この場合は、何も地方から大都市への流ればかりとは限りません。
筆者の知っているケースをご紹介します。
それは北陸地方の話です。
東京・大阪・名古屋などの太平洋側の大都市から、北陸へ転勤すると、お魚の美味しいのは素晴らしいのですが、困ったこともあります。
それは冬の雷です。
太平洋側の人間にとって雷は夏の風物詩ですが、北陸では冬にもしばしば鳴るのです。
太平洋側から来た人にとっては、思いもかけけない衝撃です。
これに慣れるのは難しいそうです。
まして一人暮らしならなおさらでしょう。
ホームシックにかかりやすいといいます。
その代わり仕事に集中できる、人生にはこういう時期も必要という意見もたくさんあります。
誰でもなり得るので、恥ずかしいことではない
ホームシックは誰でもなり得ることです。
誰でもなり得ることですから、それ自体恥ずかしいことではありません。
問題は長引かせないことに尽きます。
徐々に時間が解決してくれます
時間には目には見えない、非常に大きなエネルギーがあります。
心に傷を負っても時間が癒してくれる、これは誰もが経験していることです。
時間には逆らわず、うまく利用することを考えましょう。
ときには忘れることも必要です。
新たな地で楽しみを見つけ充実させることがポイント
やることなすこと刺激的で、面白くてたまらない、という状態が理想的です。
そうなれば生活の苦労など何でもありません。
もともと都会は地方より生活には便利にできています。
ただし、そこまで生活力のたくましい人ばかりではありません。
真面目な人は、新しい地で生活基盤を確立するまでは、どうしてもバタバタしてしまいます。
その間に新しい楽しみが見つかれば、自然に精神状態は落ち着いてくるでしょう。
そうなればもう大丈夫です。