このように、3割弱の夫婦は月に1度は一緒に入っていることになります。
また、夫婦で一緒に入ることはないという夫婦の割合は58.8%で、これから逆算すると夫婦で一緒に入ることがある割合は、なんと41.2%と約4割もいることとなります。
一緒にお風呂に入っている夫婦の年齢層も幅広く、若いカップルだけが楽しんでいるようではありません。
私の知人は70歳代のご夫婦ですが、いまだに2人で入浴しているのです。
しかも、その噂は広まっていて、周りの人はその事実をよく知っているようです。
2人で入浴する意味や目的などという難しいことは抜きで、習慣的に日常生活の一部になっているようです。
一緒に入浴している人の気持ち
一緒に入浴している人は、パートナーと2人で湯船に浸かりながら、さりげない会話をすることが心地良いと感じるのかもしれません。
湯船に良い香りの入浴剤を入れたりして、2人でゆっくりできる空間を作り、1日の疲れを癒すのです。
一緒入浴したいけどしていない人の気持ち
一緒に入浴したいという気持ちは、たぶん誰にでもある気持ちと思います。
しかし、何かの理由で入っていない人も多いようです。
一緒に入浴していない人は、なぜそうしない気持ちになるのかというと、大きく4つの気持ちがあるからでしょう。
今までそんな習慣がない
小さなころから家族と一緒に住んでいて、両親が風呂好きで世話焼きの家庭では、お風呂は一緒に入るものと決まっていました。
幼児の頃から一緒にお風呂に入っているので、中学生や高校生になっても、親と一緒にお風呂に入ることに抵抗はないようです。
さすがに、高校生の娘がまだ父親と一緒に入ることで、母親が心配しているという投稿もありますが、本人たちは楽しいのです。
そのような家庭で育ってきた人は、パートナーと一緒にお風呂に入ることなど普通のことと思っているはずです。
一緒にお風呂に入って湯船につかりながら、今日の出来事やそれの感想、相談事を話しているのです。
大げさに言うと、人生の勉強をしているのです。
家族の事情で、父親の帰宅が遅いとか、家族が多い家庭では順番に入っていくので、お母さんはみんなの世話をする役で、夫婦で入浴する時間がないかも知れません。
入りたいけど、時間的に入れない人もいるようです。
ただただ、恥ずかしい
自分の身体に自信がないので、好きな人と一緒に入浴することなど、恥ずかしくてとうていできないという気持ちです。
自分の裸を見られることに強い抵抗を持っているのかもしれません。
肥満でもなくすらっとした体型なのに、それに関わらず裸を見せることに抵抗がある人もいます。
彼に見られたくない秘密がある
一緒に風呂に入ると見られたくないものがあって、それを避けたいという人もいるかもしれません。
例えば、目立たないところに入れ墨があるとか、ケガや病気の時の手術の跡が残っているとか、火傷の後が痛々しいとか、身体に知られたくない秘密がある場合です。
男性の裸体を直視できない
一人っ子で大事に育てられた女性や、女子だけの学校を卒業した女性など、男性と交際することなく真面目に生活してきた時には、男性という存在に戸惑います。
そして、好きになった彼と結婚できても、一緒にお風呂に入るには覚悟がいるのです。
平気で一緒にお風呂に入ることができる人から見ると、不思議で理解できないと思いますが、現実にこのような気持ちで入れない人もいるのです。
一緒に入浴したくない人の気持ち
お風呂は絶対に一人でゆっくり浸かりたいという人もいます。
そういう人は、1日の疲れを癒すためには誰かと一緒ではダメなのでしょう。
ゆったりと一人で湯船を占領して、鼻歌を歌いながら入ることがストレス解消になっているかのかもしれませんね。
一緒に入浴するメリット
経験が浅い男女にとっては、一緒に入浴することに不安と期待が交錯しています。