自分のペースを乱したくない
周囲の人に媚びないというマイペースな人間関係の保ち方は、自分のペースを乱されることが嫌いな性質からくるものです。
周りの人間関係に染まって上手く立ち回ろうとすると、否が応でも自分が思っていないことを言ったり、やりたくないことをやらなければいけない状況に陥ることがあります。
マイペースな人にとって、自分がしたく無い事に時間を割かれるというのは何よりも嫌なこと。
そんなことをするくらいなら、一人でいた方がよっぽど楽だ、と思ってしまうのです。
5、裏表がない性格
マイペースな人は、人に良く見られたい好かれたいと思うことがあまりありません。
自分の好きな相手は好きだし、苦手な人間は苦手、とはっきり表現するため裏表がない性格をしているという風にも捉えられます。
その裏を読めない性格ゆえに、悪口を直接本人に伝えてしまったり、トラブルメーカーに対してみんなが思っていても言えないことをはっきり告げてしまう、など対人関係のトラブルを巻き起こす原因にもなってしまうことはあります。
しかし多くの場合、裏表のある人間関係に浸かれている人々にとっては、正直で信頼のおける性格と好意的な見方をされるでしょう。
ちなみにマイペースな人は、その場にいない人の悪口を言うという慣習などをあまり理解しないので、悪口や陰口を言うときには本人に言わないで、とくぎを刺す必要もあります。
目上の人であっても態度が変わらない
人によって態度を変えないのは素晴らしい事ですが、目上の人にも普段通りの態度で接してしまうのがマイペースな人の欠点です。
自分が本気で尊敬している相手に対しては礼儀を尽くします。
しかし、形式的に目上に当たるような人物には、まるで同僚と話すかのようにフランクな態度を取ったり意見をはっきりと言ってしまうことがあります。
立場に臆さず自分の意見を言えるというのはいいことなのですが、年功序列社会である日本では生意気な奴と思われかねないので周りのフォローが必要となります。
マイペースな人が目上の人と話す機会があるときは、前もってその人がどんな立場の人間なのか、その人の機嫌を損なうとどんな被害があるのかを説明しておきましょう。
自分にデメリットがある、と理解できれば相手を尊重した態度を取って接することができるようになります。
6、ポジティブシンキング
自分が生きたいように生きるという本能が強いマイペースな人は、ちょっとやそっとのトラブルではめげたりしません。
これは、自分の行う行動が全て自分の意志を通して決めたことだから持つことができる前向き精神です。
自分の意志を曲げずに決めたことだからこそ、例え失敗したとしても「やっぱりあっちにしておけばよかった」などと後悔することがありません。
失敗を正面から受け止めて、次の成功に向けての努力をすぐに始められるのがマイペースな人の切り替えの早さが良く活きている面と言えるでしょう。
一見、反省のない態度にも見えてしまいますが、マイペースな人も反省していないわけではないのです。
しかし、マイペースな人の反省はあくまで自分自身と向き合って心の中で行われています。
周囲には分かりづらく、失敗しても気にしない、反省の色が無いといった印象を持たれてしまうことがあります。
でもやっぱり、ポジティブシンキングな人って一緒にいて楽しいですよね。
急なトラブルにも対応出来る
切り替えが早いということは、突然起こったトラブルにも迅速に対応ができるというメリットにも繋がります。
トラブルが起こった時、周囲のことを考えられる人は原因が何かいつまでも気にしたり、自分が何か悪いことをしてしまったのではないかと過剰に落ち込み、中々対策を練るために頭を切り替えることができません。
マイペースな人は、起こってしまったことは仕方がない、とポジティブに考えられるので急なトラブルの対処係にはうってつけなのかもしれません。
マイペースな人って付き合い難そう…
マイペースな人は、関わっているとストレスが溜まりそうなどと思われがちですが扱い方さえ考えればとても気楽に接することができる性格なんです。
折角とても気が合うかもしれない相手なのに、先入観だけで付き合いをしないでいるのはとてももったいないことだとは思いませんか?
マイペースだからといって付き合いを敬遠するのではなく、相手の良い部分を見て気持ち良く付き合えるように自分自信の考え方や接し方を変えてみてはいかがでしょうか。
マイペースな人は、ビジネスとプライベートによって上手な扱い方が異なります。
ビジネスでは相手のことを上手く転がし、利用することがポイント。
反対に、プライベートでは、相手を理解しお互いの意見を共有することが大切です。
それでは、詳しいマイペースな人との接し方を仕事上での付き合い方と恋愛での付き合い方の2パターンから見ていきましょう。