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職員室ではどんな会話をしているの?...(続き4)

学校行事をひとつ完成させるにも、たいていの方たちは「学生が作り上げた」と感じているのですが、本当は縁の下の力持ちとして先生たちが頑張ってくれているんですよね。

14.給食のこと

給食が配給されている学校であれば、その日に出た給食についての話題が出ます。

「あのパンがおいしかった!」「あの煮物は少ししょっぱかったな…」など、食べたものに対して評価しているような光景です。

また、生徒たちが感じるように「今日の給食のカレーは楽しみだな!」と感じている先生たちもいますし、実際にそのことを話題にして楽しく笑いながら雑談しているケースも少なくありません。

また、アレルギー持ちの生徒がいるクラス担任はアレルギーがないかどうかもチェックしていますよ。

15.家族の話

家族の話をするのも職員室での楽しみである先生が多いのも真実です。

まさか、先生たちが自分の家庭のことを他の先生に対して話しているなんて!?と、なかなか想像できない方が多いのではないでしょうか。

先生とはいっても、”先生””教師”というレッテルをはがせばただの人です。

そのため、家に帰れば愛する家族がいるかもしれません。

「結婚しちゃいました」「子供ができました」「祖母が入院しちゃって」…など身のうち話もするのが先生たちです。

つまり、身のうち話ができるほど職員室の輪は保たれ、仲良しの先生たちが多いということなんです。

信頼していない人に家族の話なんてしないですよね。

16.学校周辺の事故や不審者情報

先生として、また学校関係者としてその学校に通ってきている生徒の命を預かっています。

そのため、先生同士で学校周辺の交通事故や電車等による人身事故、さらに不審者に関する情報について共有しています。

そうすることで、「知らなかった」ことによって生徒に注意喚起できず、その生徒の誰かが被害に遭うことも防げるからなんです。

情報共有しているだけで、先生たちは学校に通う際に周りを見渡しながら警戒することができますよね。

また、場合によっては保護者や生徒向けに不審者情報の手紙をプリントして渡す場合もあります。

生徒の安全を第一に考えるからこそ、不審者情報については敏感なのが学校関係です。

17.先生の指導

先生といえどもひとりの人間なので、先生という職業に就けば自然と立派な先生になるというわけではありません。

そのため、新米教師にはそれぞれ”教育係”といって先生の先生のような存在ができます。

職員室では、新米教師に対してその教育係の先生があらゆる指導をしていることもあります。

生徒の扱い方や接し方、黒板に書く際に気を付けるべきこと、場合によっては服装について注意されることもあります。

18.教職員人事異動のこと

年度末になると来年度で人事異動が決定している先生が発表される地域があります。

その話題関係において、教職員の人事異動の話をしている先生たちもいます。

職員室には、たいていその学校にいるすべての先生たちのデスクが用意されています。

そのため、人事異動の話をすればすぐにその本人に話が聞こえてしまうことも…。

それを避けるために、先生同士においてコソコソ話で教職員の人事異動について話している先生たちもいます。

19.悩み相談

先生にも悩みはあります。

悩みを持ったままでは、生徒たちに明るい表情で向き合うこともできませんし、場合によってはどんな状況でも捻くれているような感覚で物事を見てしまうかもしれません。

それを避けるために、先生同士で悩み相談をしていることもあります。

悩みを相談しているのは若手の先生が多く、内容としては恋愛相談・家族に関する相談・家に関する相談が多いようです。

20.休日の話

友達同士や少し気の知れた間柄の相手には、「休みの日には何してた?」なんて会話をするものですが、先生同士でも休日の話をしています。

特に境遇が似ている人同士が休日について話している傾向があります。