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「神のみぞ知る」とはどういう意味?...(続き4)

何も手を打たないのにいい運だけを待っていてもそれはかなわない現実となるでしょう。

「運任せ」にするという心理は、どこかに逃げの気持ちが含まれている要素が強いでしょうね。

予想できない

予想できないとは、「これから起こる事象に対して決定的な判断を下せない状況」をいいます。

例えば競馬の予想ですね。

レース前にどの馬が1着でゴールを走るかは誰にも分りません。

だから公営ギャンブルとして成り立っているのです。

もし全てのレースを予想してピタリ当てる人間がいたら世の中の脅威になってしまうでしょう。

このような能力はまさに「神のみぞ知る」というものに当てはまるのです。

分からない

分からない、つまり「答えがみつけられない状態」というわけです。

答えを導くための経験も知識もデータもない。

まさに手探り状態なわけです。

「神のみぞ知る」という心境になっている状況なのです。

ただ、何でもかんでも「分からない」を連発してしまったらいけません。

本来、分からないことがあったら調べて勉強するのが人間の定めです。

はかりかねる

はかりかねるとは、「理解できない」「この先どうなるか分からない」といった意味があります。

まさしく「神のみぞ知る」という意味の類義語扱いとなります。

「はかりかねる」という言葉はかなり丁寧な意味合いで使われる言い方になってきます。

使うべき場面やシーンをよく考えて使いましょう。

運を天に任せる

運を天に任せるという言葉はほぼ「神のみぞ知る」と同じ意味をなします。

「やるべきことをやり切った。あとの結果に関してはもはや自分自身の思惑ではどうしようもない」という状況です。

またこの言葉は日常会話においてもよく登場します。

しっかり覚えておきましょう。

天命に任せる

天命に任せるとは、「自然な行動に任せる」という意味合いになります。

最終的な行動に関しては自身の手を委ねていませんので「神のみぞ知る」の類語として扱ってもいい言葉でしょう。

ただ、やり切るところまでやり切らずに天任せにしている印象も受けますので、細かく捉えればニュアンスは違ってくるでしょう。

ランダム

ランダムとは「無作為・任意」という意味になります。

つまり決め打ちをするのではなく大きく範囲を広げて行ってみる、ということになるでしょうか。

よってその結果については自分の予期せぬ事態になり得るということですね。

そういった意味において「神のみぞ知る」という心境と共通するというわけです。

運否天賦

「うんぷてんぷ」と読みます。

「人の運命は天の定めによる」という意味になります。

つまり「運を天に任せる」という解釈に繋がります。

まさに「神のみぞ知る」という意味合いと一致するということになるのです。