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ポンコツな仕事をする人の19個の特...(続き5)

今より少し努力すれば、今以上に出世できるかもしれないと頭では分かっていても、「頑張っても疲れてしまうだけ」「出世しなくても、今のまま働いてある程度のお金がもらえればいい」などという考えになってしまうことがあります。

そうなると自分から行動をすることもしないし、与えられた仕事以上のことをしようとは思わないのでしょう。

また、「もし上手くいかなかったら・・・」などとぐちぐちと思い悩んでしまうため、中々行動に移すことが出来ない場合もあります。

常に物事を良くない方面で考えてしまうため、何か一つ行動に移す際にも、それが悪い結果になることを癖のように想像してしまうのです。

そして実際に、悪いことばかり考えていると、結果も同じように悪くなってしまうことが多いです。

それを自分の考え方が原因だとは気づかずに、「ほらやっぱり悪い結果になった」と思ってしまうため、ますます良い方向から自分で遠ざかってしまいます。

常に悪い方向へ、良くない結果ばかりを考えてしまうため、向上心が心に芽生えることは難しいです。

19. 人に厳しく自分に甘い

ポンコツと言われる人は、人に厳しく自分には甘い傾向があります。

常に自分のことだけで精一杯で、気持ちにまったく余裕がないため、人の気持ちを上手く汲み取ることが出来ずについ厳しい感情を抱いてしまうことが多いのです。

例えばある人が、仕事が上手くいかずに周りに迷惑をかけたとします。

周りの人たちは謝るその人を宥めて穏やかな対応を取りますが、そんな様子を見ながら「まったく、人に迷惑なんてかけるなよ」とつい心の中で悪態をついてしまうこともあります。

そうして人のミスや失態を責めますが、いざ自分が同じようなミスを犯した場合には、開き直って「自分は悪くない!下手な指示を出した上司が悪いんだ!」などと、自分に甘い言い訳をします。

そのように、自分のことは棚に上げて他人を責める態度が表に出てしまっているため、周りの人からはポンコツと思われてしまいやすいのかもしれません。

ポンコツ同僚とうまく付き合うには?

もしも会社であなたの周りにポンコツな同僚がいたら、例え直接関わり合いにならなくても、一々その存在が悪目立ちするため嫌でも気になってしまうでしょう。

自分が集中して仕事をしたいと思っているのに、近くの席でドタバタと無駄な動きをしていたり、何度も上司の怒声が飛んだりしては、同じ空間で仕事をするのも嫌になってしまいますよね。

また、もしそんなポンコツな同僚と一緒に仕事を任せられたりしたら・・・想像するだけでもうんざりしてしまうと思います。

しかし、残念ながらこちらがどうこう言っても相手の言動が変わることはあまりありませんので、真剣に相手をするとこちらが疲れてしまいます。

では、どんなふうに上手に付き合っていけば良いのでしょうか?

イラッとしたら切りがないので、最初から期待しない

ポンコツな人は、何をやっても駄目なことが多いので周りからポンコツと言われてしまいます。

それを理解してあげれば、相手が一々失敗をしても、「この人はポンコツだから仕方がない」とこちらも諦められるかもしれません。

しかし、理屈の上では分かっていても、毎回のように失敗や足を引っ張られると、やはりイライラしてしまいますよね。

最初から「この人は出来ない人」と諦めて期待しないことは出来ますが、そうなるとその人が出来なかった時のことを考えて、周りが最初からバックアップやフォローが出来るように余分に仕事をしておく必要が出てきます。

それを不満に思えてしまうこともあるでしょうが、後々自分にも火の粉がかからないように、自分の身を守るためだと自分の心に言い聞かせて、なるべくイライラで心をかき乱されないように努めましょう。

褒めて自信をつけてあげよう

「豚もおだてりゃ木に登る」ということわざがあるように、どんなにポンコツな人でも、上手に褒めて自信をつけさせてあげることで、ポンコツな行動が改善されるかもしれません。

ポンコツな人は、能力の低さの割にプライドが高いことが多いです。

そのため、その性格を上手に利用して、自分の思うように相手を伸ばしてあげることも、出来る社会人としては必要なスキルの一つと言えます。

もし、あなたがポンコツな同僚と組んで仕事をしなければならなくなった時には、自分に迷惑がかからず、かつスムーズに仕事が出来るように、相手を褒めて出来そうな仕事を任せましょう。

仮に失敗しても、「自分もよくこういうミスをするから大丈夫」とさも何でもないことのように流して、さっさと作業に取り組みましょう。

相手をおだてるには、自然と自分がへりくだることもありますが、そこはグッと堪えて、後の評価に繋がるように努力しましょう。

相手がポンコツだからと一々喧嘩になっていては、上司からはどっちもどっちだというふうに見られてしまいます。

しかし、上手く相手を動かして成功を収めることが出来れば、上司はあなたの仕事のみでなく、対人関係におけるスキルも認めてくれることでしょう。

心を開かせるために、こちらも欠点を見せて警戒を解く

ポンコツな人はネガティブですが、プライドはとても高いです。

そんな人の警戒心を解くには、自分にもネガティブな面があり、ミスや出来ないことがあるということを相手に示す必要があります。

例え本当は自分が自信に満ち溢れていたとしても、その態度で接してしまうと相手は警戒心を強めてしう可能性があります。