生き方に悩んでしまった時、どういう生き方をすればいいんだろうってことばかりを、考えてしまうと思います。
でもこの時、生き方の正解を導き出そうとしても、きっと答えは見つかりません。
それよりも、“自分”をしっかりと把握すること。
まずはそれが先決なんです。
自分はどういう性格で、どういう気質?どんな価値観を持っていて、これまでは何をやってきた?何を感じ、何を考え、どんなことを楽しいと感じ、絶対に嫌なことは何か…。
と、自分の事を見つめ直してみるのです。
そこには、自分が生きてきた軌跡もちゃんとあるし、自分が今、ちゃんと生きていることも実感出来るはず。
これだけでも、ちょっと安心出来ると思います。
客観的に見る事で生き方が見える
そうやって、自分を客観的に、そして深く見つめ直すことで、自分がどういう生き方をしてきたかってことが見えてきますよね?自分の人生を自分で選択してきたかも…。
そうすると、何に迷っているのか、何に不満なのか。
問題の本質もクリアになっていくと思います。
悩むべきは、生き方という漠然としたテーマではなく、もっと具体的な問題。
そのひとつひとつを、自分の手で、納得出来る選択をしていくことで、生き方にも迷いが無くなっていくはずです。
生き方の正解なんてないと思うし、その答えは、生きてみないと分からないものでもあると思います。
でも、納得のいく人生にすることは出来ますよね?それは、自分で納得のいく選択をしていけば出来ることなのですから。
そして、自分の生き方に自分で責任を持てば、自分の足で、自分の力で生きているという充実感も、得ることが出来るはずです。
3、目標や目的を考える
生き方に迷った時は、“目標や目的を考える”のもひとつの方法です。
生き方という掴みどころのないテーマに挑むのではなく、もっと身近で具体的なテーマに取り組むようにするのです。
迷いをチャンスと捉え、自分を見つめ直すことが出来たら、今、明日の自分の為に何が出来るか…何を選択するべきか。
それも見えてくるはずです。
目標や目的を考え、それに向かうこと。
それは、人生を生きるという実感にも繋がってくると思います。
そして、何を目標とし、その為に何を選択するかは、迷った今こそ、じっくり考えるべきことです。
ひとつひとつの問題に向き合い、自分の人生を自分で選択し、自分の責任で全うすることこそ、自分が求めている生き方なのではないでしょうか。
達成すために努力を欠かさない
そして、自分で目標を立て、自分で選択したのなら、達成するために努力を欠かさないことも大切ですよね。
目標に向かう過程。
それをどう過ごすかが生きるということであり、目標にたどり着くことが出来れば、満足感や達成感を味わうことが出来る。
それが、自分の人生の充実感へと繋がり、生き方にも自信が持てるようになるのではないでしょうか。
生き方に迷う時と言うのは、生きるってどういうことだろう?なんて、今自分が生きている意味や、自分の存在意義すら分からなくなってしまったりすると思います。
だけど、感情を持ち、思考を持った私たち人間は、何かを感じ、何かを考えることに意義があるのだと思います。
その感情や思考に従って行動することで、自分、そして自分を取り囲む人々の為になることが出来るのです。
それが何よりもの、生きる意義であり、人間らしい生き方なのだと、筆者は思っています。
そのためには、目標や目的を持つこと。
それに向かって努力することなんですよね。
目標や目的があれば、生き方を見失うこともありません。
そして目標や目的は、生き生きとした人生をもたらしてくれるでしょう。
4、一度、原点に帰って考える
また、生き方に迷いすぎて、その迷路から抜け出せなくなってしまった時は、“一度、原点に帰って考える”ことも大切です。