「格」という表現も一種の「ランクアップ」の反対語扱いでしょう。
ただ「格」とは、定義づけが曖昧な部分もあります。
周囲が勝手に格付けをしていたり自身が勝手に自分の格を決めつけたり、一般社会では「格」というもので優越をつけにくい部分があるのです。
相撲社会のように横綱ならば格が違うとも言いやすいですが、普通の会社において、自身の格が上だ、というような勘違いはよくありません。
それほど「格」という呼び方は自分の実力を見誤ってしまいやすいのです。
7.評価が下がる
評価が下がってしまえば自然とその人のランクも落ちます。
例え、役職が降格にならなくても目に見えない「ランク付け」のようなものがその人の評価に付きまとうからです。
評価というものは周りの人にしてもらうものです。
よって、自分自身で勝手に自分のことを評価せずに地道にコツコツとやっていってもらいたいものですね。
8.等級が下がる
「等級」はランクアップを示す意味となります。
それが下がってしまうのですから間違いなく反対語として扱われます。
等級が下がってしまうということは、一般企業ならば「降格」ということになります。
「降格」にしても「等級が下がる」にしても、その人がそれまで得ていた報酬や年収が下がってしまうことを意味します。
そういった事態は何が何でも避けなければならないでしょうね。
9.価値が下がる
「価値」が下がればランクダウンは避けられないでしょう。
そういった意味では「ランクアップ」の反対語として十分成り立ちます。
一般的に物事の価値には、ある一定の水準というものが設けられています。
それが機械やモノであるならば足りていないところを補修したり修理すれば価値に見合ったものに作れるでしょう。
しかし、価値の対象が人間になっていたら厄介です。
価値というものは各人によって捉え方が全く違ってくるので統一することが非常に難しいからです。
周囲が価値観を下げていたとして自分がそう思っていないことも多々あります。
それくらい価値観というものをマッチさせるのは至難の業ということになりますね。
10.降格
「降格」は立派な「ランクアップ」の反対語扱いです。
「降格」、すなわち「ランクダウン」ということになりますからね。
仕事などにおける頑張りが基準に合っていなかったか頑張りが足らずに合格点を取れなかったか、などの原因が考えられます。
いずれにしても「降格」という事態はそう簡単に起こるものではありません。
その組織のルールや規定をよく見直し、行動をそれに見合うように努めましょう。
「ランクアップ」の意味を正しく理解しよう
今回は「ランクアップ」という言葉について解説してまいりました。
「ランクアップ」というものは対象が人間になっているなら、これほど名誉なことはありません。
自分の能力を周囲が認めてくれたわけですから素直に喜ぶべきことでしょう。
今後も継続的に「ランクアップ」できるよう頑張り、有意義な人生を送れるよう励みましょうね。