生徒のことが話題になる…その流れで「その生徒の親御さんは~」なんて生徒の保護者に関する内容が話題になることもあります。
生徒としては親の話題が出るなんて驚くかもしれません。
しかし、三者面談やPTA会議、文化祭にて保護者の方がお手伝いする機会がある場合には、生徒の保護者に関する話題で持ちきりになることもあります。
保護者との接し方
保護者といえども一人の人間です。
それは先生たちも同じですよね。
そのため、保護者との接し方について悩んでいる先生もいます。
学生時代を思い出してみましょう。
少しとっつきにくく感じるような友達のお母さんはいませんでしたか?いつも奇抜なファッションをして、先生に苦情ばかり言いにくるような誰かの保護者はいなかったでしょうか。
いわゆる”モンスターペアレント”という人たちに対する対処法をとっておかないと、先生たちも気持ちが滅入ってしまうこともあります。
保護者と生徒の関係
生徒の中には、保護者と生徒の関係が著しくよろしくない場合もあります。
そのことが原因となり、生徒が家に帰らずに非行に走る、学校に来ても問題ばかりを起こす…なんていうことも考えられます。
本来は生徒の身に寄り添って理解が必要な保護者であっても、頭ごなしに叱っているようなシーンばかりを見ていては先生としても放っておくことはできないのです。
また、逆に保護者と生徒の関係がとても良いと見受けられる家庭もまた、職員室の中で話題になることがあります。
保護者同士の関係
学校では保護者同士の関係はつきものですよね。
そのため、保護者同士の関係について考えている先生もいます。
子供がいる親だとしても、それもたった1人の人間です。
そのため、時には保護者同士で意見がぶつかってしまうこともあります。
それらは生徒たちの教育上よろしくない可能性もあるため、保護者同士がぶつからないように考えるために話題に出ます。
逆に仲良しママグループの話題が出ることもあります。
保護者もうつつを抜かして学校に授業参観にも行けたものではありません。
4.進級やクラス替えのこと
学年が切り替わる時期…いわゆる春を目前とした冬になると、進級やクラス替えについての話題で持ちきりになります。
クラス替えは、だいたいは学年の先生たちが決めるため、会議を開いては「この生徒とこの生徒は一緒にしないほうがいい」とか「あの生徒は少し問題を起こしやすいから担任はあなたね!」なんて、担任の先生までも一緒に決めていきます。
クラス替えをすることによって、反感を買うことはわかっているため長い目で見て「どうすれば協力し合える関係を築けるか」「いつも喧嘩ばかりしている2人を同じクラスにすれば、強い友情が芽生えてくれるのではないか」「このあたりの生徒たちは、くっつくだろう」…なんていつもの生徒の行動などを見て、進級やクラス替えを行うようにしています。
クラス替えの内容を一度決めたとしても、少しでも問題が生じると「やはりあの生徒同士は同じクラスにしないほうがよいかもしれません!」とさらに検討されるようになります。
5.最近のニュース
最近のニュースについて話題になることもあります。
政治の話、芸能人のおめでた話や不幸話などなど…先生に好きな芸能人がいれば、ひたすらその好きな芸能人に関する豆知識を話し出すなんていうのもよくあることです。
通常の会社であっても、気になるニュースがあれば仕事以外の時間帯に話すことはありますよね。
友達同士でも「今日の地震の震源地は○○だったみたいだよ!」なんて話すこともあるのではないでしょうか。
まさにそのように職場の人と話す、友達と話すと同じようなノリで最近のニュースを先生たちが話しているんです。
6.学校内の設備状況
学校内には、あらゆる施設がありすべての先生が毎日学校を隅々までチェックしているものです。
学校内の設備環境については、それぞれの先生が情報を共有することによって直す場所は直すし、もう少しで壊れてしまうように感じる場所は直すように手配すべきかを検討することがあります。
学校内の設備状況に関しては、生徒や先生たちが副校長先生や校長先生、設備に関する行動を担当している先生に報告し、毎年の予算内から直すことになります。
そのため、「誰も入らないだろう」と思うような場所にラクガキしても、すぐに修理対象となり、その落書きは消去されるということですね。
また、窓などが割れている場合には、すべてのクラス担任が窓割の犯人を探し出すことになります。