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「オーソドックス」の意味とは?使い...(続き2)

「オーソドックス」の語源

それでは今度は「オーソドックス」の語源についてみていきましょう。

英語「orthodox」は宗教的な分野の言葉

「オーソドックス」は英語で表記すると「orthodox」。

分解すると「正しさ」を表す「ortho」と「意見」という意味を成す「doxa」とになります。

宗教上では正統派を表す意味

また「オーソドックス」は宗教上においては「正統派」という位置づけで意味を表しています。

ただ、それぞれの宗派において自分たちが最も正統派である、という主張が強いのでこれが宗教におけるオーソドックス、とは断定しにくい要素が含まれています。

ギリシャ語としてのオーソドックス

さて、「オーソドックス」の語源をたどってゆくと、実はギリシャ語がその発祥となっているようです。

ギリシャ語の「オルトドクシア」という言葉から英語表記が誕生していったようですね。

意味を直訳すると「正しい考え」ということになるようです。

どうやらそこから宗教上の解釈に使われるようになったのでしょう。

「オーソドックス」の例文


それではここからは「オーソドックス」の例文をいくつかご紹介していきます。

「オーソドックス」の使い方をしっかり把握していきましょう。

挑戦より安心を選ぶならオーソドックスなやり方で行こう

ここで取り上げられているものは「やり方」です。

オーソドックスなやり方でやっていこう、そうすれば安心に事が運ぶ、ということを訴えています。

私たちの日常には何らかの作業が必ずありますね。

それをやっていくには確実性が求められます。

ただ、場合によってはスピードも求められます。

時間が差し迫っている状況ならば確実性よりも早く仕上げる、ということが優先されるからです。

ただ、例文では安心を優先させていますから皆が行うような安全策で乗り切る、ということになりますね。

オーソドックスではなく革新的な発想を我々は求めている

この例文が訴えていることは「革新」です。

つまり従来通りのオーソドックスなやり方では新しい何かが誕生しないことを訴えているのです。

確かに従来通りのオーソドックスなやり方ならば失敗はないでしょう。

但し生産性は今まで通りです。

それだと新しい時代の変化に乗り遅れる、という問題点があるからでしょう。

オーソドックスなやり方は時代と状況に応じて絶えず変化してゆくということですね。

オーソドックスだがディナーイタリアンのお店を予約しておいた

この例文は当たり障りのない食事の予約を行ったことを言っています。

イタリアンならば洒落ていますし、料金を支払う目的は十分に回収できるでしょう。

他の料理で冒険するよりも無難な選択だといえるわけです。

このようにオーソドックスなやり方は人々に安心感を与えます。

期待した結果がかえってくるという安心感があるからでしょう。

彼の書く文章はオーソドックスすぎて面白くないと感じる

この例文が訴えているオーソドックスは文章の書き方です。

文章というものは書き手の腕次第で読みやすくもなりますし興味のわかせ方が変わってきます。