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職員室ではどんな会話をしているの?...(続き3)

7.部活動について

中学校以上になると部活動が盛んなところもあったことでしょう。

それぞれの部活動には、顧問の先生というものが存在しました。

そのような部活動に関することも先生同士で話すことがあります。

例えば、女子テニス部の顧問と男子テニス部の顧問がそれぞれコートを使う時間帯を決めるだとか、練習試合をするだとかについて計画するのです。

また、「今回は県大会も入賞できそう」なんてサッカー部の顧問がいえば、「こちらもですよ!頑張ってますからね~負けませんよ」なんてバスケ部の顧問が話すなんていうこともあります。

また、試合において助っ人が必要だとか、顧問の先生以外にも試合に付添人が必要だといわれている場合に付添人をお願いすることもあります。

8.時間割

年度初めの春休みには、すべての先生が集まって時間割を決めることがあります。

また、効率の良さを念頭に置いている学校では、前年度の3学期や後期に先生同士が連携して隙間時間をぬって時間割を作り出していることもあります。

時間割を決めるためには、すべてのクラスに同じ授業がかぶらないようにセッティングしたり、使う教室などの手配も行わなければいけませんよね。

そのため、よく話し合いをすることで実現するものなんです。

時間割に関して話しているときの先生たちは真剣そのものになります。

9.指導方法

先生たちは、常に「今の指導方法でいいのか」「生徒たちの成績が伸び悩んでいるけれど別の指導方法に変えるべきなのか」…など第一に生徒のことを考えては、指導方法について悩んでいます。

指導方法とは、どのように学習内容を伝えるのか、そして生徒たちに理解してもらうのかといった内容です。

それらについて自分一人では答えが出ない場合には、周りにいるベテランの先生に聞く先生もいるんですよね。

学校の先生ともいえども会社員と変わらずに、常に向上心を持って行動できている人のみが成長できるものなのです。

それによって、生徒の成績も変わっていくでしょう。

10.テストのこと

テスト期間が近づくようになると「もう問題作りました?」などのテストに関する話題が出るようになります。

仕事の早い先生であれば、新学期が始まる前にテストを作成し、そのテスト内容に合わせるように毎日の授業で学習を教えているという先生もいます。

また、テストに関して見本ができた場合に「この問題はわかりやすいか」という点を他の先生に見せては、テスト内容を添削してもらっている先生たちもいます。

11.宿題のこと

夏休みや冬休み…それだけではなく日常生活における宿題に関して、先生同士で会話をすることがあります。

宿題の量はどれくらいにしたのか、いつまでに提出にしたのか、提出方法はどうするのか…。

また新人の先生であれば、宿題はどの程度がいいのかがわからないため、ベテラン先生にアドバイスをもらっていることもあります。

また、先生は常に生徒の目線に立って物事を考えてくれていることもありますよね。

時にまったく生徒の気持ちを考えずに大量の宿題を出してしまう先生がいますが、生徒から告発があった際に「○○先生の宿題は多いと不評ですよ…」なんてやんわり伝えてくれることがあります。

生徒にとって味方になってくれるのもまた先生なんですね。

12.授業の進行状況

先生であれば、授業の進行状況はとても気になるものです。

自分の担当する科目だけ進行状況が遅れている場合、他の科目を理解するにあたって理解しがたい項目が発生する可能性もあるからなんです。

例えば、数学で習った公式を物理などの科目で利用した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、他の科目がどんどん進んでいると確信できるとなると「自分も負けてられない!」「もっとわかりやすい授業で先に進めよう」なんて先生のモチベーションアップにもつながるんです。

また、授業の進行状況が良いことをわざわざ話題に出して、ほめてほしいと考えている先生もいます。

13.学校行事

文化祭、体育祭、芸術祭など学校には色々な学校行事があります。

特に修学旅行などに行く際には、先生たちがあらかじめ修学旅行でまわるルートを考えるものです。

また、次の学校行事ではメインをどのようなものにするか、どのように生徒たちにアイディアを出し合ってもらうのか…などなど先生たちの間でしっかりと考えることになります。