しかし、家に夫婦だけでいる人や一人で住んでいる人にとっては、他人と会話をする事は少ないので、重要な機会になることがあります。
そのため、誰かと話すことや話しを聞いてもらえることが嬉しく、長々と話してしまいがちです。
同じ話しを何度もしたり、自慢話や武勇伝など、自分の話しをずっとしてしまう人もいるでしょう。
本人は時間を持て余しているので問題ないかもしれませんが、話しを聞く側はそうもいきません。
また、話しを聞いてくれる人店員さんなどにもつい長話をしてしまう時があります。
多少の話であれば、相手も仕事なのであまり嫌がらずに相手をしてくれるでしょう。
しかし、長々と同じ話しばかりをされてしまっては、困ってしまう人も多いです。
あくまでも仕事中ですので、その時間の邪魔をされてしまうと仕事に支障をきたす可能性もあるので、相手に対してもイライラしてしまっても仕方ありません。
それに気付かずに続けていると、老害になってしまうでしょう。
会話をしたいという気持ちはわかります。
ですが、それは相手や場所を選んでするべきであり、それをする事が出来なければ単に迷惑行為になってしまうこともあるのです。
9、年寄り扱いされる事が嫌い
自分の年齢を受け入れる事が出来ず、「まだまだ現役で頑張る事が出来る!」と感じている人は少なくありません。
その為、年寄り扱いされる事を嫌がる人もいます。
それは良い事でもあり、これから高齢化社会に向かっていく日本としては、一人でも多くの元気な高齢者がいて欲しいものです。
ですが、自分が年寄りだということをあまりにも自覚していないと、年寄り扱いされると怒ったり、素直に聞き入れることができない場合があります。
そうなると、周りの人は扱いずらいと思ってしまうことでしょう。
また、こうした人の特徴としては、自分の都合が悪くなると年寄りに戻ってしまうところがあります。
そのような人は、老害になってしまうのでしょう。
老害になった人とどう付き合っていけば良い?
世の中は高齢化社会のため、老害となってしまう方が多くいます。
高齢者に対して、優しく接する事はとても大事な事ですが、だからと言って相手の言動を全て受け入れる必要はありません。
私たちはいったい老害と呼ばれるような人とどう付き合っていけばいいのでしょうか。
必要以上に関わらない
老害になってしまった人は、基本的にその後改善することは難しいでしょう。
子供であれば注意する事で考えを変える事も出来ますが、相手は立派な大人です。
しかも、自分の考えが全て正しいと勘違いしてしまっています。
頭がすっかり固まっている人が多いので、他人の意見を聞きいれることは難しいと思います。
自分がどうしても関わらなければいけないような相手であれば別ですが、それ以外の人はできるかけ距離を置いてもいいでしょう。
大人になったら友人は選ぶことができます。
それと同じように、自分の人生に関わる人を選ぶことができます。
もし、老害になってしまった人に困っているなら、必要以上に関わらないようにするといいでしょう。
良い考えをする人もいる事を理解する
老害の問題が大きくなればなる程、世の中の高齢者に対する目も厳しくなります。
自分もいつか年を取るという現実は理解しつつも、まだまだ高齢者の気持ちを理解するまでには至っていない人が殆どでしょう。
その為、高齢者という存在自体が鬱陶しいと感じる事もあるかもしれません。
ですが、今の日本は先進国の中でも群を抜いた高齢化社会です。
その為、私たちはいかに高齢者の方と共存しながら生活する方法を探さなければならないのかもしれません。
年を取ると、どうしても話が長くなる傾向にあります。