何事も自分の都合を優先し、周りのことを考えられない自己中心的な性格というイメージが強いマイペースという性質。

しかし、マイペースと自己中心的な性格には天と地ほどの差があることをご存知でしょうか。

マイペースというのは言い換えると、人の失敗を責めないおおらかで器の大きい性質と言えます。

一般的な悪いイメージが強くついてしまっているマイペースという性格について、隠された魅力を見ていきましょう。

さらに、マイペースな人にありがちな特徴や恋愛や仕事の場でマイペースな人と気持ちよく関わるためのテクニックなども一緒にご紹介します。

マイペースな人にどんなイメージを持っていますか?

皆さんは、マイペースな人という存在にどのような印象を抱いているでしょうか。

マイペースという性格は、空気が読めない、自分勝手、などネガティブなイメージを持たれていることが多いので、自身が「マイペースな人だね」と言われた時にはあまりいい気分がしませんよね。

確かに、マイペースな人は、自分の都合を優先させて物事を考えがちなのでワガママで自分勝手な印象を持たれてしまいがちです。

しかし、本当にマイペースな人はただワガママなだけなのでしょうか?

良い所が少ないのが一般的なイメージ


マイペースという性格のイメージは、あまり良いものではありません。

一般的な印象は、自己中心的で、自分が良いと思った行動しかしない人や、時間にルーズなので人よりも仕事が遅いと言ったものではないでしょうか。

確かに、マイペースな性格、というのは就活などでも長所の部分よりも短所に書くことが多い表現です。

人に合わせるよりも自分に合わせてしまうマイペースな人は、人に沿うことを美徳とする日本人の気質からすれば、少々苛立つ存在なのかもしれません。

そんなイメージが先行して、「マイペースだね」と言われると、不愉快な気分になる人も少なくないのです。

あなたが知らない魅力を持っている

しかし、マイペースな人という表現はけして馬鹿にしたり、けなしたりするためだけに使われるものではありません。

マイペースな性格には、あまり知られてはいないけれどとても素敵な魅力が沢山隠されているのです。

例えば、マイペースな人は自分を高望みして、無理に背伸びをした行動を起こすことがありません。

自分ができる最大の範囲を冷静に理解しているので、自己分析能力が高く、無茶な行動で失敗をすることが人よりも少ないという長所に繋がります。

また、自分が自分のペースで物事を考えるため人の意見を否定することも少ないのがマイペースな人の魅力です。

マイペースな人は、人も自分と同じように自分自身の適したペースがあると知っているので、例え自分が思い描いた行動を相手がしなかったとしても、過剰に怒ったり、責めたりせずおおらかに受け止める精神力があるのです。

このように、マイペースな人も見方を変えるととても素晴らしい性質を持っています。

あの人はマイペースだから、と距離を置くのではなくその人がいい人だと思える部分を見つけることに努めてみましょう。

きっと、今まで気付かなかった新しい魅力に気づくはずです。

マイペースな人の6個の特徴


それでは、マイペースな人によくみられる特徴をピックアップして見ていきましょう。

これらはマイペースな性格にありがちな特徴なので、良い部分も悪い部分もご紹介します。

短所、長所双方をつかみ、マイペースな人の考え方を知ることでストレスなく、相手と関われるようにしていきましょう。

1、自分の都合で行動する

マイペースな人に一番言われる特徴は、とにかく自分の都合が最優先、というもの。

日本人は一般的に、お互いに空気を読み合い迷惑にならない行動を取ろうとします。

もし相手に不快な思いをさせる、と感じたら例え自分がしたいことでも我慢して相手に譲る、などとても控えめで謙虚な気質が強く浸透しているのです。

その中で、マイペースな人の、自分の都合やしたいことはとりあえず主張するという性格は、異質で悪目立ちしてしまいます。

本来なら、遠慮している人達だって自分の都合を最優先したいはずですよね。

そんな中で空気を読まないで自分の主張を突き通すマイペースな人の思考は疎まれても仕方ない部分なのかもしれません。

周りに気遣いが出来ない

マイペースな人は、自分がしたいと思ったことは周りの都合などお構いなしに遂行しようとします。

例えば、仕事が繁忙期でみんな残業をしているのに、行きたいライブがあるからと早退しまったり、平日の真夜中なのに突然飲みに行こう、と寝ている友人の家を訪ねる、など気遣いができない行動が目立ちます。

しかし、これはけして悪意を持って行っていることではありません。

とにかく、マイペースな人は周りに気遣いができないのです。

とりあえず自分がしたいと思ったから言ってみる、やってみるという本能で動く彼らは、それを断れたり咎められたりしてもさして気には留めません。

自分は自分の都合でこういう行動をした、相手は相手の都合でそれを断ったという事実でしか認識しないので、人に気遣いができず反省しない性格というイメージを持たれてしまうのです。

2、時間にルーズ

自分の都合でしか物事を考えられないマイペースな人は、時間もルーズな傾向にあります。

そもそも、マイペースな人は時間にルーズなことをそんなに悪いことだとは思っていないことが多いのです。

彼らは、例え多少遅刻をしても間に合えばいい、最終的に帳尻が合えばいいと思って行動しています。

行動の結果さえ伴えば納得できるので、途中の時間配分はあまり意識していないのです。

そこに、自分の都合を優先させる思考が加わると、例え時間にルーズなことで相手がイライラしていても気にしない、という大雑把な性格が出来上がってしまいます。

反対に、マイペースな人は相手の遅刻やルーズさもあまり気にしません。

自分も遅刻するのだから、相手のことを責める筋合いはないと思っているので例え遅刻したり締め切りが多少伸びてしまっても厳しく責めたりしないおおらかな一面もあるのです。

遅刻は当たり前

マイペースな人にとって、遅刻は行けないことではなくもはや当たり前のこと。

自分は遅刻するタイプだとみんな分かっているのだから気にしないでほしいくらいに思っていても可笑しくありません。

なので、例え待ち合わせに遅刻したから置いて行かれてしまった、なんて状況に陥っても傷ついたり怒ったりすることはあまりありません。

自分が遅刻してしまったのは仕方の無い事で、相手がそれを待てずに出発してしまったのも仕方のないこと、だからゆっくり後を追いかけよう、とどこまでもマイペースに行動するでしょう。

自分は遅刻してもいいけれど、相手は待たなければ許さないというタイプはマイペースなのではなく、ただ傲慢でワガママなだけです。

マイペースと自己中心的なワガママには実は大きな違いがあるのです。

3、「やりたい」と思ったら即、行動

仕事などで何かを新しいことをしたい、と思った時には周囲の人を誘ったり同じようにしたいと思っている人を探して足並みをそろえてから物事に取り組むのが一般的な人のやり方です。

けれどマイペースな人は、新しいことを思いついたらとにかく行動に移さなければという衝動にかられ、何も考えず猪突猛進でそれに向かって走り出してしまいます。

例え、その時他に仕事を抱えていたとしてもそんなことはお構いなし。

失敗も恐れず、とにかく自分が納得するまでやりたいことを突き詰めて行い、その勢いはちょっとやそっとではとめることができません。

クリエイティブな環境ならば、そんな激しい衝動も素晴らしい作品を生み出す要因になり得るかもしれませんが、一般社会では一人が自分勝手に新しいことを始めてしまうとそれまで懸命にそろえてきた足並みが崩れ、積み重ねてきたものを崩してしまう恐れがあります。

マイペースな人のやりたいことへの情熱は、扱い方によって才能が発揮される場にも、業務の足を引っ張る原因にもなるのです。

他人に合わせられない

やりたいと思ったら即行動に移してしまうというのは、他人に行動を合わせられないマイペースな人特有の気質です。

マイペースな人は、他人のことを考えてその行動に足並みをそろえるということがとても苦手なので、周囲の空気を読まずすぐにやりたいことに手を出し、飽きたらまた別のことに取り組むなど自由な行動を控えることができないのです。

4、サバサバした人間関係を築く

自分の気持ちに正直に生きているマイペースな人は、相手の顔色を窺って嘘をついたり媚びを売ったりといった行動をあまり好みません。

そのため、人から見るとサバサバとした人間関係を築ける人、という印象が深くなります。

特に女性社会は、複雑な人間関係が絡み合い、感情と理性が入り混じった人間関係を作り上げがちです。

そんな中で、自分の意志を通し、人に迎合しないマイペースな人物は男らしく頼りがいがある、と思われることもあるくらいなのです。

自分のペースを乱したくない

周囲の人に媚びないというマイペースな人間関係の保ち方は、自分のペースを乱されることが嫌いな性質からくるものです。

周りの人間関係に染まって上手く立ち回ろうとすると、否が応でも自分が思っていないことを言ったり、やりたくないことをやらなければいけない状況に陥ることがあります。

マイペースな人にとって、自分がしたく無い事に時間を割かれるというのは何よりも嫌なこと。

そんなことをするくらいなら、一人でいた方がよっぽど楽だ、と思ってしまうのです。

5、裏表がない性格

マイペースな人は、人に良く見られたい好かれたいと思うことがあまりありません。

自分の好きな相手は好きだし、苦手な人間は苦手、とはっきり表現するため裏表がない性格をしているという風にも捉えられます。

その裏を読めない性格ゆえに、悪口を直接本人に伝えてしまったり、トラブルメーカーに対してみんなが思っていても言えないことをはっきり告げてしまう、など対人関係のトラブルを巻き起こす原因にもなってしまうことはあります。

しかし多くの場合、裏表のある人間関係に浸かれている人々にとっては、正直で信頼のおける性格と好意的な見方をされるでしょう。

ちなみにマイペースな人は、その場にいない人の悪口を言うという慣習などをあまり理解しないので、悪口や陰口を言うときには本人に言わないで、とくぎを刺す必要もあります。

目上の人であっても態度が変わらない

人によって態度を変えないのは素晴らしい事ですが、目上の人にも普段通りの態度で接してしまうのがマイペースな人の欠点です。

自分が本気で尊敬している相手に対しては礼儀を尽くすのですが、形式的に目上に当たるような人物には、まるで同僚と話すかのようにフランクな態度を取ったり意見をはっきりと言ってしまうことがあります。

立場に臆さず自分の意見を言えるというのはいいことなのですが、年功序列社会である日本では生意気な奴と思われかねないので周りのフォローが必要となります。

マイペースな人が目上の人と話す機会があるときは、前もってその人がどんな立場の人間なのか、その人の機嫌を損なうとどんな被害があるのかを説明しておきましょう。

自分にデメリットがある、と理解できれば相手を尊重した態度を取って接することができるようになります。

6、ポジティブシンキング

自分が生きたいように生きるという本能が強いマイペースな人は、ちょっとやそっとのトラブルではめげたりしません。

これは、自分の行う行動が全て自分の意志を通して決めたことだから持つことができる前向き精神です。

自分の意志を曲げずに決めたことだからこそ、例え失敗したとしても「やっぱりあっちにしておけばよかった」などと後悔することがありません。

失敗を正面から受け止めて、次の成功に向けての努力をすぐに始められるのがマイペースな人の切り替えの早さが良く活きている面と言えるでしょう。

一見、反省のない態度にも見えてしまいますが、マイペースな人も反省していないわけではないのです。

しかし、マイペースな人の反省はあくまで自分自身と向き合って心の中で行われているので、周囲には分かりづらく、失敗しても気にしない、反省の色が無いといった印書を持たれてしまうことがあります。

急なトラブルにも対応出来る