ピュアな心を持った人にとって、騙されるということは一番の苦しみかもしれませんね。
そしてピュアな人をもっと傷つけるのは、「騙す方が悪いけど、騙される方も悪い」という一般論かもしれません。
信じて疑わなかった人に騙される。
これって、誰もが一度は経験しているんじゃないかな?って思います。
人を信じて騙されることほど、心に深い傷を負わせるものってないですよね。
そんな経験から、人は人を疑うようにもなるのですが…ピュアな人の場合は、経験しても“人を疑う”というフィルターが備わることはないのでしょうね。
人を信じすぎるので悪い人から騙される事が多くなる
ピュアな人はそうやって、人を疑うことをせず、純粋に人を信じすぎてしまうので、悪い人から騙されることが多くなってしまうのです。
ピュアな人の純粋さに、付け入られてしまうんですよね。
ピュアな心を利用するなんて本当に許せないことですが…今の世の中、自己防衛もしなければなりません。
それは人に疑いの目を向けるということでもあり、ピュアな人にとって、とても難しいことでもあるでしょう。
普通は経験によって警戒心を備えるようになるのですが、それはある意味、ピュアな人が、ピュアな人ではなくなるということ。
ピュアな人がいなくなっていく世の中より、悪い人がいなくなっていく世の中になればもっといいのにって…思わずにはいられませんよね。
9.感情の浮き沈みが激しい
感情の浮き沈みが激しいところも、ピュアな人の短所となり得るところです。
物事がダイレクトに心に届くピュアな人は、繊細な心の持ち主とも言えます。
ちょっとしたことでも心が大きく揺さぶられてしまうので、感情の波も大きくなってしまうんですよね。
これは、人の心に寄り添える長所でもあり、自分が自分の感情に左右されすぎるという短所にもなるんです。
ピュアな人って心が綺麗で、キラキラした毎日を送っているようなイメージもありますけど…人一倍痛みや苦しみを感じている人でもあるんですよね。
普通はそんな感情を見ないようにしたり、意識的に避けたりするんですけど、ピュアな人の場合は真正面から受け取ってしまうんですよね。
ちょっとしたことで凹んでしまう
ですので、嬉しいことや楽しいことがあった時にはいいんですけど、悲しいことや辛い出来事があった場合には…とことん凹んでしまうんです。
きっと他人が想像するよりはるかに、ダメージを受けてしまっているのだと思います。
それが周りの人から見れば、ちょっと扱いづらい部分だったりもして、ピュアな人の悪い所とも言われてしまうんです。
ピュアな人の繊細な心は、弱さだとも思われてしまう。
痛みを一緒に感じてくれる時には優しさだと言うのに、人って本当に薄情ですよね。
ただ、ピュアな人のダメージは、ピュアじゃない人にとっては計り知れないものがあり…それを一緒に感じて寄り添おうとするのは、普通の人にとっては恐怖でもあるんです。
ピュアな人の痛みを感じるのが、怖いんです。
だって、普通は見ないようにしたり、避けたりしている感情なのですから。
だから、ちょっとしたことで凹むなんて心が弱すぎるって切り捨てられてしまうし、周囲の人には、そうするしか無いのだと思います。
10.人に甘えすぎる
先程ピュアな人の良い所として挙げた、“素直に人を頼ることができる”ところや“人懐っこい”ところ。
これを別の側面から見ると、“人に甘えすぎる”という短所になってしまうんですよね。
周囲の人は、頼られるのも懐かれるのも最初は嬉しくても、「限度がある」って感じているのだと思います。
ピュアな人の場合は、甘えた気持ちが根底にあるわけでは無いと思われますが…純粋すぎるゆえにちょっと空気が読めないところもあるようで、時に「そろそろ自分でやって」とか思われていることにも、気づけなかったりするようですね。
人に頼りすぎて成長が遅い
そんなこんなで、人に頼ることに慣れてしまうと、成長が遅いということにもなってしまうようです。
自分の出来る事と出来ないことをわきまえることも時には必要ですが、そうやって周囲のサポートを受けながら、成長もしていかなければなりません。
それが出来ないと、甘え上手なのは、自分にとっても周囲にとっても、マイナスになっていってしまうんですよね。
時に人に頼りながらも成長することは、ピュアな心を持ったままでも出来ること。