仕事は効率よく終わらせたい。仕事に無駄な時間を費やしたくない。
誰しもがそんな思いを抱え、日々仕事に取り組んでいます。
しかし、仕事は1人で行うものではありません。
上司、同僚、部下、そして取引先の人達。
利害関係のある人達と取り組む必要があります。
そして、仕事をしていると誰かしらミスをしてしまいます。
そのせいで、仕事の対応に追われ、終電間近まで働く事になったり、沢山の仕事が舞い込んで来たりして、思わずため息をつかずにはいられない瞬間もあるでしょう。
自分のミスであればまだ受け入れることができたとしても、他人のミスの尻拭いだと、どうしても嫌味の1つや2つ言いたくなってしまうこともあると思います。
そして、仕事ができる人であればあるほど、誰かの尻拭いをさせられる事も多くなります。
今回のテーマは「尻拭い」についてです。
経験したことがある人も多い他人の尻拭い。
今回は、そんな尻拭いの対処法について具体的にお伝えしていきたいと思います。
仕事での尻拭いとは?
仕事での尻拭いとは、周囲の人の失敗により、自分がリカバリーをしなくてはいけない状態になってしまうことです。
部下が取引先の人を怒らせてしまい、一緒に謝罪に行ったり、はたまた同僚がミスをしてしまい、締切を間に合わせるために死にもの狂いで一緒に仕事したりという状態を言います。
特に仕事ができて、出世している人ほど、尻拭いをしなくてはいけない瞬間は多くなりがちです。
仕事で尻拭いばかりさせられる時の20個の対処法
仕事での尻拭いをさせられる人というのは、周囲から「この人に任せれば対応してくれる。」と信頼されている人です。
重大なトラブルが発生した際は、これ以上ミスは発生させたくないもの。
改善に向けて冷静に対応してくれる人に、リカバリープランを依頼してしまうのは当たり前の行動です。
しかし、尻拭いばかりさせられていると、心の中では「なんで自分が…。」という気持ちになってしまうこともあるでしょう。
ましてや、尻拭いで嫌な思いをした経験があると、対応したくないという気持ちにさえなってしまうものです。
尻拭いの数が増えてくると「いいように使われているのではないか。」という気持ちにさえなってしまうこともあるかもしれません。
誰しもが気持ちよく仕事はしたいものです。
だからこそ、仕事で尻拭いばかりさせられる時の対応方法を身に着けておく必要があります。
1.自分のやるべき仕事の範囲を把握する
大切なことは、「自分のやるべき仕事」と「他の人がやるべき仕事」を分担し、自分の仕事の範囲を明確にすることです。
責任範囲が明確になれば、ゴールも見えるので、達成すべき条件がクリアになり、余計なストレスを感じなくなります。
他の人がやるべき仕事に手を出さないようにする
責任感が強い人は、どうしても周囲の対応が気になってしまい、自分のやるべき仕事以外にも手を出してしまいがちです。
他人を気遣う気持ちはとても良いことですが、余計なストレスが自分にのしかかってきます。
冷たいようですが、まずは自分のやるべき仕事のみに集中すること。
仕事というのは分担作業です。
他の人がやるべき仕事に手を出すと、自分の仕事範囲が広がり、責任を負わされる羽目になるので、注意が必要です。
2.相手に期待をしない
仕事ができる人は、相手に自分と同じくらいのスキルを求めてしまう傾向があります。
しかし、仕事の出来不出来というのは、経験の差やもちろん、センスなどもあります。
仕事をする時は、相手に期待しないこと。
期待をしてしまうからこそ、仕事の出来にがっかりしてしまうのですから、はじめから期待をしないことが大切です。