「オーソドックス」という言葉についてみていきましょう。

「オーソドックス」の意味や使い方を例文や類語と併せて紹介していきます。

しっかりと覚えていきましょう。

「オーソドックス」の意味や使い方を学ぼう!

「オーソドックス」の意味や使い方をしっかり学びましょう。

この言葉は日常会話において頻繁に用いられる言葉です。

しっかりと学習していきましょう。

日常からスポーツまで幅広く使える言葉

「オーソドックス」という言葉は汎用性が非常に高い言葉です。

日常のいたるところからスポーツの分野まで、使われる範囲が非常に広範囲なのが特徴です。

是非ともこの言葉を自分のものにしていきましょう。

「オーソドックス」の意味

それでは「オーソドックス」の意味について紹介していきましょう。

一般的に正統的と認められている様子

「オーソドックス」の意味の1つ目は「一般的に正統的と認められている様子」のことを指していいます。

つまりは広く世の中に受け入れられているスタイル、とでもなるでしょうか。

例えば服装。

サラリーマンはスーツにネクタイ。

しかも色合いやデザインは奇抜なものはありません。

ダークグレーのスーツに単色系のネクタイ。

これがオーソドックスなサラリーマンのいでたちだといえます。

このように正統的な解釈のもとで成り立っている様子が「オーソドックス」の基本的な意味になるのです。

伝統的に承認されている様子

「オーソドックス」の2つ目の意味として「伝統的に承認されている様子」というものもあります。

例えばファッション。

男性にしろ女性にしろ「黒」という色は服の種類を問わず多くの人が選ぶカラーです。

黒を着こなしていれば特段、目立たずかといって恥ずかしくないファッション性が成立するから、という訳です。

このように伝統的なものというのは廃れたりすることがありません。

よって多くの人が活用することが可能になるのです。

従来通りのスタイルである様子

「オーソドックス」の3つ目は「従来通りのスタイル」ということになります。

つまり昔から変わらぬスタイルという事になります。

例えば高校生や中学生が使う通学カバン。

大抵、黒のカバンとなっています。

また制服にしても黒の学生服が一般的です。

しかし最近は各学校が個性を出そうということでブレザーなど、イメージを変えてきている傾向があります。

それほど学生服というのは黒の学ランが一般的だったのです。

無難にこなせるスタイル。

それが「オーソドックス」の真意になるでしょうか。

「オーソドックス」の語源

それでは今度は「オーソドックス」の語源についてみていきましょう。

英語「orthodox」は宗教的な分野の言葉

「オーソドックス」は英語で表記すると「orthodox」。

分解すると「正しさ」を表す「ortho」と「意見」という意味を成す「doxa」とになります。

宗教上では正統派を表す意味

また「オーソドックス」は宗教上においては「正統派」という位置づけで意味を表しています。

ただ、それぞれの宗派において自分たちが最も正統派である、という主張が強いのでこれが宗教におけるオーソドックス、とは断定しにくい要素が含まれています。

ギリシャ語としてのオーソドックス

さて、「オーソドックス」の語源をたどってゆくと、実はギリシャ語がその発祥となっているようです。

ギリシャ語の「オルトドクシア」という言葉から英語表記が誕生していったようですね。

意味を直訳すると「正しい考え」ということになるようです。

どうやらそこから宗教上の解釈に使われるようになったのでしょう。

「オーソドックス」の例文


それではここからは「オーソドックス」の例文をいくつかご紹介していきます。

「オーソドックス」の使い方をしっかり把握していきましょう。

挑戦より安心を選ぶならオーソドックスなやり方で行こう

ここで取り上げられているものは「やり方」です。

オーソドックスなやり方でやっていこう、そうすれば安心に事が運ぶ、ということを訴えています。

私たちの日常には何らかの作業が必ずありますね。

それをやっていくには確実性が求められます。

ただ、場合によってはスピードも求められます。

時間が差し迫っている状況ならば確実性よりも早く仕上げる、ということが優先されるからです。

ただ、例文では安心を優先させていますから皆が行うような安全策で乗り切る、ということになりますね。

オーソドックスではなく革新的な発想を我々は求めている

この例文が訴えていることは「革新」です。

つまり従来通りのオーソドックスなやり方では新しい何かが誕生しないことを訴えているのです。

確かに従来通りのオーソドックスなやり方ならば失敗はないでしょう。

但し生産性は今まで通りです。

それだと新しい時代の変化に乗り遅れる、という問題点があるからでしょう。

オーソドックスなやり方は時代と状況に応じて絶えず変化してゆくということですね。

オーソドックスだがディナーイタリアンのお店を予約しておいた

この例文は当たり障りのない食事の予約を行ったことを言っています。

イタリアンならば洒落ていますし、料金を支払う目的は十分に回収できるでしょう。

他の料理で冒険するよりも無難な選択だといえるわけです。

このようにオーソドックスなやり方は人々に安心感を与えます。

期待した結果がかえってくるという安心感があるからでしょう。

彼の書く文章はオーソドックスすぎて面白くないと感じる

この例文が訴えているオーソドックスは文章の書き方です。

文章というものは書き手の腕次第で読みやすくもなりますし興味のわかせ方が変わってきます。

その文章がいかにして読み手のニーズをつかんでいるか。

そして興味・関心を引かせ続ける工夫を凝らしているか。

面白い文章、興味を引く文章には読み手の興味・関心を捉えてはずさない工夫が施されているのです。

それを行っていない文章を「オーソドックス」という言葉で置き換えて批判されてしまっている、という事になるのです。

流行に左右されないオーソドックスなファッションが好きです

ファッションというものは絶えず最新の流行がついて回ります。

1年経てばあっという間に新しい新商品が市場を賑わすのです。

しかしながらずっと何年も同じ服装を貫く人もいます。

勿論、服自体が傷んだりしたら買い替えますが基本的な着こなしは同じです。

そしてそれも一つのファッションといえるのです。

このようにファッションは流行に過敏である面とそうでない面とを持ちあわせています。

流行に振り回されず自分が着たいと思うものを着る。

これがファッションにおけるオーソドックスさといえるのでしょう。

「オーソドックス」の類語


それではここからは「オーソドックス」の類語をみていきましょう。

正当な

「正当な」とは、道理や法規にかなった正しいことやその様、を表します。

つまり何らかの決まりやルールがあってそれに習った行動や規範を行っていることを指していいます。

人々が世の中を渡ってゆくためにはこの「正当さ」というものを身につけて行動することが求められるというわけです。

つまりは言い方を変えれば「オーソドックス」な生き方、ということになるでしょう。

正統な

「正当な」の意味は、正しい系統や血筋・嫡流を受け継いでいるものをいいます。

さらにその時代において社会で最も妥当とされる立場や思想も「正統」という意味で解釈されます。

「正統」には証明されるようなルールや決まりが文書化はされていません。

広く大衆やその事柄に関係する人たちから認められていることが肝心なのです。

主流な

「主流」とはいくつもの分派がある中で最も世の中に受け入れられている一派をさしていいます。

分かりやすいのは本家と分家という言い方でしょうか。

ただ、主流となるためには世の中からの指示を一心に受けなければなりません。

つまりいくらかつては主流の立場があったとしても時代の変遷とともに分家に追いつかれてついには抜かれてしまって反主流になってしまうこともあり得るのです。

本流な

「本流」とはいくつかある分派の中でもっとも王道的存在である一派をさしていいます。

川の流れに例えればわかりやすいでしょうか。

川の本流は大きく太いのが一般的ですね。

これを人間の世界に当てはめれば最も力と権を備えた一派ということになるでしょう。

ただ「主流」と同じく自己研鑽を怠っていると支流派にその立場を逆転されてしまう可能性をはらんでいることを忘れてはならないでしょう。

王道な

「王道」とはものごとが進むべき正統な道、ということになります。

つまり世間一般からの常識から離れておらず人の道をそれていない行為、ということになるでしょう。

王道を貫くためには間違った方法や社会規範に逸した行為を一切、排除し世の中の利益のために貢献する姿勢が求められます。

そういった意味では「オーソドックス」よりもはるかに崇高な意味を持つ言葉といえるでしょう。

定番

「定番」とは多くの品揃えの中にあってどうしても外すことのできない普及的なもの、あるいは絶対的なもの、という解釈になるでしょう。

例えばハンバーガーショップに行ったなら当然ながらメインメニューとなるハンバーガーは定番商品です。

あるいは一緒に勧められるポテトやコーラも定番商品でしょう。

このように無意識的に真っ先に思いついてしまうものが「定番」であり、そういった点においては「オーソドックス」に限りなく近い類語といえるでしょう。

普遍性

「普遍」とは「広く行き渡る」「極めて多くの物事に当てはまるさま」という意味になります。

つまり世の中の隅々にまで知れ渡った当たり前のこと、という事になるでしょう。

すなわち「オーソドックス」とは類語関係ということになります。

一般的に「普遍」的なものは10年や20年程度の時間の経過では朽ち果てないものをいいます。

一時的に流行って2~3年したら皆から忘れ去られているようなものは「流行り」として扱われます。

「普遍」とはそれらをはるかに超越した存在なのです。

クラシカルな

「クラシカル」とは「クラシック」と同じ意味になります。

つまり「古風」「古典的」といった意味になります。

古風で古典的なものは比較的、多くの人から認識され認知されています。

そういった点では「オーソドックス」と同類の意味を成しているでしょう。

例えばクラシック音楽の定番はベートーヴェンでありシューベルトやモーツァルトなどです。

これらはクラシック音楽というジャンルにあって「オーソドックス」な選曲と呼ばれるに十分なものといえるのです。

古典的な

「古典」とは古い時代に書かれた書物や芸術・学問の分野において歴史的価値をもち後世の人に教養を与えらえるものでもあります。

さらには古くからの定めや儀式とも取れます。

「古典的」という発想で考えると、いかにも古臭くて今の時代にそぐわない、という判断で片付けられてしまうこともあるでしょう。

しかし、そういったものがジャンルによっては当たり前と捉えられる傾向は今の時代にも残っています。

例えば神前式の結婚式などは古典的な代表格ではないでしょうか?全ての分野において古典的なものがオーソドックスな扱いではないにせよ、まだまだ世の中には古典的な風潮をオーソドックスと捉えている分野が結構、あるということなのです。

模範的な

「模範」とは人が見習うべき手本のことを意味しています。

そういった手本は真に基本に忠実で間違った行いはやっていません。

まさに「オーソドックス」な要素を取り入れているといえます。

よって類語の関係が成り立ちます。

保守的な

「保守」とは、「正常な状態を保つ」「旧来からの風習・伝統・考え方を守っていくさま」を表します。

そのような行いは大きな冒険はなく世間一般に受け入れられた行動様式が一般となります。

そういった観点から捉えれば「オーソドックス」な発想ということになるでしょう。

慣習に則った

「慣習」とは、古くから受け継がれてきている習わしやしきたりをいいます。

それらは明文化されていないものもあり、脈々と人々の行いに習慣化されてきました。

当然ながらそれらは慣れた動きがほとんどなので「オーソドックス」という範疇に入れて考えるべきものでしょう。

確立された

「確立」とはしっかりと打ち立てられたものをいいます。

それは制度・組織・計画・思想など世の中のあらゆる分野において使われる言葉です。

確立されたものというのは特殊なやり方や方法は使いません。

それまでの慣習や習わしに沿って行われます。

こういった革新的なものを排除した行動様式は「オーソドックス」的な発想といえるでしょう。

「オーソドックス」を正しく使いこなそう!

今回は「オーソドックス」についてみてまいりました。

この言葉は日常の様々な分野で使われます。

しっかりと学習して間違いのない使い方をやっていきましょう。