未婚の男性としては、一緒にお風呂に入れる彼女がいること自体が自慢できるのですから。
一緒に入浴するメリットは、既婚者と未婚者では多少異なったところがありますが、基本的にはメリットは同じです。
仲を深めることができる
仲がいいから一緒にお風呂に入るのですが、お風呂でさらに仲を深めることができるのです。
お互いの気持ちや出来事、将来のことなど、話す内容はたっぷりとありますが、ベッドの上で話す時よりもリラックスしているので、より親密に打ち明けることができるでしょう。
文字通り何も隠せないからです。
リラックスできる
日本人は、疲れが溜まってくるとゆっくり温泉に浸かりたいと願うものです。
寒い日が続く冬場になると、冷えた体を温めて疲れを癒すことを考えます。
つまり、温泉に浸かることで気持ちが穏やかになってリラックスできるようです。
素直に話ができる
お風呂の中ではお互いが裸です。
自分自身を隠すものがないように、心もオープンになって素直に話ができるでしょう。
小さい時に、お母さんと一緒にお湯に浸かって、友達の話や学校の話をしながら楽しく過ごしたのを覚えているはずです。
お風呂ではリラックスできるので、大きくなってもお母さんと一緒に入って悩みごとを相談したこともあるかもしれません。
同性の仲間と旅先で一緒にお風呂に入った時も、仕事の悩みや恋の悩みについて話し合って、お互いの考え方に共鳴したりして仲良くなったこともあるでしょう。
このように、お風呂は裸のお付き合いができて、素直に話ができてコミュニケーションが取りやすいのです。
気持ちが落ち着く
お湯に浸かって温まると、汗をかいて血行が良くなり、副交感神経の働きが活発になって気分が落ち着きます。
このせいか、一緒にお風呂に入る夫婦は、家庭円満で仲が良いというデータがあるようです。
若い時の夫婦は、お風呂でもイチャイチャして遊んでいましたが、夫婦生活が長くなってくると意味が違ってきます。
夫婦で入って背中を流し合って、近所付き合いの話や子供の話など、いろいろと意見交換する時間になるのです。
難しい話も意外とすんなり結論が出ます。
忙しい中でもほんの数十分の時間ですが、ふたりだけで和やかな時間を過ごせるのが良いのかもしれません。
一緒にお風呂に入る夫婦は、仲が良い夫婦の象徴のように思えます。
追い炊きの必要がなく節約になる
一緒にお風呂に入ることは、家庭的にはエコと言うことです。
夫婦別々にお風呂に入るよりも、トータルでお風呂場を使う時間が短くなるので、追い炊きの必要がなくなって燃料費が割安になると言えるでしょう。
あるご夫婦での実績では、ガス給湯器を使っているので年間で数千円の節約です。
都市ガスの節約量から推測すると、年間でブナの木約10本が吸収するCO2を節約したことになって、地球温暖化にも貢献するのです。
お互いの健康チェック
お互いに本人では見えない背中や首に化膿しているところが無いか、皮膚に湿疹やアザができていないかなど、裸なので健康面でのチェックも容易にできるのも良いかもしれません。
マンネリ防止になる
夫婦の関係がマンネリになってきた時に、もし一緒にお風呂に入ったことがないなら、一度決心して実行することをお勧めします。
家で風呂に入りにくいなら、旅行して家族風呂を予約するのです。
環境を変えて2人で一緒にお風呂に入れば、新鮮な気持ちになって昔の感動が蘇ってくるはずです。
ダイエットのモチベーションになる
お互いの裸の身体を見ることになるので、自分の身体のケアも無意識に行ってしまいます。
毎日の食事のカロリーに関しても、実際に計算はしなくても、今日はオーバーだから明日は減らそうとか、考えることができるでしょう。
運動についても、できるだけ歩くことを心掛けたり、ジムに通って有酸素運動を続けたりして、パートナーに「太った?」と言われたくない気持ちで頑張ることができます。