自分が相手を好きかどうか明確にわからない状態の人に告白された時は、どういった対処をするのが良いのでしょうか。
自分から相手に対する好意が確かでない状態で「とりあえず」の交際をはじめてしまう人も居ますが、その判断がうまく行くか行かないかの割合は五分五分と言ったところです。
それに、好きかどうかわからない状態で告白を了承するのは、告白してくれた相手に対して誠実とは言えませんね。
相手の気持ちが真剣であればあるだけ、誠意を持って答えを出すべきです。
1. すぐに返答しない
好きかどうかわからない人からの告白は、その場ですぐに答えを出すべきではありません。
告白というのは、仮に恋愛対象でない相手からされたとしても、多少なりとも嬉しいものです。
しかし、思いがけない告白に舞い上がって、その場の雰囲気に流されないようにしましょう。
テンションに任せてYESを出してしまうのはいただけません。
もし冷静になった後、返答を撤回しようものなら、相手に大きなショックを与えかねませんので要注意ですよ!相手への恋愛感情は確かでは無いけれど、断るか受けるか迷うような微妙な感覚の時は一度返事を持ち帰ってじっくり検討しましょう。
2. 思わせぶりをしない
好きかどうかわからない相手には、少しでも期待させる様なモーションは取らないようにしましょう。
思わせぶりな態度は相手の気持ちを煽って期待させてしまいます。
「いい人だけれど…」と迷うような相手との恋愛はあまり長続きしません。
恋愛的な意味で好きではないことがハッキリしているのであれば、ハッキリとその意思を伝えることが大切です。
しかしその際、もしかしたら可能性があるのではないか?と思わせる様な断り方だと良くありません。
「友達(同僚)としては好きだけど…」というような前置きをして告白を断る人が居ますが、こういった曖昧な態度は相手の未練となります。
「友人(同僚)以上には見られない」「恋愛的な意味で好きにはなれない」というような形で、明確に断ることが大切です。
もし、少し返答を待って欲しい時や考える時間が欲しい時も過剰な期待を持たせないよう言葉の伝え方には注意しましょう。
3. 一週間を目安に返答する
告白してきた相手を、恋愛感情で好きかどうか、好きになれるかどうか見極めたいという時は一週間を目安に返答をすると良いでしょう。
一週間は自分と相手との関係を見つめ直し、答えを出すのにも丁度いい期間です。
あまり告白の返事を待たせすぎるというのも、相手に対して失礼ですから、返答を待って欲しい時はただ待たせるのではなく「きちんと考えたいから一週間待っていて欲しい」ときちんと意思を伝えましょう。
待たせている間には、気を持たせる様な軽率な行動は控えてください。
4. 無視はしないこと
告白の返事をうやむやにしたり、無視をしたりするのは絶対にいけないことです。
好きかどうかわからないことを理由に、結果を先延ばしにしすぎたり相手の気持ちをないがしろにしたりするのは絶対にやめましょう。
付き合うという選択肢がないのであれば、それを包み隠さず伝えるべきです。
告白の結果が良いにしろ悪いにしろ、相手にとっては一大決心だったわけですから、真剣に向き合って答えを出しましょう。
5. 相手が傷つく言葉を言わない
相手の気持ちに応えられない場合であっても、誠意を持った対応は忘れてはなりません。
伝える言葉は相手の気持ちを考えて選ぶべきです。
好きかどうかわからない相手や、あまり親しくない間柄であっても、むやみやたらに傷つけていいわけではありませんから。
自分が思いを寄せている人に告白をしたと考えれば、相手がどんな気持ちで告白してくれたのか、どんな言葉を受けると傷つくのか分かるはずです。
「付き合うなんてありえない」「あなたと付き合うのは絶対に無理」など、相手の好意を無下にするような態度は決してとるものではありません。