しかし、恋人関係以外の人がしても安心感を得たり寂しさを埋めたりすることができます。
寂しいときや心細いときに友達に手を握ってもらったら自然と安心しますよね。
キスはハードルが高いように思えますが、触れ合う行為としては手を握るのと変わりありません。
女性ホルモンが出る
キスフレがいるメリットは、女性ホルモンが出ることです。
前項でも紹介した通り、人間はスキンシップを取ることで幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌が活性化します。
オキシトシンにはストレス軽減や不安解消などの効果があり、精神を穏やかに安定させる効果があります。
他にもオキシトシンは女性ホルモンと密接な関係にあります。
もともとオキシトシンは女性の出産や子育てに関するホルモンとして有名でした。
オキシトシンには分娩時に子宮を収縮させるはたらきや乳腺を収縮させて母乳の分泌をうながすはたらきがあります。
妊娠や出産以外にも健康な体を維持するためには正常なホルモンバランスが大切です。
ホルモンバランスが乱れると太りやすくなったり肌が荒れたりするなどの症状が出ます。
美しさを保つためにも女性ホルモンが出ることはとても良いことです。
ストレス解消になる
キスフレがいるメリットは、ストレス解消になることです。
前項で紹介した通り、人間はスキンシップを取ることでオキシトシンという幸せホルモンの分泌が活性化されます。
オキシトシンには不安やストレスを解消する効果があります。
ストレスは脳が不快を感じ取ることで発生します。
脳内には心地いい刺激に反応する細胞と不快な刺激に反応する細胞の二種類があります。
ストレスはこの不快な刺激に反応する細胞によってもたらされます。
人間はストレスを感じるとホルモンバランスが乱れ、血圧低下や体温下降などの影響が出ます。
ストレスを解消するためには、乱れたホルモンバランスを正常に戻ることが重要です。
そのために必要なのがオキシトシンです。
キスすることでオキシトシンの分泌がうながされ、乱れたホルモンバランスが正常に戻っていきます。
キスフレとキスするのには、キスすることでオキシトシンの分泌が活性化され、ストレス解消になるメリットもあるのです。
自分を受け入れてもらえる
キスフレがいるメリットは、自分を受け入れてもらえることです。
人間は誰しも承認欲求を持っています。
承認欲求とは他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたいという欲求です。
キスは人を選ぶ行為です。
恋人や夫婦はもちろん、付き合っている関係でなくても親しい間柄でなければキスするのは難しいですよね。
知り合いでも苦手な相手や嫌いな相手とはキスしたいと思わないでしょう。
つまりキスしてくれるということは、相手が自分を受け入れてくれているということになります。
恋人関係でなくてもキスを受け入れてくれることで承認欲求が満たされ、自分に自信を持つことができるのです。
恋人であれば一人としかキスできませんが、キスフレであれば複数の人とキスできるため、いろいろな人に自分を受け入れてもらえたと実感することができます。
キスフレを求める人のなかには寂しがり屋で自分に自信がない人が多い傾向にあります。
その寂しい気持ちや自信のなさを払拭するためにキスフレをつくっている人もたくさんいます。
心に余裕ができる
キスフレがいるメリットは、心に余裕ができることです。
ストレスや不安を抱えていると心に余裕がなくなってしまいます。