短所
・タイムスケジュールを組むのが苦手
・ひらめきは良いが実現化するまで後一歩足りない
・資料作成のミスが多い
などなど書き出すことで改めてこの人はこんな能力があったなと築くこともできますし、部下に対して
「こういうところが君の強みだよ。だけどこういうところはもっと頑張る必要がありそうだね。」
と的確なアドバイスをすることができますね。
常に見てくれているなと感じるアドバイスは部下の心にも響きやすく、素直に受け止めることができます。
9.ダメなことはしっかりと叱る
もしも部下が同じミスを繰り返したり、確信犯的に会社にとって不利益なことをしていたとしたら、当然叱らなくてはいけません。
ダメなものはだめ。
人として当然なことをしっかりと伝えましょう。
見過ごすことは部下の将来のためにはなりません。
例えば遅刻の多い部下がいたとします。
これがクライアントとの直接待ち合わせでもし時間に遅れたとします。
当然信頼できないと判断されても仕方がありません。
これはこの部下のみでなくこの会社の社員の印象になってしまうのです。
これがどれほど大きなことかと理解できていないと遅刻ぐせは治りません。
遅刻する人は人生で大きな損をしているということを理解していません。
例えば大企業の社長の時間は時給換算したらいくらになるでしょうか?
この世の中には必ず雇う人がいれば雇っている人もいます。
そのトップにいる雇われている人の時給や、雇っている人の時給はものすごい額になることでしょう。
そしてその人たちは決して時間を無駄にはしません。
人の時間を無駄にしてしまう人=遅刻をする人たちは決してその人たちと時間を共にすることはないでしょう。
決して交わることができないのです。
これはつまり自分自身で人生のチャンスを逃しているということです。
昇進や、ヘッドハンティングなど、人に引き上げてもらう人は決して能力が優れているだけではありません。
彼らは当たり前のように相手を尊重する気持ちを持っています。
自分の時間を大切に、また相手の時間も大切にします。
だから時間を咲いてくれたことをありがたいと感謝し、また有意義な時間を過ごしたいと思っているため、充実した話し合いの場を持つことができるのです。
このように遅刻をする人には、君は相手の尊重する気持ちがない人だねと言ってもいいと思います。
人の時間を奪っていると自覚しなければいけません。
悪いことしていると思っていても、なぜ悪いのか、誰に迷惑をかけているのか、なぜ不快にさせているのか、いまいちわかっていないことって多いようです。
きちんと話すことで人は変わることができます。
ダメなものはダメだと理由をきちんと話した上で叱りましょう。
部下を間違った方向から救ってくれる
人が会社で過ごす時間は人生の大半を占めます。
つまり上司次第で部下の人間性が変わる可能性は大いにあります。
大きく言えば人間性が変わる=人生が変わるのです。
それだけ上司とは影響力のある立場だということを自覚して、自分の発言や行動が少しでも影響して、彼らがより良い人生を歩んでくれたら嬉しいな。