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滑舌が悪い原因と、改善する7個の方法(続き6)

丹田を意識した状態で、腹式呼吸をすることが「丹田呼吸法」です。

姿勢をよくし、背筋をピンと伸ばした状態で、腹式呼吸をすると精神的にリラックスした状態を作ることができ、気持ちが落ち着くようです。

やり方ですが、まずは肩幅に足を開いた状態で立ちます。

姿勢をよくして、肩の力は抜きましょう。

軽く両腕をぶらぶらとさせると、力が抜けるかもしれません。

首を回したり、肩を上下に動かしてみてもいいですね。

要は姿勢よく、リラックスした状態になりましょう。

そうしたら、背筋をもう一度伸ばして、丹田を意識しながら鼻から息をゆっくりと吸い込んでみてください。

10秒ほどかけてゆっくりと息を吸い、その後ゆっくりと口から息を吐きだします。

常に丹田を意識しましょう。

これを繰り返します。

背筋はピンと伸ばして、足はしっかりと地面を踏みしめます。

この呼吸法をしていると、全身がリラックスしてくるのがわかるでしょう。

そうしたら、丹田を意識しながら発生してみてください、
声が出しやすくなり、きれいな声になったのがわかると思います。

呼吸法一つで、声の出し方が変わってくるんですね。

歌を歌う前にもおすすめされている呼吸法ですよ。

ららら体操

「ららら体操」は、「一日でできる!声を変えれば、うまく話せる!」という本で紹介されたすごいボイストレーニングです。

まず、口を「パ」と開きます。

口を縦に大きく開きます。

そうしたら、上の歯の裏に舌の先をくっつけます。

次に、下の歯の裏に、舌を落とします。

この時に「ら」と発音してみてください。

最初はぎこちないかもしれませんが、丁寧にゆっくりしてみましょう。

これが慣れてきたら、どんどんと早く「ら」「ら」「ら」と発音してみてください。

毎日30秒ほど続けることで、滑舌をよくすることができるそうです。

早口言葉練習

早口言葉は、発音が難しいような言葉を意図的に並べた言葉です。

これを頑張って練習することで、滑舌を鍛えることができます。

早口言葉のばあい、ゆっくり読んでも効果はありません。

早口で言うことにより、より舌や唇の動きを鍛えることができるのです。

しかし、どもってしまったりするほど早口で言っても意味はありません。

ちゃんとはっきりと一音一音を発音できる程度で、しかしスムーズにいう必要があります。

最初は簡単なレベルのものから始めてみるとよいかもしれません。

でも、簡単だと思っても意外と難しいのがあったり、長いから難しいと思っても意外と簡単にクリアできるものがあると思います。

自分が苦手な音の並びというものがあるかもしれないので、それを見つけて重点的に練習し、鍛えることができるでしょう。

例えば、「バスガス爆発」と3回言ってみてください。

どうですか?
できましたか?
できたら、ちょっと長めのもの、例えば「カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ」はどうでしょう?
できますか?
早口言葉は、声優さんや俳優さん、そしてアナウンサーが発声練習や滑舌のトレーニングとしても使っているので、毎日暇なときには家で早口言葉を練習していると、ふとした時にスムーズに音が出せるようになっているかもしれませんよ!