そのため、恋人でない男女がキスするだけの関係を築くことに対して疑問を抱く人も多いでしょう。
キスフレを持っている人の多くは、単純にキスを楽しむためにキスフレをつくっています。
あくまでキスするだけの関係のため、肉体関係を持つことはありません。
しかし、キスは恋人や夫婦が愛情を確認したり伝えたりするスキンシップのため、特定の恋人やパートナーがいる場合、肉体関係がなくても浮気と判断されることもあります。
本人たちに恋愛感情がなくても周囲から恋愛感情があると認識されるため、特定の恋人やパートナーがいる人とキスフレになるには注意が必要です。
場合によってはトラブルを発生させてしまう可能性もあります。
付き合ってはないがキスはする
キスフレの最大の特徴は付き合ってはいないがキスはする関係であることです。
一般的にキスは恋人や夫婦が愛情を確認したり伝えたりするスキンシップをしてするものなので、付き合っていないことを前提としていることに疑問を抱く人も多いでしょう。
キスフレが新しい男女の形と言われるゆえんはそこにあります。
これまでのキスの概念を覆し、まったく新しい関係が誕生したと言っても過言ではないでしょう。
キスフレは度々浮気かどうか問題に挙げられます。
恋人やパートナーがいる人と肉体関係を持てば一発で浮気や不倫になりますが、キスだけだったらどうなるのでしょうか。
肉体関係がないため法律的には不倫になりませんが、人によっては浮気とみなされます。
本人たちに恋愛感情がなくても、キスするのは浮気になると考える人が多ければそれが原因で別れたり離婚したりすることもあります。
キスフレがいるメリット
キスフレは恋人でない男女がキスするだけの関係を指します。
キスする関係であれば恋人なのでは?と疑問を抱く人も多いですが、恋人関係でないのがキスフレの最大の特徴です。
あえて恋人関係にはならず、キスだけの友達関係を築くのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
次はキスフレがいるメリットについて詳しく紹介していきます。
安心感をもらえる
キスフレがいるメリットは、安心感がもらえることです。
人間は人との肉体的な接触やボディタッチをすると脳内でオキシトシンというホルモンの分泌が活性化されます。
オキシトシンは幸せホルモンや抱擁ホルモンとも呼ばれ、幸せな気分や安心感をもたらしてくれる効果があります。
一般的にキスは恋人や夫婦が愛情を確認したり伝えたりする行為であり、肌と肌が触れることでオキシトシンの分泌も活性化されます。
しかし、相手が恋人やパートナーでなくてもオキシトシンは分泌されます。
オキシトシンが有名になったのは、「飼い主と犬が触れ合うことで互いにオキシトシンが分泌される」という麻布大学の論文がきっかけでした。
相手が犬であっても大切に思っている相手や親しい相手であればオキシトシンは分泌されるのです。
それはキスフレも例外ではありません。
キスフレは恋人ではありませんが、お互いにキスしたいと思える相手ではあります。
そのため、恋人関係でなくてもオキシトシンが分泌され、安心感や幸福感を得ることができます。
寂しさを埋められる
キスフレがいるメリットは、寂しさを埋められることです。
人間は寂しくなると人肌恋しくなります。
人間はもともと集団生活のなかで繁栄してきた生き物です。
そのため、集団で協力し合う大切さや人はひとりでは生きていけないということが本能に刷り込まれており、寂しくなると他人を求めるようになるのです。
他にも人と人が触れ合うとオキシトシンという幸せホルモンが分泌されます。
オキシトシンには不安解消やストレス軽減などの効果があります。
キスフレとキスすることでオキシトシンの分泌が活性化され、寂しさも軽減されるということです。
一般的にキスは恋人や夫婦が愛情を確認したり伝えたりするためにするものです。