例えば、仕事が繁忙期でみんな残業をしているのに、行きたいライブがあるからと早退しまったり、平日の真夜中なのに突然飲みに行こう、と寝ている友人の家を訪ねる、など気遣いができない行動が目立ちます。
しかし、これはけして悪意を持って行っていることではありません。
とにかく、マイペースな人は周りに気遣いができないのです。
とりあえず自分がしたいと思ったから言ってみる、やってみるという本能で動く彼らは、それを断れたり咎められたりしてもさして気には留めません。
自分は自分の都合でこういう行動をした、相手は相手の都合でそれを断ったという事実でしか認識しないので、人に気遣いができず反省しない性格というイメージを持たれてしまうのです。
「気遣い上手な人の19個の特徴や行動習慣」の記事で紹介している、気遣い上手な人の行動習慣を真似してみるといいかもしれませんね。
2、時間にルーズ
自分の都合でしか物事を考えられないマイペースな人は、時間もルーズな傾向にあります。
そもそも、マイペースな人は時間にルーズなことをそんなに悪いことだとは思っていないことが多いのです。
彼らは、例え多少遅刻をしても間に合えばいい、最終的に帳尻が合えばいいと思って行動しています。
行動の結果さえ伴えば納得できるので、途中の時間配分はあまり意識していないのです。
そこに、自分の都合を優先させる思考が加わると、例え時間にルーズなことで相手がイライラしていても気にしない、という大雑把な性格が出来上がってしまいます。
反対に、マイペースな人は相手の遅刻やルーズさもあまり気にしません。
自分も遅刻するのだから、相手のことを責める筋合いはないと思っているので、例え遅刻したり締め切りが多少伸びてしまっても厳しく責めたりしないおおらかな一面もあるのです。
「ルーズな人の14個の特徴」の記事でも、ルーズな人について紹介しています。
ルーズな人は周りの人にも良い印象を与えないので、直していけるといいですね。
遅刻は当たり前
マイペースな人にとって、遅刻は行けないことではなくもはや当たり前のこと。
自分は遅刻するタイプだとみんな分かっているのだから気にしないでほしいくらいに思っていても可笑しくありません。
なので、例え待ち合わせに遅刻したから置いて行かれてしまった、なんて状況に陥っても傷ついたり怒ったりすることはあまりありません。
自分が遅刻してしまったのは仕方の無い事で、相手がそれを待てずに出発してしまったのも仕方のないこと、だからゆっくり後を追いかけよう、とどこまでもマイペースに行動するでしょう。
自分は遅刻してもいいけれど、相手は待たなければ許さないというタイプはマイペースなのではなく、ただ傲慢でワガママなだけです。
マイペースと自己中心的なワガママには実は大きな違いがあるのです。
3、「やりたい」と思ったら即、行動
仕事などで何かを新しいことをしたい、と思った時には周囲の人を誘ったり同じようにしたいと思っている人を探して足並みをそろえてから物事に取り組むのが一般的な人のやり方です。
けれどマイペースな人は、新しいことを思いついたらとにかく行動に移さなければという衝動にかられ、何も考えず猪突猛進でそれに向かって走り出してしまいます。
例え、その時他に仕事を抱えていたとしてもそんなことはお構いなし。
失敗も恐れず、とにかく自分が納得するまでやりたいことを突き詰めて行い、その勢いはちょっとやそっとではとめることができません。
クリエイティブな環境ならば、そんな激しい衝動も素晴らしい作品を生み出す要因になり得るかもしれません。
しかし、一般社会では一人が自分勝手に新しいことを始めてしまうと、それまで懸命にそろえてきた足並みが崩れ、積み重ねてきたものを崩してしまう恐れがあります。
マイペースな人のやりたいことへの情熱は、扱い方によって才能が発揮される場にも、業務の足を引っ張る原因にもなるのです。
他人に合わせられない
やりたいと思ったら即行動に移してしまうというのは、他人に行動を合わせられないマイペースな人特有の気質です。
マイペースな人は、他人のことを考えてその行動に足並みをそろえるということがとても苦手です。
周囲の空気を読まずすぐにやりたいことに手を出し、飽きたらまた別のことに取り組むなど自由な行動を控えることができないのです。
4、サバサバした人間関係を築く
自分の気持ちに正直に生きているマイペースな人は、相手の顔色を窺って嘘をついたり媚びを売ったりといった行動をあまり好みません。
そのため、人から見るとサバサバとした人間関係を築ける人、という印象が深くなります。
特に女性社会は、複雑な人間関係が絡み合い、感情と理性が入り混じった人間関係を作り上げがちです。
そんな中で、自分の意志を通し、人に迎合しないマイペースな人物は男らしく頼りがいがある、と思われることもあるくらいなのです。