5. いじめなどの経験から人間不信になっている
学生時代にいじめにあったことのある人は、他者に対して強い不安や恐怖心を抱きやすくなっています。
表面上では問題なく接しているように見えても、本心では「本当は自分のことを悪く思っているのではないか」と常に疑心暗鬼に陥っていることが多いため、積極的に自分から他人とコミュニケーションを取ろうとはしません。
いじめられた経験がある人は、人から好かれたり信頼されたりすると嬉しいと感じる反面、そうで無くなった時の不安を常に感じています。
そのため、一見どんなに上手にコミュニケーションを取っているように見えても、本心では自分以外の相手に対して心を許すことが出来ません。
また、過去のいじめで完全に他者に対して心を閉ざしてしまっている人の場合、社会で生活していく中で必要最低限のコミュニケーションしか取ろうとはしないため、それ以上相手と距離を近づけようとはしません。
相手と距離を取ることによって、自分がそれ以上傷つかないようにとの自衛の気持ちから自然とそうなってしまうのです。
6. 勉強不足
一般的な知能や人格的には何ら問題はなくても、社会の中で生活していく上で必要となる常識やルールについての勉強不足の場合には、周りから見た時にとんちんかんな行動に思われてしまうことがあります。
学生時代には仲良しこよしで過ごせていても、会社で働くようになれば必然的に新しく学ぶべきことがたくさん出てきます。
会社の中での序列から上司や取引先、同僚に対する言葉遣い、また仕事のやり方やどんな時にどんな風に自分が立ち回ればいいのかなど、実際に社会の中で生活しながら身につけていきます。
社会に出た直後にはそれらが勉強不足でも教えてくれる先輩はたくさんいます。
しかし、会社で何年も働いているのに未だにそれが身についていない人や、学ぶ機会を自ら見逃してきた人ではいつまで経っても社会の中で上手に立ち回っていくことが出来ずにいます。
7. 内容について知識や興味がない
とんちんかんな人は基本的に自分中心で世界が回っていますので、他の人の話や自分以外の出来事に対しての関心が低いです。
それはプライベートの話であれ、仕事の話であれ、自分が興味を持てないと思ったものはその時点で聞き流してしまうことも少なくありません。
また、話を聞いている時は真剣でも、元々興味がないことであれば少し時間が経てば忘れてしまいます。
それを何度も繰り返しているため、周りからはとんちんかんな人だと思われてしまいやすいのです。
8. 疲れていて意識がもうろうとしている
とんちんかんな人は、いつでも楽観的で気分屋というわけではありません。
人によって何事にも常に全力で取り組んでいる人もいます。
しかし、その場では全力で取り組んでいても、少し時間が経ってしまうと興味が逸れて内容を忘れてしまうこともあります。
また、一生懸命な人ほど他の人に比べるとその時その時で熱を入れて集中しているため、人一倍疲れやすくもあります。
そうして疲れて意識がもうろうとしている時に誰かから話を聞いたり指示を受けたりしても、どうしても頭にしっかりと入ってはこず直ぐに忘れてしまうのです。
とんちんかんな人の中には、時にそうして「致し方がない」状況でそうなってしまう人も少なからずいます。
9. 相手のことを大事に思っていない
とんちんかんな人は、良くも悪くも自分のことを一番中心に考えて行動しています。
そのため、誰かと一緒にいても相手の存在にはさして気を配らずに、自分がその時気になったことや考えていることで意識がいっぱいになっていることも多いです。
そこからも分かるように、基本的には自分が一番大切なので、相手のことをさほど大事に思っているわけではありません。
だからこそ相手の気持ちを上手に理解することも出来なければ、相手との話の内容を忘れてしまったりもします。
とはいえ、毎回そんな風では将来を誓い合うようなパートナーとは到底巡り合えません。
もちろん自分が大事だと思えるような相手が現れれば、その時には真摯に相手の話に耳を傾け、心を集中させることでしょう。
10. 相手の話を聞く耳を持っていない
とんちんかんな人の特徴は、自分中心の考え方で他人の気持ちに理解が出来ず、また場の空気が読めないなど様々です。