ですから、あらかじめ複数の選択肢を用意しておくことで、心にゆとりを持っておきましょう。
特に日頃からうろたえてしまいがちな人は、最低でも3パターンの選択肢を用意しておくことがおすすめです。
できることに注目する
うろたえる人は、想定外の出来事に対してどうしていいのか分からずに、その場で思考回路が停止してしまいます。
というのも「今自分にできることはなにか?」と考えたときに「あれもできない、これもできない」とマイナスな考えばかりが思い浮かんでしまうから。
もちろん、それでは行動に移すことはできませんよね。
ですから、うろたえる人にとって大切なことはできないことではなく、できることに注目するということ。
正直なところ、誰も最初から大それたことを求めていませんから、自分にできることをするぐらいで十分なのです。
小さなことからコツコツと、できることを1つずつ重ねて、少しずつ自信をつけていきましょう。
失敗してもいちいち落ち込まない
想定外のトラブルや不意なできごとは、誰もが予想できないことなので、うまくいかなくても責められることはありません。
ですが、そんな大変な時になにもできないでいると、周りからの評判が悪くなってしまうのです。
そのため、失敗してもいちいち落ち込まずに、今の自分にできることを探しましょう。
落ち込んでいても、一生懸命頑張っても同じ時間が流れていきます。
ということは、一生懸命頑張って時間が流れて行った方が、よっぽど自分のためにも誰かのためにもなるでしょう。
早めの準備・行動を心がける
うろたえにくいコツとして非常に有効的なことは、早めの準備・行動を心がけるということです。
というのも、早めの準備・行動をすれば、時間にも心にも余裕ができます。
要するに、うろたえる人とうろたえない人の差は「余裕があるかないか」になります。
ですから、日頃から早めの準備・行動を心がける人は、ある程度のことであれば想定できているので、そう簡単にうろたえることはありません。
反対に、余裕のない人は、想定外の事態が起きてしまうとすぐにうろたえてしまうといえます。
周りの意見に流されない
周りの意見に流されやすい人は、自分の意見がない人であると同時に「こんなはずじゃなかったのに…」や「あの人の言うとおりにしたからだ」と望み通りの結果が出なかった時に誰かのせいにする傾向があります。
要するに、自分の意見に自信が持てないからこそ、誰かの意見に身を委ねることで「失敗しても誰かのせいにすればいい」と逃げてしまうのです。
そのため、想定外の事態に対して瞬時に動けなかったり、核心をつかれてうろたえてしまうのでしょう。
経験を積んでメンタルを鍛える
うろたえにくい人は、あらゆる事態やトラブルを何度も経験しているため、メンタルが非常に強いといった特徴が見られます。
反対に、すぐにうろたえてしまう人は、自分にとって都合の悪い状況から逃げてばかりだったため、想定外のトラブルを対処できる力が一切備わっていないのです。
ですから、うろたえてしまう人にとって大切なことは、あらゆる経験を積んでメンタルを鍛えることになります。
もし、周りで想定外のトラブルが発生した時には、進んで問題解決へと取り組んでいきましょう。
運動して体力をつける
心と体は密接に繋がっているため、体力がある人は必然的にメンタルも強いといった傾向があります。
たとえば、プロのスポーツ選手はたくさんのファン、チームや監督の期待を背負ったうえで舞台に立ちます。
そして、ここぞという時に得点を勝ち取ります。
これは、スポーツ選手に体力があるだけでなく、メンタルまでも鍛えられているからといった理由が挙げられるでしょう。
そのため、うろたえやすい人は、難しいことを考えずに、運動してみることをおすすめします。
失敗を想定したり、複数の選択肢を用意するなどは少々上級者向けでもありますので、まずは運動して体力をつけるとこからはじめていくといいでしょう。
ストレスを溜め込まない
すぐにうろたえないためにも、日頃からストレスを溜め込まないことが大切です。
というのも、ストレスが溜まっていると心に余裕がなくなってしまったり、思うように思考が回らないなど、とにかく悪循環が起きてしまいます。