CoCoSiA(ココシア)

ネット依存症を克服するためにやりた...(続き4)

さらに、泣き出したり大声を出したりすることもあるようです。

自分が何をしているのか分からなくなる

インターネットの利用によって、もはや周囲のことが全く目に入らなくなることもあります。

自分が今していること以外に、まったく関心を持たなくなるのです。

それで、家族と食事をしていたり、友だちと一緒にいるときでも一人でずっとスマホをいじっていて、周りの人に不快な思いをさせていることにも気づきません。

その自分の行動が原因で家族や友だちとの関係が悪化していることにも気づけないのです。

さらに、ネット利用時には現実の自分とは違う人になりきることができるので、ネット利用時と日利用時には性格が全然変わってしまうこともあります。

それで、普段は言わなかったようなひどい言葉を使ったり、残酷な行動をとるようになることもあります。

オンライン上以外の人間関係を否定しはじめることもあります。

ネットのゲームやSNSの利用に月数万円も平気でつぎ込んだりすることもあるようです。

とにかく、自分が何をしているのか冷静に判断できなくなっているのです。

この場合、周囲の人が何かネット以外のことで働きかけをしても、まったく興味を示さないばかりか、それを拒否することもあり、自分の責任を放棄することも少なくありません。

ネット世界にのめり込んでいる

ネットの世界は、子どもも大人ものめりこんでしまう魅力や情報の豊かさ、楽しさや仕掛けがあふれています。

例えば、ゲームをすると脳内のドーパミンがかなり増加するそうです。

それは快感を感じさせ、その快感がほしくてももっとゲームをしたいと思うようになります。

しかし、快感は繰り返し行っていることで薄れていきます。

そうすると、依然と同じほどの快感を得ようと、もっともっとゲームにのめりこんでドーパミンを放出させようとするのです。

このゲームによるドーパミンの上昇は、スピードのような覚せい剤を投与した時のドーパミンの増加量に匹敵するものらしいです。

これはかなり怖いことですね。

麻薬的な依存性があるということなのです。

さらに、LINEなどのSNSもかなりのめりこんでしまうツールです。

特に、リアルな友だちとの関係を維持するために、どうしても常に確認して仲間外れにされないように、朝昼晩と常に手放せなくなることがあります。

それで、ネットの世界にのめりこんでいくと、自分の行動を客観視したり、正常に判断しコントロールすることができなくなってしまうことがあるのです。

ひどくなると幻聴、幻覚が現れる

なんとネット依存がかなり重症になってくると、幻覚や幻聴といったことまで出てくるそうです。

例えば、ネットをしていて人の気配を感じて、ふと振り向いたらそこに知らない人が立っていた・・・など。

かなり怖いですよね!!
誰もいないはずの部屋に知らない人が座っているとか、突然パソコンの中から人が出てきた、ということもあるようです。

さらに、なんと恐ろしいことに「人を襲え」というような幻聴も聞こえてくることがあるらしいです。

不特定多数の人を攻撃するように、という声がどこからか聞こえてきて、それを本当に実行してしまった、ということもあり、時々そのようなニュースを聞くのではないでしょうか?
普通では、ありえないようなことがネット依存によって見えたり、聞こえたりするなんて本当に恐ろしいことです。

もうここまでくると、かなりの重症なので大変危険だといえます。

現実との境目が分からなくなる

普通、「不特定多数の人を襲え」という声がどこからか聞こえてくる、なんていうことはありませんし、正常な精神状態ならそれを現実で実行することだってありません。

しかし、現実とネットの世界との境目がもうわからなくなってくると、そのような声をリアルに実行してしまうこともあり得るのかもしれませんね。

幻覚か見える、幻聴が聞こえる・・・それは、もう脳の異常です。

ネット依存症を克服する10個の行動

ネット依存症は、インターネットをだれもが使える時代に生きている私たちの誰しもがなってしまう可能性のある症状だということがわかりました。

それも、それは簡単に片づけられるような問題ではなく、日常生活がままならなくなったり、さらには登校拒否や引きこもり、うつ病や精神疾患の原因にもなりうる、大変危険なことであることもわかります。