爽やかで男気に溢れ、ちょっと強引でおバカ系な体育会系男子。
彼らは長い間、女性からも社会からも高い人気を誇っていました。
今でも体育系男子がタイプ、という女性を見つけるのは簡単だと思えるほど安定した人気をキープしていることは確かです。
しかし、現代ではその体育課系男子人気にもある変化が表れているんです。
体育会系男子の生態や特徴、人気の秘密などを徹底解剖してみましょう。
体育会系って何?
「体育会系」とは、本来は学校で行われる部活動の分類として使われる言葉です。
サッカー部や野球部はもちろん、弓道、剣道など身体を動かすスポーツを行う部活動やサークルは全て体育会系と呼ぶことができます。
反対に吹奏楽や研究会などの主に室内で行う活動は文科系と呼びます。
その「体育会系」という言葉が、今では本来の意味から派生して、スポーツ系の活動をしている人々の気質や性格などを総称した言葉として使われるようになりました。
女性の皆さんは体育会系男子と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。
実直で真面目、ちょっと悪そうなオラオラ系、爽やかスポーツマンなど体育会系にも色々なタイプの体育会系男子が思い浮かぶかと思います。
しかし、彼らに共通しているのはどんなタイプの体育会系男子でも、男気が強く肉食系だということではないでしょうか。
中学高校で運動部に所属していた人
中学や高校で運動部に所属していた男子は、生粋の体育会系男子です。
思春期の一番人格形成に影響がある時期に体育会系の世界に浸かり込んだ彼らは、骨の芯まで体育会系気質に染まったまさに、体育会系男子のサラブレッドというべき存在でしょう。
そのまま運動一筋で成長していくと、素直で不器用な体育会系男子となっていきます。
部活動に打ち込むあまり、女性との関わりが少なく、イメージよりも初心な男子が多いのも特徴的です。
高校や大学などに進学した時に部活動をやめてしまったタイプは、持ち前の体育会系男子の魅力と性格でモテることで、女性関係の豊富な遊び人系体育会系男子になるケースもありますね。
現場系など、働く場所にもよる
社会に出てからも体育会系と呼ばれる世界は存在します。
市場や漁港、建築関係、運送業など現場系と呼ばれる職種は思考や行動パターンが体育会系のそれと大変似ています。
このような職場で働いているうちに、大人になってから体育会系男子になっていく人も少なくありません。
しかし、こういった世界は入った初日から体育会系のルールが適用されてしまいます。
今まで体育会系の世界に触れてこなかったような男性は、突然押し付けられる理不尽に耐え切れず、早々に辞めてしまうことも多いようです。
体育会系男子の特徴!
そんな、スポーツ命で生きてきた爽やかな体育会系男子という人種は、どんな性質を持っているのでしょうか。
今まで何となくイメージだけで体育会系男子という言葉を使っていた皆さんも、体育会系男子の基本的な特徴をチェックして、彼らの生態を詳しく理解してみてください。
周りにいる意外な人物が、体育会系男子だったりするかもしれませんよ?
根性論で乗り切ろうとする
辛い部活動での練習や過酷な職場状況、また、周囲を取り巻く体育会系の人間関係に日々鍛えられてきた体育会系男子は「根性」という言葉が大好き。
体育会系の世界で生きてきた男性の気質には「努力をすれば何事も達成できる」という根性論が深く染みついているのです。
それもそのはず、体育会系の世界では根性さえあれば何でも乗り越えられるというド根性精神が当たり前で、周囲からもその姿勢は強く評価される傾向にあるのです。
もちろん、その根性で問題を解決しようとするポジティブな姿勢は実社会でもとても評価されます。
とはいっても、社会に出てしまうと、実際問題としてそれでは解決できないこともでてきますよね。
本来なら人は壁にぶつかった時、今までのやり方を省みて柔軟に考え方を変えていくものです。
しかし魂までどっぷり体育会系の根性論精神に浸かっている男子は、中々その思想を変えることができません。
結果、周囲から勢いだけで物事を語る暑苦しい人、という印象を持たれてしまうことも…。