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「もってこい」とはどういう意味?使...(続き2)

料理など食事に対して

「もってこい」は料理などの食事に対しても頻繁に使われます。

例えば、和食のだしをとるには昆布や鰹節です。

老舗料理屋のとっておきの味に必要なものはまさに「だし」です。

よって昆布や鰹節などはだしをとるためにはもってこいだ、という表現に使われるのです。

料理や食事のシーンには、これ以外にもたくさんの「もってこい」が出てきますよ。

お店など空間に対して

「もってこい」はお店などの空間を演出する場面にもよく使われます。

「このお店の雰囲気を演出するのに、この照明はもってこいだ」とか、「お店のコーナーに並べられている、あの可愛い置物はもってこいの演出感だね」などです。

お店の空間を見事に引き立てて演出してくれるもの全てを指して言うことになります。

様々な用途で使用できる

このように「もってこい」という言葉は、様々な用途や場面で使用できる便利な言葉なのです。

「もってこい」をしっかり習得してどんどん使っていきましょう。

「もってこい」の例文


それではここからは「もってこい」を使った例文を紹介していきましょう。

あなたにもってこいの話がありまして…

この例文の「もってこい」の指している内容は、お見合い結婚の相手か、異性の人を紹介しようとするニュアンスが感じ取れます。

あなたにとってもってこいの人。

つまり、いいお相手ということになります。

あなたにとって過不足のない優れた人物を紹介してあげようというのがこの例文の中身です。

もしくは、何かいい条件の仕事がありますよ、というニュアンスにも取れますね。

いずれにしても紹介された人にとっては悪い話ではないということがお分かりいただけるでしょう。

意欲的な彼にはもってこいの仕事だ

この例文の「もってこい」は、ズバリ「仕事」です。

意欲的で挑戦的なこの例文の主人公に相応しい「仕事」という事になります。

恐らく、かなり骨の折れる仕事なのかも分かりません。

その代わり達成できた時の満足感と報酬は、今までの仕事の領域をはるかに超える高い次元が約束されていることでしょう。

デートをするのにもってこいの服

デートをするには、それなりの服装センスが問われるでしょう。

どちらの異性にとってもデートというイベントはそうそう体験できるものではありません。

特に初対面の人とのデートならばなお更、自分をよく見せたいと思うのが本音のはずです。

だから、デートをするにあたってもってこいの服を着ていくのです。

女性は女性らしく。

男性ももちろん、清潔で場に似合う服装で。

場違いな服装をしてデートに行ってしまっては、せっかくのデートがぶち壊しになる可能性もあります。

花見をするにはもってこいの公園だ

花見には桜が必要です。

その桜がたくさん、そして鑑賞しやすく配置されていて、適度に休憩できるベンチも備わっている。

さらに大きな広場もあるのでシートを敷いても困らない。

そのような場所ならば、まさに桜の花見にうってつけ。