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「頻繁に」とはどのくらい?例文や使...(続き3)

よって何回も行くようになればそれは自然と「頻繁に」というレベルになるのです。

「頻繁に」の類語

それでは次に参りましょう。

今度は「頻繁に」の類語を紹介していきます。

しばしば

「しばしば」は「頻繁に」と同様、きちっと決まった数量や数の基準がありません。

行為や行動などが多いことを表していますが、それがどれくらいの多さなのか、決まった基準はありません。

ただ、2~3日に1度くらいの回数でも「しばしば」と言われますし、1日に何回も行っていても「しばしば」という言い方を適用する場合もあります。

結局、何がそれを行っているかによって判断基準が変わってきます。

例えば自然界において野生のクマが民家の近くに現れることがありますね。

この場合、1週間に1回でも現れても「しばしば」になります。

それはクマが非日常性の生き物であるからでしょう。

それとは別に現れる生き物がスズメなら判断は変わります。

1日に5~6回現れても「しばしば」という表現になります。

対象物の特徴などによって「しばしば」の判断基準が変わるということになります。

しきりに

「しきりに」という言葉も「頻繁に」と同様の意味を成します。

短い期間の間に多くの数をカウントされる行動ということです。

ただ、こちらも何回だったら「しきりに」という具体的な線引きはありません。

あくまで数の多さを表す表現として用います。

例えば「野鳥がしきりにさえずった」といった言い方です。

皆さんも日常の会話の中でお使いになったことがあると思いますよ。

常に

「常に」は「頻繁に」よりもさらに回数が多い状態をいいます。

言い換えれば「絶対に」という言い方の方が馴染みがあるかも分かりませんね。

また「常に」と形容され始めたら、一種のイメージが付いた状況ともいえます。

「夏は常に暑い」「人は常に欲望に渦巻いている」といった言い方です。

そういう風に決めつけた状況ということになりますね。

絶えず

「絶えず」も「常に」とほぼ同じ意味合いとなります。

いつまでも続く、もしくは「永久」と呼んでもいいくらいでしょう。

そうなると「頻繁に」よりももっと回数的には多いイメージがついてきます。

例えば「川の流れは絶えず続く」という文章を参考にしますと、川が枯れて水がなくなるまで水の流れはなくならないという解釈になります。

よって「絶えず」という表現は「頻繁に」の類語ながらもっと頻度の高い言葉となるのです。

こまめに

「こまめに」とは、キメ細かくという意味になります。

間を置かず定期的にきちんとした処理を行うさまをいいます。

例えると「こまめな人」という文章が思い浮かびます。

こまめな人というのは、配慮や思い遣りが丁寧で、途切れることなく動作を行えるということになります。

女性にモテる男性はこまめな人が多いのも頷けるでしょう。