そして、日本においても同じようにたぬきが腹鼓を打つというような話が取り上げられています。
中国に関しては、食が足りているという点からの話であることから、現代の腹鼓に通じるところがあるようです。
それは食が足りていて、市民が安心している様子を伝えている一面があるからです。
そして日本の狸の腹鼓については、狂言としても取り上げられているところがあります。
飽食
日本は戦後から今の経済的に豊かな状態までになりました。
そして、バブルの時代を迎えたあたりから、飽食の国と言われるようになってきました。
昔の小学校の教科書を見ても飽食により、給食を残すということが非常に問題になっていました。
食べるのに困る人が減ってきたのは嬉しい反面ではありますが、少々食べ物を粗末にしてしまっているという問題もあります。
最近はどちらかと言うと食品ロスの問題も非常に大きいとされていますね。
このように、食べるのに飽きるぐらいあるということで、飽食という言葉が使われるところがあります。
しこたま食べる
「しこたま」という言葉についてもよく聞くかもしれませんが、この言葉はどのような意味があると思いますか?
しこたまには「たくさん」という意味があります。
ただ、たらふく食べると言うと、たらふくは食べるとか飲むという言葉しか来ないところがありますが、しこたまと言う場合は、何も食べ物に限った話ではありません。
物などはもちろんのこと、仕事等についても大量にあるということを指します。
もちろん人のことを指すというところがあるのです。
このようなしこたまという言葉を聞くと非常に印象的であることから、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しこたまのそもそもの由来は、九州地方の方言でした。
「しこ」という言葉と、魂という言葉で構成されています。
しこたまという言葉には、もうこれしかないという位の強い意味合いがあります。
当て字としては相撲の「四股」であると言われています。
がっつり食べる
ガッツリという言葉は現代人の方ならよく使うところがあるので、馴染みがあるのではないでしょうか。
たらふくというのはお腹いっぱいというような意味もありますし、そうなるためには必然的にガッツリと食べる必要があります。
だからこそ、ガッツリと食べるというのはある意味たらふく食べると同義語と言っても良いでしょう。
「たらふく」を正しく使いこなそう!
いろいろと食べ物や飲み物に関する言葉でも使われるところがありますが、グルメ番組であったり、広告などでもよく使われている言葉です。
普段いろいろな言葉と日本語で馴染みがあるところがありますが、その一方であまり正しく使っていないような言葉もあります。
今回はたらふくという言葉を解説しましたが、皆さんは正しく理解できましたでしょうか?
もし、若干違うニュアンスに感じられていたとしたら、これを機会に正しい言葉遣いを覚えましょう。
非常によく出てくる言葉なので、うまく使いこなすことによって、食べ物の会話も弾むようになることでしょう。