仕事ができて、部下からも信頼されており、上層部からの信頼も厚い。
そんな理想の上司と仕事をすることで、自分自身も磨かれますし、憧れの上司に近づくこともできるはず。
仕事面での充実というのは、理想の上司と一緒に働くこともひとつだと思います。
しかし、誰しもが理想の上司と出会えるわけではありません。
むしろ、世の中には無能な上司と言われてしまうような人も多く、上司の取り扱いに手を焼いているという人もたくさんいます。
上司の発言にモヤモヤしたり、急な無茶ぶりに振り回されたり、上司とうまくコミュニケーションをとれなかったり…と、上司との関係性にストレスを感じているという人は多いのではないでしょうか?
今回のテーマは無能な上司について。
無能な上司の特徴や、扱い方、対処法などを知ることで、上司からのストレスを軽減することができるはずです。
上司のせいで、充実した社会人生活から程遠い場所にいる…という人は、必見の内容です。是非、参考にしてみてくださいね。
無能な上司にもう限界?!
無能な上司にイライラしたり、モヤモヤしたり…。
上司と接することに限界を感じている人は世の中にたくさんいるのではないでしょうか?上司となると、嫌でも顔を合わせなくてはいけない日々。
仕事をする上でも、コミュニケーションを取ることは必要不可欠であり、ストレスが溜まっていき、悩んでいるという人も多いでしょう。
無能な上司というのは世の中にたくさんいます。
上司との相性の問題もありますし、上司自体が仕事が出来ず周りを困らせていることもあります。
また、権力を行使して、パワハラまがいの事をしてくる上司もいるでしょう。
そんな上司のふるまいに、精神的に限界を感じてしまう社会人の人は、本当に大勢います。
「仕事上での付き合い」と割り切り、心を無にして接することができれば、ストレスを軽減することもできますが、なかなか器用に割り切ることができない人も多いです。
どうしても嫌悪感が表に出てきてしまい、うまく上司と接することが出来ない人が大勢いるのです。
無能な上司に共通する15の特徴!扱い方や対処法も同時に紹介
無能な上司というのは、様々なタイプがいます。
しかし、分類をしていくと共通点があるもの。
無能な上司の扱い方や対処法を改善するためには、「なぜこの人は無能なのか。」ということを知る必要があります。
また、無能な上司の特徴を知っておくことができれば、自分が出世したときに反面教師とし、理想的な上司を目指すことができます。
「この人みたいにはならない。」という強い気持ちをもって、仕事に取り組んでいけば、あなた自身が理想的な上司に近づいていくことができるでしょう。
人間というのは、そんなに簡単に変わることは難しいです。
ましてや、上司を変えることはできないと思った方が良いかもしれません。
上司が変わらないのであれば、自分が変わるしかありません。
それでは、無能な上司の扱い方や対処法を具体的にお伝えしていきましょう。
1.仕事ができない
上司だからこそ、自分より仕事が出来て当たり前。
そんな考えを持っている人はたくさんいると思います。
しかし、世の中には上司の方が仕事ができないケースもたくさんあります。
出世というのは、もちろん仕事ができるからこそ出来るものです。
しかし、上司に媚びを売るのが上手い人、運が良かった人、はたまた年子序列による出世などもあり、上司=仕事ができるという方程式は成り立たないケースもあるのです。
「自分の方が仕事ができるのに、なんでこの人が上司なんだろう。」という気持ちになってしまう人もいると思います。
しかし、そこはグッと堪えて我慢しましょう。
真面目に働いている姿は誰かが見ていてくれます。
無能な上司に引っ張られて、仕事のやる気をなくしてしまうという人も大勢いますが、それではあなた自身の仕事においての成果が出なくなってしまうので注意が必要です。
期待しない
仕事ができない上司というのは、最初から期待しないというのが、ストレスが溜まらない方法です。
仕事ができない上司に仕事の成果を求めて仕方ありません。
それであれば、仕事の成果を出してもらうことは諦める方がよいでしょう。
上司に求めることは、最低限の仕事の指示と割り切り、それ以外のものは上司以外から補うことを肝に銘じておけば、仕事もやりやすくなると思います。
上司に期待してしまうからこそ、期待通りにやってくれない上司に対して不満を抱いてしまいがちです。
それであれば、「期待をする」ということをやめましょう。
そうすれば、心がグッと楽になると思います。
2.ミスを他の人のせいにする
自分が起こしたミスにも関わらず、自分のミスを他の人のせいにするという上司もいます。
自分がミスを起こしたことは認めず、他人に責任転嫁をすることで、自分を守るのです。
本来であれば、上司というのは部下のミスを庇うもの。
部下がミスを犯したとしても、自分の責任だと考え、解決策に向けて一緒に行動してくれるのが理想的な上司だと思います。
しかし、自分を守ることに必死であり、ミスをした時にはミスの改善策を考えるよりも、自分を守るためにはどうしたらいいかということを考えてしまう人もいます。
結果、関係もない人のせいにしたり、ミスを押し付けたりするなど、大人げない態度をとってしまうことがあります。
ミスしないようにフォローする
ミスが多い上司であれば、ミスを未然に防ぐ対策が大切です。
ミスを起こして、人のせいにしているという姿は、大人げなく、スマートな対応ではありません。
その姿に幻滅をすると共に、嫌気がさしてしまう人もいるでしょう。
それであれば、ミスを起こさないような環境を整えることが大切です。
ミスを起こさないにするためには、上司の作業をWチェックすることを心掛けたり、指示を明確にしてあげることが大切です。
段取りなどもきちんと考え、上司がミスを起こさない環境を整えてあげましょう。
上司をうまく誘導できるくらいにフォローできるよう心掛けることで、ミスも減っていくと思います。
3.プライドが高い
肩書き=偉いと考えている人は多くおり、結果プライドが高くなってしまうという人はたくさんいます。
そのため、自分が尊敬されていなかったり、馬鹿にされていると感じると、敵意をむき出しにしてくる人もいます。
本当に仕事ができる人というのは謙虚な人が多い傾向があり、人に対して敵意をむき出しにするようなことはしません。
謙虚な人というのは自分に対してはプライドが高くいますが、そのプライドを周囲にぶつけるようなことはないのです。
しかし、無能な人というのは、そのプライドを周囲にぶつけ、不快な思いをさせることもあります。
結果、周囲の人は機嫌を悪くしないように気を使わなくてはいけず、一緒にいると苦痛と感じるようになっていくのです。
否定しないようにする
プライドが高い人の対処法としては、否定をしないことが一番です。
相手の意見に対して否定をするようなことを言うと、相手は途端に不機嫌になりますし、器が小さい人であれば嫌がらせをしてくることもあります。
面倒くさい人間関係をつくることは、社会人生活においては避けたいもの。
そのため、プライドが高い上司に対しては、否定ではなく、肯定をするように心がけましょう。
相手を気持ちよくさせておけば、トラブルなどは起きないと思います。
4.責任感をはき違え、仕事を全て自分で終わらせる
上司は、部下に仕事を割り振り、業務を遂行するのがお仕事。
また、部下のキャリアを一緒に考え、成長に導いてあげるのが、理想的な上司であるといえます。
しかし、無能な上司の中には、責任感をはき違え、自分だけで仕事を抱えて、自己完結をする上司がいます。
仕事を全て自分で終わらせてしまう上司というのは、部下に仕事を振ることがありません。
そのため、部下からしてみると、「仕事を任せられないということは信頼されていないからかな?」と不安な気持ちに陥ってしまうものです。
分からないことなどを質問に行き、仕事をもらえるようにする
仕事ができる人ほど、周りに仕事を任せるのを得意としています。
そして、仕事を任せるということは、信頼関係も生まれますし、部下に成長機会を与えることができる良い機会です。
しかし、無能な上司は自分の中で仕事が自己完結してしまうため、部下に仕事を割り振ることがありません。
そういう人から仕事をもらうためには、分からないことなどを質問し、信頼関係を築きあげ、仕事をもらえるようにすることが重要だといえるでしょう。
5.部下の教育ができない
自分の仕事はこなすことができるが、部下の教育ができないという上司も多くいます。
部下の教育ができない上司の傾向としては2パターン。
仕事ができないため、部下を教育するスキルがないケース。
そしてもう1つは、仕事ができるため、部下が何が分からないのか理解できないというケースです。
教育というのは、相手の立場になって物事を考えることができなければ、上手くできないものです。
何が分からないのか、分かりやすい説明はどうしたらいいのか、何に興味があるのか、何が苦手なのかを分析しつつ教育しない限りは、部下は成長していきません。
そのため、部下の視点に立てない上司というのは、教育ができないのです。
上司には頼らず、自分たちで何とかする
部下の教育ができない上司に教えてもらう事を求めてはいけません。
上司には頼らず、自分たちで何とかする事を考えること。
足りない知識は、書籍やインターネット、セミナーなどで補うことを心掛けましょう。
また、実務でわからないことがあれば、過去の資料などを見ながら知識を深めてから、質問することを心掛けていきましょう。
分からないからとすぐ聞いてしまうと、上司との会話が成り立たず話が噛み合わなくなってしまう可能性があります。
6.勤続年数が長く、これまでのキャリアを自慢してくる
出世=仕事ができる人と考える人も多いですが、世の中には仕事ができないのに出世をしているケースもたくさんあります。
例えば、年功序列の風土がある会社であれば、勤続年数に応じて出世をしていくことも多いです。
そのため、仕事ができなくても、年数が経てば役職につけるというケースもあるのです。
そして、無能な人ほど、今までのキャリアを自慢してくるケースが多いもの。
自分の若い時の自慢話や、仕事でどんな評価を受けたか等、聞いてもいない話を延々と話してきます。
真剣に仕事をしている身としては、聞きたくもない話を聞かされて、「仕事の邪魔」と思わざるを得ません。
とはいえ、上司であるため、無碍な態度もできず頭を抱えているのではないでしょうか?
聞き流す
上司の無駄な自慢話は、右から左に聞き流すのが1番です。
顔では聞いているフリをして、頭の中では違う事を考えている。
これが一番ストレスが感じない対応方法であるといえるでしょう。
自慢話の返答は、大概が、「すごいですね!」「さすがです!」で成り立ちます。
真剣に話を聞いてしまうと、しんどいと感じてしまうこともあります。
しかし、自慢話には参考になる点は少ないかもしれません。
仕事上で役に立たないのであれば、聞き流すくらいがいいと思います。
最初から、真面目に話を聞こうと考えなければ、気持ちがすっと楽になると思います。
7.コミュニケーション能力が低い
上司と聞くと、コミュニケーション能力が高く、部下と積極的にコミュニケーションをとってくれるものと考えている人も多いでしょう。
しかし、世の中にはコミュニケーション能力が低い上司は山ほど存在します。
指示が足りていなかったり、相手に対して思いやりの言葉が欠けていたり…。
部下から見ると、「こんな上司で良いのだろうか?」と感じざるを得ない上司はたくさんいるのです。
コミュニケーション能力が低いと、業務指示も不明確なケースもあります。
そのため、仕事のミスが増えたり、求められているものと違うものを作り上げてしまうこともしばしば。
無駄な作業が増え、モチベーションが下がってしまう人もいるでしょう。
不足している情報は常に確認するようにする
コミュニケーション能力が低い上司は、不足している情報は常に確認するようにし、こちらから会話を引き出してあげることが大切です。
「これはこういう事で良いでしょうか?」と最終確認を行い、求められているものが何か明確にしてから業務に取り組むようにしましょう。
コミュニケーション能力が低い上司というのは、自分の指示がきちんと伝わっているかどうかを判断することができません。
相手が理解しているつもりで話しているため、会話に距離感があります。
こちらから積極的に会話して、理解を深める気持ちでいないと、お互いにフラストレーションが溜まってしまうので、注意が必要です。
8.会うたびに言うことが変わる
上司の言う事は絶対と考えている人は多いと思います。
そのため、上司言う事が会うたびにコロコロ変わってしまい、毎回振り回されるという人も多いのではないでしょうか。
会うたびに言う事がコロコロ変わる人は、その場の感覚や感情で話し、深く考えないで発言している可能性もあります。
そのため、何が真意で真実なのかが分かりづらいのです。
会うたびに言う事が変わる人は、きちんと質問をして、意見を取りまとめてあげる必要があります。
「それは○○という事ですか?○○ではないですか?」と質問をして、答えを1つに絞っていきましょう。
意見が変わることをあらかじめ想定しておく
また、意見が変わることをあらかじめ想定をしておくと気が楽になります。
「どうせまた意見が変わるだろう。」という気持ちでいれば、そのつもりで仕事を取組むことができます。
真面目に話を聞いて、1つ1つ真面目にこなしていては、ストレスが溜まってしまいます。
「どうせ明日には意見が変わるだろう。」という気持ちで、仕事にすぐに取り掛からないという判断も重要だといえるでしょう。
また、あまりにも指示が変わりすぎて困るという人は、口頭で指示を貰うのではなく、文面で指示をもらうことも重要です。
チャットやメールなどで指示を貰えば、「こういう風に言ってましたよ?」と話すこともできますし、上司の備忘録にもなるはずです。
指示の出し方を変えてもらうのも1つの手だといえるでしょう。
9.仕事を丸投げする
世の中には自分は何も仕事をせず、部下に仕事を丸投げして、楽をしようとする上司もいます。
きちんとした作業指示を出したうえで、仕事を任せるのであればまだ良いのですが、仕事を丸投げする上司のほとんどが、「これやっておいて。」の一言で作業指示を済ませ、具体的な指示を出しません。
また、作業ボリュームも考えずに丸投げしてくるので、仕事に追われる人も続出させてしまいます。
就業時間後の指示も平気でするにも関わらず、自分は定時で帰ることもあります。
上司として尊敬できる部分が少ないのがこの手のタイプの上司なのではないでしょうか。
必要事項や質問リストを作成し、都度確認するようにする
この手のタイプの上司は、必要事項や質問リストを作成し、都度確認することが大切です。
「これやっておいて。」の一言で作業指示を済ませようとしているのに対し、質問をすることで、自分の作業指示がいかに足りていないのか理解してもらうことが大切だといえるでしょう。
具体的な作業指示がないと、仕事にミスも起きやすくなります。
自分がスムーズに仕事を行なうためにも、上司に確認作業を行なうというのは非常に大切なことだといえるでしょう。
10.新しいことを受け入れようとしない
昔のやり方にこだわり、新しいことを受け入れようとしない上司もいます。
新しいやり方の方が、手間も工数も削減できるのにも関わらず、受け入れることができないのは、自分自身が新しい仕事を覚えるのがめんどうだと考えている可能性があります。
また、新しいものを導入することで、ミスをしたらどうしようという気持ちから、新しいことを避けているという上司もいます。
変化を受け入れることができなければ、業務というのはどんどん価値のないものになっていきます。
業務を改善すべきなのにも関わらず、受け入れることができない上司というのは、臆病な性格であるといえるでしょう。
新しくしたらどう変わるのか具体的に説明し、納得させる
臆病な上司を説得させるためには、具体的な説明が必要です。
新しくしたらどう変わり、何が改善されるのか、またリスクとしては何が考えられるのか。
新しくすることでかかる工数は何かを具体的に説明し、上司を説得しましょう。
変化を受け入れることができない上司が、一番恐れているものがリスクです。
そのため、新しくすることで、何がリスクなのか、リスクをどうカバーできるのかという点をきちんと伝え、安心してもらうことが大切だといえるでしょう。
11.決断がすぐにできない
上司は判断力が求められます。
しかし、世の中には決断することができない上司もいます。
決断ができない理由に、責任を負いたくないからということがあげられます。
誤った決断をしてしまったらどうしようという不安から、決断することから逃げているのかもしれません。
決断がすぐにできないということは、不安要素を感じているからだと思います。
そのため、部下は不安要素を取り除けるような提案をしていかなくてはいけません。
決断を上司に求めるだけではなく、決断をしやすい状態を作り上げることが大切だといえるでしょう。
上司が判断しやすい内容を心がける
「決断をしやすい状態」というのは、上司が判断しやすい内容を伝えることを心掛けるという事です。
ただ、「これがやりたいです。どう思いますか?」という提案をするのではなく、選択肢をあらかじめ絞り、それぞれの良い点悪い点を伝えた上で判断してもらうことが大切です。
比較表等をつくり、上司が判断しやすい状態にしてあげましょう。
決断をするというのは、部下が思う以上に勇気がいることです。
その決断をして、失敗をしてしまった時、責任を取らざるを得ないのは上司です。
だからこそ、気軽に決断はできないもの。
部下は、その不安を取り除けるように、上司がきちんと判断ができる状況を作り出すことが重要なのです。
12.感情をコントロールできていない
感情をコントロールできず、喜怒哀楽が激しい上司というのは世の中にたくさんいます。
部下のミスであったり、思うように成果が出ていない場合、感情的になって怒鳴りつけてしまうケースもしばしば。
感情的に叱られると、精神的に非常にダメージを負ってしまい、上司に対しての苦手意識も増幅してしまうのではないでしょうか?
また、感情がコントロールできない上司というのは、所構わず怒鳴ります。
みんながいる場所で平気で怒鳴り、みんなから注目されてしまったり、心配されるようなこともしばしば。
その度に、嫌な気持ちになってしまう人も大勢いると言えるでしょう。
機嫌が悪いときは距離を置く
感情コントロールができない上司との付き合い方としては、上司が機嫌が悪いときは距離を置くことです。
意味もなくむしゃくしゃする時は、ストレス発散のために怒鳴ったりすることもあります。
そのため、「今日は機嫌が悪い。」と判断したら、上司にはなるべく近づかないように心掛けましょう。
距離を置くことができれば、ストレス発散のターゲットになることもないと思います。
自分がターゲットになりそうになったら、席を立ち、しばらく違う場所にいるということも大切。
感情的な人というのは、その場の感情だけで発言をしがちです。
そのため、時間が経てば気持ちも落ち着いてきます。
怒りの頂点に達していそうなときは、その場から離れることも肝心だといえるでしょう。
13.部下の話を聞こうとしない
部下の話を全く聞こうとしない上司は多く、話を聞いて貰えない状況に悩んでいるという人は少なくありません。
話しても「あー、はいはい。」と話半分に片付けられてしまったり、まともに聞いて貰えないというジレンマを抱えている人も多いでしょう。
また、「仕事で忙しいから。」と話す機会すら与えてくれない上司もいます。
話を聞いてくれない上司というのは、自分のことでいっぱいいっぱいで、部下に興味を持てていない状況だといえます。
部下としては、悩んでいることに気付いてほしいという気持ちになるのは分かりますが、自分のことでいっぱいいっぱいになっている上司というのは、部下が悩んでいることに気付きにくいです。
話そうとしている内容をもう一度考える
とはいえ、仕事に関わることであれば、必ず上司に伝えなくてはいけません。
逆に仕事に関係ないことであれば、上司以外に話を聞いてもらうという選択肢もあります。
上司に話そうとしている内容は、上司に伝えるべき内容なのかどうか、もう一度考える必要がありそうです。
ただの仕事の愚痴や悩み相談であれば、上司以外にも聞いてくれる人はたくさんいるはず。
上司に自分の事を知ってもらいたいという気持ちで、上司と話そうとしているのであれば、それは自分勝手と言わざるを得ません。
また、上司にどうしても話を聞いてもらいたいなら、話を聞いてもらえる状況にすることが大切。
上司の仕事のフォローなどをして、仕事の負担を減らしてあげることが大切。
上司に寄り添う関係が大切なのです。
人は心の余裕があるときに、他人の話が聞けるものです。
上司だって同じです。
話を聞いてもらいたいのであれば、上司をフォローすることも心掛けましょう。
信頼できると思える関係性を作り上げれば、上司も部下を大切にしたいと思うはずです。
結果、あなたの話を聞いてくれるようになると思います。
14.やる気がない
やる気がない上司を見ていると、部下である自分までやる気がなくなってしまうものです。
仕事をしている様子がなかったり、仕事とは関係ない話をして、部下の仕事の邪魔をしたり。
また、定時には必ず上がり、仕事に対しての熱意が感じられないという上司もいます。
あなた自身が、仕事は程々に頑張れればいいと考えるタイプであれば、この手の上司は新しい仕事が落ちてこないので、とても楽です。
しかし、出世欲がある人や仕事で成功を収めたいというタイプの人にとっては、この手の上司では物足りなさを感じ、不満を抱くようになってしまうかもしれません。
真面目に相手をしない
やる気がない上司にやる気を持たせようとしたり、真剣にコミュニケーションを取ろうとすると、精神的にも疲れてしまいます。
そのため、この手のタイプは真面目に相手をしないことが大切。
真面目に相手をしてしまうと、精神衛生的にも良くないので注意が必要です。
この上司の下で働いても成長が見込めないというのであれば、部署移動希望を出すという決断もあります。
仕事というのは、頑張れば頑張った分、成長の機会が訪れます。
その機会に巡り合うことなく、無駄な時間を過ごしているのであれば、違う部署に異動するというのも1つの手段であるといえるでしょう。
15.あまりにも周りに不快感を与える発言が多い
最近では、パワハラ・セクハラというのは厳しい処罰が下されるようになっています。
上司が、パワハラ・セクハラの類の発言をして、周りに不快感を与えている状況であれば、一刻も早く周りに相談をすることが大切です。
頭ごなしに怒鳴りつけたり、こなせない仕事の量を押し付けたり、人格否定をしたりするのはパワハラの一種です。
パワハラというのは、精神的にも追い詰められていき、鬱などを引き起こす可能性もあります。
そのため、パワハラを受けていると感じたら、早めに相談をすることが、あなた自身を守るためにも大切だといえるでしょう。
また、セクハラというのは職場では御法度な行為です。
特定の人だけ特別扱いをしたり、関係性もできていないのにプライベートの事を根掘り葉掘り聞くのもセクハラの一種です。
不快感を感じるようなことは、早めに相談をしましょう。
相手が「嫌だ。」と感じたら、それはセクハラ・パワハラです。
自分の中で「これはセクハラ・パワハラに該当しないのでは?」と悩んでいる方もおり、なかなか相談できないという人もいます。
しかし、あなたが不快感を感じた時点で、それは立派なセクハラ・パワハラです。
躊躇することなく相談をしましょう。
上層部に相談する
セクハラ・パワハラというのは、上層部に相談をすることが大切です。
また、最近では会社内に「セクハラ・パワハラ窓口」というのもあります。
匿名で問合せができ、然るべき対応をしてくれるため、そういった窓口を利用するのも良いでしょう。
窓口を利用しても、一向に改善がされない場合は、外部の機関を頼るのも1つの手段です。
外部からの問い合わせがくれば、会社は対応せざるを得ません。
どうしても我慢できないと感じるのであれば、外部の窓口を頼るのも1つの手段だといえるでしょう。
無能な上司にうまく対処して少しでもストレスを減らそう
上司は完璧な人間ではありません。
世の中には無能な上司の方も存在し、上司との付き合い方に悩んでいる人もたくさんいます。
だからこそ、上手く対処して、少しでもストレスを減らすということが大切なのです。
無能な上司に変化を求めても変わることは難しいかもしれません。
無能な上司だと判断したら、あなた自身が変わることも大切です。
成長する機会を与えられたと判断し、上司のフォローをすることを心掛けましょう。
また、無能な上司というのは良い反面教師になります。
あなた自身が上司になった時に、同じような無能上司にならないように、しっかりと上司の何が駄目なのかを見極めておくことが大切です。
何事もストレスを抱えることはよくありません。
イライラする気持ちを無理やり抑えると、体調不良になったり、精神的に良くない影響を及ぼすこともあります。
無能な上司をうまく対処する方法を見極め、ストレスフリーな仕事生活を送りましょう。
「仕事だから。」と割り切ることも大切です。
上司と「真剣に向き合わない方法」を考えることが、ストレスを感じない決め手であるといえるでしょう。