「用意周到」なことができる人は「真面目」です。
「真面目」だからこそ人が嫌がるような作業や仕事もコツコツとやりこなせるのです。
「真面目」な人にとって「用意周到」にあらゆることをこなしていくのは、一種の縁の下の力持ち的立場の発揮ともいえるでしょう。
真面目な人物は残念ながら目立つという存在になりにくいでしょう。
つまり自己アピールが下手だともいえます。
その代わり人の役に立てるよう、仕事を円滑に行えるように気の利いた準備ができる。
まさにおもてなし精神の賜物といえるでしょう。
10.緊張しい
「用意周到」さを得意とする人は気が小さく「緊張しい」な傾向があります。
だからいざという時に失敗しないよう細かいところまで準備を整え本番に臨むのです。
そういったことをせずにぶっつけ本番で大舞台にのぼる気性の人も世の中には大勢います。
どちらがどうというわけではありません。
それらの人が混ざりあっているからこそ、「用意周到」さも際立つということです。
11.準備に時間がかかる
「用意周到」な人は準備に時間をかけてしまいます。
しかし、それは慎重さと心配性の結実です。
時間をかけて準備をするからこそ、隅々にまで注意が行き渡るのです。
その準備に時間をかけず最小限のチェックのみで本番に臨んでしまったらどうなるでしょう?恐らく必要なものがなかったりでやらなければならない作業が止まってしまうはずです。
これでは納期も工事期間も大幅に遅れて依頼主に多大な迷惑をかけるでしょう。
準備に時間がかかるのは主観の違う人から見たら「悪」かもわかりません。
しかし、長いスパンでみればそれは必ずや「正」になるのです。
12.約束を守る
「用意周到」な人は「約束」を守ります。
約束を守らない人はあらゆる事に関して大雑把で中途半端な傾向があるため、とても「用意周到」な仕事はできません。
「約束」を守る人物というのはたいてい、慎重であり心配性であり真面目でそして人から信用されています。
きちっとした仕事をこなせる人という評価を得ている人たちなのです。
容易周到に準備をこなせる人に約束を破るようないい加減な人物はあまりいないでしょう。
13.人の気持ちがわかる
「用意周到」なことができる人は「人の気持ち」がわかるのです。
だからかゆいところに手が届く準備ができるのです。
人の気持ちがわかるということは様々な「ニーズ」を掴めるということにもなります。
こうやっておけば更に仕事が効率化できるだろう、といった問題意識を持っているからこそ成しえる能力なのです。
何も考えずにぶっつけ本番で飛び込む勇気はないでしょうが、キメの細かい行き届いたサービスを提供できる人たちなのです。
特にサービス業においては人の気持ちがくめない人間ではとても務まらない羽目になってしまうでしょう。
14.安心感がある
「用意周到」さを得意とできる人には「安心感」という評価をもらえることができるのです。
「安心」には「信用」も同時についてきます。
つまりこの人になら安心して仕事を任せられる、というお墨付きをもらえているわけです。
これは決して人を裏切らないからこそ得られる評価なのです。
おおいに誇っていい特徴といえるでしょう。