責任が自分にあると思えると、人を非難することはできません。
たとえば、一見すると人や環境、状況が悪いように見えたとしても、その中で自分は何をすべきなのか、何をしていなかったのかということを考えると自分の責任を全うすることに焦点を合わせないといけません。
勇ましい人は、責任感が備わっているため人を責めて責任を転嫁するようなことはしません。
16.行動力がある
勇ましい人が1番顕著に表れている性質は、やはり圧倒的な行動力でしょう。
思っているだけ、想像しているだけではどんなに立派なことを言ってもしょせん絵空事です。
自分が行動をしていないように見えても、ビジョンを形にしようと努力し、実行することは行動しているということです。
会社のオーナーは従業員に仕事をさせているように見えても、大きな仕事をしていますよね。
一見行動力は目に見えなくても、そういった行動の仕方もあります。
どちらにしてもビジョンだけに終わらず形にしようという強い意思があるのが勇ましい人の特徴です。
17.忍耐力がある
勇ましい人は果敢に行動し、行動の結果が出るまで待つこと、続けることができる忍耐力があります。
行動の結果はすぐにはでません。
山あり谷ありです。
そんなときにも気持ちを腐らせずグッとこらえられなければ目標を達成することができないということを知っているのです。
忍耐力をつけようと思ったら、心の中に明るい未来を見る事ができなければいけません。
歯を食いしばって何が何でも我慢するというのも時には必要かもしれませんが、未来への希望があるからこそ人に笑われようが、挫折しようが頑張れるのです。
勇ましさとは人や状況に対してのものではなく、今ここでの苦難をどうやって乗り越えられるかということも勇ましさです。
18.決断力がある
勇ましい人は行動力があり決断力もあります。
決断力がなければなかなか次の行動がとれません。
1つの目標の実現に向けての過程においても、さまざまな出来事が起こってきます。
それら一つ一つのことに決着をつけなくてはいけないことも出てきます。
うじうじしていては行動できなくなります。
ところで決断力がないと悩んでいる方への提案です。
勇ましい人になれと言われてもなかなか一足飛びにはなれませんが、決断力が足りないと自覚している場合の対処法としてお勧めしていることがあります。
決断しなければいけない場面に遭遇した場合、自分はこういう風に決断するんだという決まり事をつくってしまうのです。
いきなり重大事に適応させるのではなく、小さな事から始めてみてください。
たとえば、ふっと心に最初に思ったものを選択するとか、どちらの商品を購入しようかなと迷った場合は最初に手に取った方を必ず購入するなど、些細なことを実行してみましょう。
そのときにはもちろん後で失敗したな、と後悔するようなことも起こりますが、大切なのは後悔したときの感情を味わってみるのです。
些細なことだからこそ出来ることなのですが、後悔してもたいしたことないなとか、今度から後悔しないためにはどういう選択をすればいいのかなどを考える時間が出てきます。
選択をして後悔をする経験を何度か繰り返すうちに、選択をしたり後悔をすることに慣れてきます。
習うより慣れろです。
19.自分に自信がある
勇ましい人は自分に自信がある。
究極はこれではないでしょうか?
勇ましくあることは自分に自信がないことには成立しません。
自分に自信がない勇ましさは空威張りや、そのときだけの思いつきや勢いでやってしまうこと。
自分に自信がある人は威張ったり、自慢話しを延々としたりはしません。
そういったことをするのは自分に自信がないばっかりになんとか自分を大きく優秀に見せるためです。