CoCoSiA(ココシア)

「譲歩」とはどういう意味?使い方や...(続き3)

結局、今回は自分が「譲歩」して映画を見る優先度を彼女に渡した、ということになります。

お互いにとってより良い提携を結ぶためにこちら側が譲歩した

この例文の背景はビジネスシーンなのでしょう。

企業同士の提携関係を結ぶにあたって、是非とも提携しておきたい企業との交渉が少々、こじれたようです。

しかし、この提携関係を結んでおけば生来的には損失は少ないと見込んだのでしょう。

契約を結ぶ段階においてこちら側が「譲歩」して相手有利な関係で提携を結んだ、という図式になるのでしょう。

食事に対しては何を言われようと譲歩するわけにはいかない

この例文の主人公は、食べることにかなりこだわりを持っているのでしょう。

食事に関しては「譲歩」できない部分が多数、あるようです。

「譲歩」できない部分ははっきり分かりませんが、もしかしたらテーブルに並ぶ料理の数、あるいはメニュー、はたまた素材にこだわりがあるのか。

そのあたりは定かではないですね。

食べることに命を懸けている方も多いのは間違いありません。

美味しい食事は何よりの楽しみですからね。

あまりに低姿勢過ぎると、かえって譲歩してもらえなくなる

ビジネスや商談の場においては、相手との適正な距離感、空気感というものが重要です。

つまりあまりに上から出てもいけないし、かといって下手に出過ぎても相手の機嫌を損なってしまう可能性があるからです。

相手が「譲歩」してくれるかどうかはこちらの出方次第のところもあります。

話の要点や肝を的確に掴み失礼に当たらないように話を進めていく。

運命の分かれどころは教科書にも書いていません。

自分の経験と勘が頼りになってくるでしょう。

とても厳しい条件を目にして、私は取引先に譲歩を求めた

ビジネスの場において、取引条件がこちらにとって非常に厳しくなるケースは往々にしてあることです。

黙ってそのままにしていたら相手の言い値通りで決められてしまいます。

何とかしてこちらの言い分を聞いてもらい「譲歩」してもらうためには相手の懐に飛び込んでいく覚悟がいるのです。

ビジネスとはいつ、いかなる時でも命懸けです。

少しでも有利な条件を獲得するために双方、必死な商談を行います。

ただ、安易に「譲歩」を頼んでも相手は簡単に容認してくれないでしょう。

ただ、相手も人間です。

話の中に心を打つような何かを感じさせれば決行、「譲歩」も取りにくいものではないのですよ。

「譲歩」の類語

それではここからは「譲歩」の類語をみていきましょう。

妥協

「妥協」とは、対立していた問題につき、双方が譲りあって一致点を見出して穏やかに解決する、という意味になります。

双方が、という点で少々ニュアンスが変わりますが、譲るという部分においては疑う余地のない類語となるのです。

「譲歩」も片方だけの立場で見れば「妥協」したといってもいいかも分かりません。

ただ細かい意味合いは確かに違ってきますので、使うべき場面をよく見極めて使い分けたいものです。

折り合い

「折り合い」とは、「譲り合って解決する」という意味になります。

「折り合い」も双方がよく話し合った末にお互いが一致点を見出すさまは「妥協」とよく似た意味の言葉となります。

そう思うと「譲歩」は片方が一歩下がってその場の一致点を探る行為になります。