いざという時に、上司の手助けを得られることはもちろん、状況を理解してもらうだけでも気持ちがだいぶ楽になるはずです。
尻拭いさせられていることを分かってもらう
自分1人で責任を担うことがかっこいいと考える人もいますが、それは仕事の姿勢としては良くありません。
良い報告ばかりをしたいという心境は分かりますが、上司には悪い報告もきちんとすることが大切です。
いざという時に助けてもらうために上司がいます。
尻拭いをしている状況というのはきちんと理解しておいてもらうべきです。
10.尻拭いを諦める
「いつもこいつの尻拭いをしている。」と感じることがあるとしたら、それはその人が、「誰かが助けてくれる。」という気持ちで仕事に取り組んでいるということかもしれません。
仕事に対して甘えが出ている状態です。
だからこそ、尻拭いをすることを諦めることも大切です。
尻拭いしなかったときの負担を相手に経験させる
尻拭いをさせられている相手には、尻拭いをしてあげなかったらどうなるかということも経験させることも教育です。
仕事が人任せ状態になっているのは、確実に甘えであり、仕事に取り組む姿勢として、悔い改めてもらう必要があります。
だからこそ、自分で最後まで責任をとるという経験をさせましょう。
11.尻拭いを他の人に任せる
自分に余裕がない時は、他の人に尻拭いを任せるのも1つの手段です。
尻拭いを任せられる相手に、対応をしてもらい、自分の負荷を軽減することも大切です。
尻拭いをすることで、いざという時の対応力を身に着けることもでき、成長にも繋がります。
信頼できる相手には任せるという選択肢をしてもよいでしょう。
自分がしなければと気負う必要はない
責任感が強い人は、尻拭いは自分がしなければという固定概念を持っています。
しかし、尻拭いをしてあげることはあなたの責任ではありません。
尻拭いをしなければいけないのは失敗した本人です。
だからこそ、自分がしなければいけないと気負う必要はないのです。
12.距離を置く
ミスばかりし、周囲に迷惑をかけている人であれば、一旦距離を置くのも1つの方法です。
助けてあげると、次から次へと尻拭いをしなければいけない場面が訪れます。
時には気付かないふりをすることも大切です。
全ての尻拭いをしてあげるなんて不可能です。
ましてや、数が増えれば増えるほど、ストレスも大きくなっていきます。
距離を置くことで、被害を蒙らない状況をつくりましょう。
13.自分に要因はないか考える
部下が失敗を繰り返す場合、自分にも要因がないか探ることも大切です。
相手のスキルに見合わないことをさせていないか、必要のないプレッシャーをかけていないか、無理をさせていないか等、自分にも要因がないか探りましょう。
相手が萎縮してしまっている可能性がある
過度のプレッシャーをかけることで相手が委縮してしまい、本来の力を出せていない可能性もあります。
責任感を感じすぎて、プレッシャーに耐えられず、ミスを起こしてしまうという状況となっていることも。
責任を担ってもらうことも大切ですが、のびのびと仕事をさせることも大切です。
「いざというときは自分が責任をとるから。」と伝え、相手が仕事をしやすい環境を作り上げることも大切です。
14.相手の事をよく知る
尻拭いが多くなっている場合は、相手のスキルに合わない仕事を任せている可能性もあります。