞だとか動詞だとか言われるとなんだかぴんとこないかもしれませんね。

そこで副詞の特徴について解説します。

基本的に副詞は、言葉によって言い方が変わらないところがあります。

例えば「働く」という言葉は、「働【か】ない」と言ったり、「働【き】ます」という言い方をしますよね。

働くという言葉はあるものの、どのような言い方をするかによって、表現を変えることがあります。

それが動詞の特徴です。

それに対し副詞は、例えば「とても」という副詞の場合は、言い方によっては「とてら」になったり「とてり」になる事はありません。

このように、副詞は表現によって言い方が変わらないということが大きな特徴です。

そして、その言葉だけでどのような意味なのかがわかるところがあります。

例えば「非常に」という言葉を使ったとしたら、その言葉だけで意味がわかりますよね。

例えば「何々【に】」というような感じで作った言葉については、【に】だけでは意味がわかりません。

またそれは擬音語のような感じの副詞でも同じようなことが言えます。

先ほども少し触れた、「とぼとぼ」という歩き方についても、この言葉を聞くだけで歩いている様子がわかるところがあります。

また一部例外はあるものの、どのような様子かを表す言葉であることが多いですので、最後に〇〇という意味合いでとをつけることが多いです。

例えば、「うとうとする」とか「キラキラ光る」などです。

たらふくは、たらふくという言葉だけで意味が通じますし、言葉によって表現を変えるという事はありません。

したがって、たらふくという言葉は副詞となるのです。

飲食店の名前にも多く見られる

飲食店の名前にも多く見られるのは、やはり食べ物を扱う言葉だからでしょう。

たらふくという言葉には、お腹いっぱいに食べて満足をしている様子を表します。

お腹いっぱいに食べ、おいしいものをたくさん食べて幸せというような感じがしますよね。

だからこそ、飲食店でも多く使われているのでしょう。

「たらふく」の意味


たらふくは副詞だと説明してきましたが、次にたらふくとはどういう意味なのか解説していきたいと思います。

食に関連する言葉

基本的にたらふくという言葉は、食に関するときに使われます。

そのため、飲食店の店名にあったりもしますし、「たらふく食べる」とか、「たらふく飲む」と言うことが多いです。

したがって、「たらふく【泣く】」とか「たらふく【笑う】」というような言い方はしません。

腹いっぱいである様子

なぜ食に関する言葉なのかと言うと、お腹がいっぱいであると言う要素を指すからです。

だからこそ、食べ物や飲み物に関する言葉以外では使われない一面があるのですね。

しかし江戸時代は食に関する事に限定されることなく使われていた例もあるようです。

したがって、たらふくが食に関することに限定して使われるようになったのは、比較的最近であると言えるでしょう。

たくさん飲み食いする様子

江戸時代は、食に関することだけではなく、「飽きたりぬほど」というような意味合いで使われていたこともあったようです。

しかし現代においては基本的にお腹がいっぱいであるという様子を表す際に使用されます。

そのため、たらふくの後には「食べる」とか「飲む」という飲食の言葉が来ることが多いです。

そしてお店の名前で使用される際も、圧倒的に飲食店が多いです。

「たらふく」の使い方

食に関する言葉だということはわかりましたが、では「たらふく」はどのように使うのでしょうか。

たらふくの使い方についてもっと掘り下げてみていきましょう。

「たらふく」+動詞

基本的にたらふくという言葉に動詞がつきます。

食べ物の名前を挟む事もありますが、大抵の場合はたらふくの後に食べたとか飲んだというような感じで、たらふくの後には動詞がついてきます。

むしろほとんどはそれ以外に使い道はないと言ったところなのではないのでしょうか。

自分自身の状態を表す

自分自身の状態を指すことがあるという一面があるものの、その一方で「たらふくだ」という言葉を言う事はありません。

やはりご飯を食べ行った後や飲んだ後に、「たらふく食べた」とか「たらふく飲んだ」と使うことが多いです。

お腹いっぱいに食べたり飲んだりして、さらに非常に満足しているような様子を表す一面があります。

その料理が非常においしかったというようなイメージも与えることができます。

だからこそ、店名に使われることも多いのでしょう。

自分や他者の願望を表す

人間にとって飢えは辛いものです。

日本は飽食の時代と言われている位に食に恵まれていますので、空腹で辛いという状態をそこまで体験することはないでしょう。

ダイエットをしている人であれば話は別ですが、そうではない限りは貧しくて食べ物が食べられないというのはあまりないと思います。

だからこそ、逆に飢えで亡くなってしまった人のことがニュースで取り上げられることがある位です。

やはり人間が生きていく上で基本的な欲求の1つとして、おいしいものをたらふく食べたいという気持ちがありますよね。

だからこそこのたらふくという言葉には、自分や自分以外の人がお腹いっぱいに食べるというような願望を示すことがあります。

したがって、子供にたらふく食べさせてあげたいというような表現も使われるところがあります。

必ずしも、自分自身のことだけを指すというわけではないのですね。

お店のウリを宣伝する

店名になっているという事は、つまりはお店の売りとして宣伝しているところがあります。

皆さんはたらふくという言葉を聞いてどのようなイメージを抱きますか?

まず1つは、おいしくてついついお腹いっぱいに食べてしまうということが挙げられているのではないでしょうか。

おいしくないものをおなかいっぱいに食べるというのはなかなかないと思います。

だからこそ、味の保証はしっかりとしているといったところなのではないのでしょうか。

また店のテーマによっては、安くたくさん食べられるということを売りにしたいところもあるのではないでしょうか。

特に最近は不景気ですので、外食にお金をかけられない家庭もあります。

しかし、安ければお腹いっぱいに食べることができますよね。

お店のテーマにもよりますので一概には言えませんが、もし安く食べることを売りにしているのであれば、2つ目の宣伝の意味が隠されていることもあります。

その上で、安くておいしいということをアピールしたいところがあるのでしょう。

より食欲をそそる文章を作る

ネットなどを調べていると、お店の検索でたらふく食べるというような感じの言葉が載っていることがありませんか?

それは、より食べたいという気持ちにさせるところがあるからです。

初めて行く飲食店は、よくわからないところがあるので調べることもあると思います。

口コミをチェックしてから行く人も多いでしょう。

そして飲食店のPRをするときに、食欲をそそるような文章を書くことによって、行ってみようかなと思うところがあります。

皆さんは、口コミを見てあまり評価が良くないところは行くのはやめようと思ったことがありませんか?

最近はむしろ口コミに悪評を書き込まれることに関して悩みを抱いているところがあります。

それは、口コミを調べられて印象が非常に悪いということで新規の客を逃してしまうことがあるからです。

だからこそ、ネット上での情報というのは非常に神経を使うところがあります。

一方でたらふくという言葉には、お腹いっぱいにおいしいものを食べて幸せな印象があります。

だからこそ、それをPRに使いたい言葉になるのは納得がいくところなのでしょう。

「たらふく」の例文

たらふくが副詞であることや意味などが大体わかったところで、たらふくの例文を見ていきましょう。

やはり食に関する言葉が多いところがありますが、例外を見て色々と解説していきます。

お酒をたらふく飲んでかなり酔ってしまった

たらふくというと食べるだけではなく、飲むことも指します。

だからこそ、お酒をたらふく飲んでしまったということになると、非常にたくさんのお酒を飲んだということが言えるでしょう。

お酒をたくさん飲んで、楽しく酔っ払った様子が伺えますね。

この後の二日酔いが少々辛いのだろうなと思うところがありますが、この酔っ払った感覚が気分が良くお酒を飲んでしまう人も多いのではないでしょうか。

また、お酒自体がおいしいということもありますよね。

ただお酒に関しては人の好みはそれぞれありますので、お酒1つとっても人によって感じ方が違うところがあります。

逆に下戸の方だと、お酒をたらふく飲むという感覚がもうわからないところがあるようですね。

その一方で、下戸とまではいかなくてもお酒が弱い程度の方でしたら、少しのお酒で酔うことができるので、たくさん飲まないと酔っ払えない方にとってはうらやましいところがあるようです。

新鮮な刺身をたらふく食べて大満足の旅行だった

最近旅行でも、お刺身などの食べ放題というところもありますよね。

お刺身とは言っても、その場所だからこそ取れる魚の刺身であることもあります。

そのようなところは非常に刺身も美味しいところがありますよね。

このようなおいしいものをたらふく食べるような旅行は非常に満足ができるところがあります。

やはり現地に赴いて食べる刺身などの鮮度が命のものは非常に美味しいところがありますね。

「たらふく」の由来や語源


たらふくの由来や語源にはどのようなものがあるのでしょうか。

たらふくの由来や語源について詳しく解説していきます。

「たらふく」を漢字で書くと

「たらふく」は漢字にすると「鱈腹」と書き、当て字になります。

「鱈腹」の由来

鱈は大食いの魚で、お腹が膨れていることから、この漢字が当てはめられるようになったようです。

では「たらふく」の語源は?

「たらふく」は、「足らふ」という言葉に、副詞語尾の「く」という言葉をくっつけて「たらふく」という言葉になりました。

非常に満ち足りているというような意味合いになります。

江戸時代には、食べ物だけではなく満ち足りている事をたらふくというように使われていた一面もあります。

しかし、現代において「たらふく」というのは、お腹いっぱいに食べたとか、おなかいっぱいに飲んだという意味合いとして使われるようになりました。

「たらふく」の類義語

たらふくの類義語にはどのようなものがあるのでしょうか。

お腹がいっぱいになるというニュアンスの言葉は非常にたくさんあることから、たくさんの類義語があります。

その一つ一つを解説していきましょう

腹いっぱい

単純に類義語として考えられるのは、「腹いっぱい」という意味合いなのではないでしょうか。

ご飯を食べた後にも、お腹がいっぱいということを言ったりしますね。

それぐらいに、日常的によく使うことがあるでしょう。

皆さんも食事の後などに言ったことがあるのではないでしょうか。

小さな子でも言う位ですので大変使いやすく馴染みのある言葉です。

そして飲食店の広告などでも、安くてお腹いっぱい食べれるというような感じで多用されているところがあります。

くちい

皆さんは「くちい」という言葉を聞いたことがありますか?

あまり聞き慣れない人もいるかもしれませんね。

こちらは、苦しいほどに腹がいっぱいであるという意味合いになります。

苦しいほどにお腹がいっぱいというところがたらふくと同様であると考えられます。

例えば、「腹くちくてもう食べられない」というような言い方がされます。

満腹

たらふくの類義語として、満腹という言葉があります。

こちらはよく使う言葉ですので、聞いただけでわかるのではないでしょうか。

漢字からしても非常にわかりやすく、腹が満ちるということで満腹というものです。

だからこそ、たらふくという言葉と非常によく似ているところがありますね。

腹がふくれる

腹がふくれるという言葉も非常によく聞くのではないでしょうか?

腹がふくれるという話を聞いたら、お腹がいっぱいなんだなということがわかりますよね。

腹がふくれるという言葉は、たらふくという言葉と同じような意味合いも含まれています。

腹鼓

皆さんは、腹鼓という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

よく舌鼓を打つというような言い方をされるところがありますが、腹鼓という言葉についてはあまり聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。

こちらの腹鼓も、腹いっぱいに食べて満足している様子を指します。

この腹鼓の面白いところは、お腹がいっぱいになった人がまるで太鼓のようにお腹を打つような仕草のことを指す点にあるのです。

なんとなく、「あー、食べた食べた!」と言いながらも、腹鼓を打つような様子が想像できるのではないでしょうか。

この腹鼓に関しては歴史も古く、中国においては古語としてもこの腹鼓のことが取り上げられています。

そして、日本においても同じようにたぬきが腹鼓を打つというような話が取り上げられています。

中国に関しては、食が足りているという点からの話であることから、現代の腹鼓に通じるところがあるようです。

それは食が足りていて、市民が安心している様子を伝えている一面があるからです。

そして日本の狸の腹鼓については、狂言としても取り上げられているところがあります。

飽食

日本は戦後から今の経済的に豊かな状態までになりました。

そして、バブルの時代を迎えたあたりから、飽食の国と言われるようになってきました。

昔の小学校の教科書を見ても飽食により、給食を残すということが非常に問題になっていました。

食べるのに困る人が減ってきたのは嬉しい反面ではありますが、少々食べ物を粗末にしてしまっているという問題もあります。

最近はどちらかと言うと食品ロスの問題も非常に大きいとされていますね。

このように、食べるのに飽きるぐらいあるということで、飽食という言葉が使われるところがあります。

しこたま食べる

「しこたま」という言葉についてもよく聞くかもしれませんが、この言葉はどのような意味があると思いますか?

しこたまには「たくさん」という意味があります。

ただ、たらふく食べると言うと、たらふくは食べるとか飲むという言葉しか来ないところがありますが、しこたまと言う場合は、何も食べ物に限った話ではありません。

物などはもちろんのこと、仕事等についても大量にあるということを指します。

もちろん人のことを指すというところがあるのです。

このようなしこたまという言葉を聞くと非常に印象的であることから、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

しこたまのそもそもの由来は、九州地方の方言でした。

「しこ」という言葉と、魂という言葉で構成されています。

しこたまという言葉には、もうこれしかないという位の強い意味合いがあります。

当て字としては相撲の「四股」であると言われています。

がっつり食べる

ガッツリという言葉は現代人の方ならよく使うところがあるので、馴染みがあるのではないでしょうか。

たらふくというのはお腹いっぱいというような意味もありますし、そうなるためには必然的にガッツリと食べる必要があります。

だからこそ、ガッツリと食べるというのはある意味たらふく食べると同義語と言っても良いでしょう。

「たらふく」を正しく使いこなそう!

いろいろと食べ物や飲み物に関する言葉でも使われるところがありますが、グルメ番組であったり、広告などでもよく使われている言葉です。

普段いろいろな言葉と日本語で馴染みがあるところがありますが、その一方であまり正しく使っていないような言葉もあります。

今回はたらふくという言葉を解説しましたが、皆さんは正しく理解できましたでしょうか?

もし、若干違うニュアンスに感じられていたとしたら、これを機会に正しい言葉遣いを覚えましょう。

非常によく出てくる言葉なので、うまく使いこなすことによって、食べ物の会話も弾むようになることでしょう。

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