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職場でありがちなハラスメント20選...(続き2)

周りも注意したいのですが、注意した方がパワハラやモラハラに当たるのではないかと思い、なかなか注意できないのが現状です。

8.カスタマーハラスメント~お客様だから何を言ってもいいと思い込んでいる~

買った商品にクレームを言う時、怒鳴ったり何時間も苦情を言うハラスメントです。

売る側が、手出し出来ないのをいいことに言いたい放題。

最近はメーカーのお客様相談室に電話を繋げる前は、発言が録音されていると、テープで告げてからコールセンターに繋ぐ場合が多いです。

9.アルコールハラスメント~もっと飲めとすすめる~

職場の飲み会などでアルコールが苦手な人に、「もっと飲め」とすすめるハラスメントです。

このハラスメントは生死に関わるもので、たくさん飲ませると急性アルコール中毒になり、死亡するケースが過去に何件もあります。

職場の飲み会だけでなく、大学サークルの飲み会などでも起きています。

10.カラオケハラスメント~無理矢理歌わせる~

歌いたくない人に無理矢理、歌わせるハラスメントです。

カラオケは誰にとっても楽しいという訳ではありません。

実は「歌を聴くのは好きだけど、カラオケで歌うのは苦手」と思っている人が40%もいます。

もし周りに無理矢理、歌わせようとしてる人がいたら「それカラハラですよ」と注意してあげましょう。

11.マタニティハラスメント~妊婦さんへの嫌がらせ~

職場にいる妊婦に精神的嫌がらせをするハラスメントです。

具体的には、検診で通院する妊婦が早退遅刻などをする際に、「妊婦は楽でいいね」や「妊娠は病気じゃないから、しっかり仕事をしてほしい」などの発言をするのが特徴です。

12.リストラハラスメント~リストラ対象者に嫌がらせ~

退職勧奨(社員に対して辞めて欲しいと告げること)をして、断った社員に対し嫌がらせをする行為です。

例としては、無視をする・1人だけの部屋で仕事をさせる・大幅な減給をする・仕事を回さない・退職勧奨を何度も勧める等があります。

過去にこれらの行為をした会社側が、訴えられた実例があります。

13.時短ハラスメント~あとは自宅で無料残業~

会社で残業を禁止したにもかかわらず、以前と変わらない仕事量、もしくはそれ以上の仕事量のノルマを課せる行為です。

結果的に社員は、サービス残業を余儀なくされてしまいます。

会社で仕事する場合もありますが、定時を過ぎたら会社を出て家でする人もいます。

色んな会社が働き方改革により、残業を減らそうとしています。

でも実際は形式だけで、サービス残業している会社が多数です。

14.マリッジハラスメント~結婚まだ?~

独身の人に対して、「結婚しないの?」と発言する行為をいいます。

何処にでもありそうな会話の一部ですが、これもハラスメントの一つです。

発言している本人は善意のつもりですが、言われた方は人間性や女性らしさ、男性らしさを否定された気分になります。

最近は人によって結婚に対する価値観が違います。

結婚はしないと決めている人もいるので、容易に結婚の話題はしないようにしましょう。

15.子なしハラスメント~子どもまだ?~

結婚している男女に対して、「子供まだ?」「子供作らないの?」等の言葉を言うハラスメントです。

夫婦の形は様々で、中には子供は作らないと決めていたり、妊娠するために通院している人もいます。

特に妊娠したくても出来ない人に「子供作らないの?」の発言は、精神的ダメージが大きいです。

16.ケアハラスメント~親の介護で大変な人への嫌がらせ~

介護が必要な親がいて、介護のために早退や遅刻、休みを取らなければいけない社員に、嫌味などを言ったり、仕事の評価を下げるハラスメントをいいます。

または、介護休暇の取得を阻害するのも該当します。