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引きこもりの原因となる9個の要素とは?(続き4)

もともと苦手な空間にいたわけなので、そうなってしまうのもわかる気がします。

内向的

性格の傾向は一概に言えない部分もありますが、内向的な性格であるということが挙げられます。

内向的な性格の人は、物事をポジティブに考えるのではなく、ネガティブに捉える傾向にあります。

「何をしても楽しくないし、学校でも友人がいない」という人も少なくありません。

受け身なタイプが多く、傷つきやすい不安定な一面も持ち合わせています。

集団でいることが苦手で避けがちだと上記で話しましたが、心の中では孤独でいることを怖がり、本当なら自分も輪の中に入りたいという気持ちもあるのかもしれません。

その心の内と行動力とが伴わないため、自分の中で葛藤しているということもあります。

また、他人からの評価、特に親からの評価に神経質になる部分があるので、自分がどう見られているのかということを気にしやすいという人も多いようです。

【要素5】選択肢がなくなる

自分が今どうしたいのか、何をしたいのか、という選択肢は生きている限りたくさん転がっています。

しかしやる気が起きなくなったり、自分の人生に対して否定的になると選択肢が見えなくなってしまうことがあります。

自分の選択肢、持ち札が少なくなってしまい、引きこもることを選ばざるを得ない状況になってしまうこともひとつの要因です。

高校生や大学生の時に引きこもるようになり、欠席日数が増えてしまい単位がとれず留年、退学という手順を踏むことになるという可能性もあります。

大人になり、働きはじめてから何らかの理由で引きこもりになった人は、また社会に出て就職するという選択肢しかないと思ってしまい、そうするためには困難なことがたくさんあるでしょう。

大人になるにつれて選択肢がどんどん狭まっていきます。

子供の頃はなりたい職業や夢などもすらすらと出てきたことと思いますが、大人になると現実的になってしまい夢をみることすら諦めてしまうという人もいると思います。

選択肢があるうちは、たくさん悩み、どうしたら良いのかと考える時間もあります。

人生の選択肢

いつ引きこもりになるのかは誰にもわかりません。

本人でさえわからないのです。

自分が引きこもりになると予想出来ていた人はどれくらいいるでしょうか。

引きこもりになる人の特徴を上記であげましたが、真逆なタイプの支配欲や独占欲が強いタイプの人もいます。

自己評価が低く、劣等感も強い為、人一倍頑張ることもありますが、人に負けたり恥ずかしいと感じることが重なっていくと、一気に無気力になってしまうというパターンもあります。

学生のうちに挫折を味わい引きこもりになると、ガラッと生活環境は変わります。

高校や大学は自分の頑張り次第で上を目指すことができますが、その逆をいうと何もしないでいると留年することとなります。

社会人になってからも同じです。

自分で働いてお金を稼がなければ生活をしていくことが難しくなります。

一度引きこもると社会復帰が難しくもなりますが、それでも社会復帰をはたしている人もいます。

生活の選択肢

学歴、職歴、生活していくうえで、お金を稼ぐのに必要なものでもあります。

やりたいこと、夢、それらを叶えるためには学歴であったり、職歴が必要であることが多いですよね。

資格習得などもそうですが、何かを得るためにはその分努力が必要となります。

生きていくうえでお金を稼ぐということは重要で、自分の生活の基盤になるものと言っても過言ではないと思います。

お金を稼ぐことができなくなると、生活にも支障をきたします。

「今日は何を食べようか」、「どこに遊びに行こうか」、お金がないとそういった選択すらできなくなります。

「お金がないから出かけられない」そういう理由もまた引きこもりを助長しているとも言えます。

【要素6】失敗や後ろめたさ

失敗を恐れずに突き進むことが出来る人もいますが、引きこもりやすい人は失敗することに対して過剰ともいえる反応を見せがちです。

その反応は主に心の中で起こることで、「また失敗したらどうしよう」ということや失敗に対する免疫がないと、一度失敗しただけで深く傷ついてしまいます。