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過剰な愛情14選【彼氏編/旦那編/...(続き5)

過剰な愛情を注ぐ行動は、沢山の愛が欲しいという気持ちの裏返しなのです。

子供の頃に得られなかった無償の愛を、恋人や旦那に求めてしまい、相手の負担になってしまいます。

幼い頃に無償の愛を得られなかったと感じる女性は、愛情を理想化してしまう傾向があります。

理想的な母親や父親の完璧な愛情を夢見てしまうので、パートナーへの愛情も度が過ぎてしまいます。

また、パートナーからも無償の愛を要求してしまうので、2人にズレが生じてしまうのです。

彼氏も旦那も元は他人で一人の人間なので、母親が赤ちゃんに注ぐような無償の愛情はなかなか生まれません。

思いやりや信頼関係を長年築いていくことで、大きな愛情が生まれていきますが、出会ってすぐや数年で完璧な愛情を求めてしまうと負担になっていきます。

まずは、自分の心の傷やトラウマを認めて、それが原因で相手を困らせてしまうような過剰な愛情を生み出してしまっていることに気付きましょう。

その負担を大切な人に押し付けるのではなく、自分自身でコントロールして、相手を思いやることが愛を得られる近道になります。

嫌われたくない

相手に嫌われたくないという気持ちから、過剰な愛情を注いでしまっている場合もあります。

常に相手の顔色を常にうかがったり、相手の欲しいものをプレゼントすることで、ご機嫌伺いをしているのです。

一方的に自己犠牲的な行動を取ることで、過剰なほど相手に尽くしてしまいます。

しかし、相手も必要以上に尽くされたり、欲しいと思っていないものをプレゼントされると、それ相当なものを自分はあなたに返せないと感じ罪悪感を感じてしまうのです。

お互いに対等な関係を築いていかないと、尽くされるほうがプレッシャーに感じていきます。

また、愛情表現が行き過ぎると恋人にストーカー扱いされたり、不気味がられてしまい、ますます嫌われてしまうので逆効果です。

嫌われたくないという気持ちが強い女性は、相手の言動をネガティブに捉えてしまう傾向があります。

なので、ちょっとしたことで「嫌われた」と感じ、それを挽回しようと空回りしてしまうのです。

このような女性は、自分に自信を持って、相手の言動に敏感になりすぎないことが大切です。

交際しているということは、特別に好かれていることでもあるので、気持ちに余裕を持つことが、より一層好かれることにも繋がります。

恋愛依存症になっている

恋愛依存症体質だったり、少女漫画のような理想的な恋愛を求め続けてしまう女性は、恋人に対して過剰な愛情表現をしてしまいます。

目の前にいる恋人を愛しているのではなく、恋をしている自分に酔ってしまっているのです。

このようなことから、恋人が望んでいない過剰な愛を押し付けてしまったり、自分の頭の中にある理想的な恋愛を強要してしまいます。

そして、その過剰な愛を受け取ってくれない男性に対して「冷たい」や「私のことを愛してない」と言って切り捨ててしまうのです。

恋愛依存症になっている女性は、熱しやすく冷めやすいので「この男性は私の愛を理解してくれる人ではない」と判断すると、また別の男性に愛を注ぎます。

このような恋愛を繰り返していると、長く愛情を育む経験ができないので、いつまで経っても「私は誰からも愛されたことがない」という気持ちを持ち続けてしまうのです。

しかし、過剰な愛だけが愛ではありません。

愛の形はさまざまあり、人によっても違うので、自分の中にある過剰の愛だけを基準にしてしまうと、実際に適度な愛情をもらえたとしても見過ごしてしまいます。

恋愛依存症の女性は情熱的で激しい感情だけを愛情だと思ってしまう傾向があるので、健全な男性を振って、情熱的なDV男やモラハラ男性ばかりと付き合ってしまう事もあるのです。

幸せな恋愛を求めるのなら、愛への向き合い方を改めてみる必要があります。

過剰な愛情は愛情ではない

愛情が欲しいがために過剰な愛情を相手に注いでしまっているということは、過剰な愛情とは本質的にどんなものなのでしょうか?

過剰な愛情を相手に注いでしまう女性は、良かれと思って無意識でやっている行動なので、自分自身でも理解していないこともあります。

この章では、過剰な愛情は愛情とは違うということをご紹介していきます。

単なる自己満足

相手を愛しているからこそしていると自分自身では思い込んでいますが、本当は単なる自己満足の場合があります。

自分自身では自己満足と認めたくないがために「相手を愛しているから」という理由をつけているのです。

たとえば、本音は相手を「束縛したい」や「支配したい」という気持ちがありますが、それを認めたくないがために、建前で「愛しているから」や「あなたのためを思ってしている」という言い訳を作ってしまっています。

自分の中にあるネガティブで自分勝手な感情を相手にも知られたくないのです。