チームを愛するからこそ、応援するだけではなく、時には厳しい言葉を投げかけることもあります。
親子愛に近いものがあります。
過去には2016年にJ1からJ2に降格した名古屋グランパスのサポーター達が、社長も交えたサポーターズミーティングを開催しました。
そこでは、厳しいコメント、選手や監督に関する人事、試合内容などに関する色々な意見が寄せられました。
すべて、チームのことを熟知しているからこそできたことです。
Jリーグ公式HPから、1人1人の意見を伝えることもできます。
数の多さから返事がくることは少ないですが、ぜひ自分の意見を伝えてみてはどうでしょうか。
日本と海外のサポーターの比較
日本と海外のサポーターを比較し、紹介します。
同じサッカーのサポーターでも、日本と海外では応援する層やサッカー観戦の雰囲気などがガラリと変わります。
それぞれの特徴を知ると、ますます日本のサポーターへの関心が強くなるはずです。
今まではにわかファンだった方も、ぜひサポーターの仲間入りをしましょう。
来場者の層
日本と海外のサポーターでは、来場者の層が異なります。
日本は世代や性別を超えて楽しむイメージが強いですが、海外は男性がメインである傾向があります。
それぞれの来場者の層を知ることで、国境を越えてサッカー観戦に行くときの参考にすることができます。
女性1人での海外へのサッカー観戦、幼い子供を連れた海外へのサッカー観戦などを検討するときには特に注意したほうがいいです。
安全にサッカーを応援できるよう、それぞれの来場者の層を把握しましょう。
日本はファミリー層や女性も多い
日本のサッカー試合観戦はファミリ-層や女性も多く参加します。
Jリーグスタジアム観戦者調査2019サマリーレポートによると、女性の観戦者は全体で4割前後を占めます。
多い地域になると、5割近くを女性が占めることもあります。
年齢層も幅広く、10~60代以上までそれぞれ推移しています。
観戦者の平均年齢は42.8歳、子供も含めると36.7歳です。
Jリーグの良さである全国津々浦々にチームがある利点が功を奏し、それぞれの住まいの近くのチームを応援したり、好きなチームの活動拠点のある地区に引っ越ししたりすることもあるようです。
日本のサッカーファンにとって、サッカーは家族や恋人、友達と一丸となって楽しむものというイメージのようです。
好きなものが一緒だと普段の会話も楽しくなります。
ご自身の近くにいる人と一緒にサッカーを応援してみてはどうでしょうか。
参照元:https://www.jleague.jp/docs/aboutj/funsurvey-2019.pdf
海外は男性が多くを占める
海外のサッカー試合観戦は男性が多くを占め、男性のスポーツという印象が強いです。
女性は試合の雰囲気や好きな選手から入るのに対して、男性はサッカーのルールやチームの理念、選手のキャラクターや強みなどを一通り把握しています。
海外のサッカーファンの応援の様子は熱気に溢れていて、1人1人が情報通です。
ビギナーファンや女性からすると入りづらいものがあり、気軽にサッカー観戦に行きたいとは思えないのかもしれません。
国によっては、日本のように女性が気軽に観戦に行けるほど治安が良くないということも考えられます。
日本のサッカーの良さを知りつつ、海外のサッカー事情も把握しておくと楽しいです。
もし、アウェイで海外の試合観戦に行かれるときは情報を出来る限り集めるようにしてください。
団結力
サッカーに対する団結力は日本と海外で異なるものがあります。
日本のサッカー試合観戦は試合の流れを全体で掴み、喜びも残念な気持ちも応援している人みんなでシェアする感覚が強いです。