ホームシックを克服しよう!
病いは気から、といいます。
病を治すのも気からです。
ホームシックは身体の不調からくるものではありません。
気合またはメンタルの持ち方次第で、必ず克服することができます。
それにはまず、原因を突き止めることです。
思い当たるケースや、あてはまるケースを考えていきましょう。
ホームシックとは?
ホームシックとは、一口に言えば、新しい環境におかれて孤独感がつのったとき、望郷の意識が異常に強まっている状況のことでしょう。
カルチャーショックや、想像とのギャップの大きさに耐えられず、固まってしまった感じでしょうか。
ただの故郷の回想というのなら大した問題ではありません。
しかし長く続き、その状態から抜け出せないようなら話は別です。
仕事や生活に実害をもたらす前に、何らかの対策が必要となってきます。
ホームシックになる原因とは?
ホームシックになる原因は、新しい環境にうまく馴染んでいないからに違いありません。
もっとも大きな環境変化は、初めての一人暮らしです。
家に帰ると話し相手のいないという初めて経験する状態です。
ホームシックの原因の追究は自分の弱さを認識する旅にもなります。
思いがけないこと、都合の悪いことも出てくるかもしれません。
しかしそうした現実から目をそらさないようにしましょう。
ホームシックの改善には、正しい現状認識が必要です。
愛情深く育てられたから
人はいずれ独り立ちしなければなりません。
教育の本来目指すべき目標です。
ところが最近はいつまでたって親と同居して、ニート状態、最悪のケースでは引きこもりという人たちの存在が、社会問題化しています。
あまりにも愛情深く育てられ、親に依存し過ぎた家庭に育った人は、独り立ちが危うくなります。
もしそんな家庭から、一人で都会へ出てきたということは、独り立ちに向けて逃してはならないチャンスなのです。
この場合は、お互い距離を取ることこそ愛情です。
無用のもたれ合いは断ち切りましょう。
家事や仕事などに自信が無いから
一人暮らしを始めると、仕事でも身の回りの家事でも、何もかも新しい場面ばかり続きます。
それを刺激的な楽しいこととして、次々こなしていければ全く問題ありません。
もしそうでない場合や、どこかで詰まってしまった場合、チェンジ・オブ・ペースが必要です。
ペースを少し落とすとよいでしょう。
何も焦る必要はありません。
よくあることとして気楽に考えて下さい。
ここをうまく処理しないと前に進めません。
うまくいっていないのは、もっともホームシックになりやすい状況です。