サイコパスの人は、コミュニケーション能力がとても高い人たちでもあります。
でもそれは、演技によって人の心を操ろうとしていることがあり、何か自分にとって不利になるようなトラブルがあったときには、同情心を引く言葉や演技で人の心を惑わし、自分の見方を増やすこともあります。
自分がサイコパスだと自覚している人たちの中には、社会に溶け込むため、周りの人を観察して、普通の人がどんな反応をするのかということを真似していることもあります。
14.自信に溢れている
自己愛や自信家が多い、という特徴もあります。
自分に自信を持っている人は、それだけでなんだかカリスマ性を感じますよね。
それで、周りからはとても魅力的に映ります。
愛想もいいのですが、付き合っていくと尊大な言動や態度が気になることもあるでしょう。
自分が大好きなので、他人よりも自分の利益や快楽を優先する傾向にあるようです。
それに、自分のことをバカにされたときには、異常なまでに怒ることもあるようです。
自分に自信を持っている人は、大胆な行動もできるし、発言に説得力もあるように思いますが、しかし人への思いやりといったものが欠落しているので人を不快にさせるようないマン話が多かったりもします。
自信家で自己中心的な人って、一見魅力的なのですが、やっぱりずっと一緒にいるとなると相手が傷つくことが多くなってしまうでしょう。
自分が世界中の誰よりも優れた人間だと考えて、誰よりも価値のある存在だと感じていることもあるようです。
それで、自分が何をしても許される、と思いこんでいることもあるそうです。
15.性の乱れた生活
自分自身の満足感を得るために男女の性関係を簡単に誰とでも持つことができるので、性の乱れた生活をしていることもあるようです。
家庭を持っている場合は、その行動が家庭崩壊の原因となることはいうまでもありません。
それで、短期間に何人もの相手と結婚したり、離婚したりしていることがあります。
さらに、もっと怖いことにサイコパスの男性の場合、女性を脅迫して写真や映像を強制的に撮ったり、避妊するという約束までも守ることがなかったりすることもあるようです。
無責任で自分の欲望や利益のために相手を利用しようとするだけの人には十分気を付けたいものですね。
16.突発的な行動
「これをしたい!」「これが欲しい!」と思ったときに、そのまま突発的な行動をしてしまうこともあります。
普通だったら、思ったことをすべて行動に移すことはありませんよね。
まず考えたり、気持ちが冷静になれるまで時間を置くことでしょう。
しかし、自分の感情をコントロールすることが難しいので、突発的に行動してしまうことがあるようなのです。
気持ちを制御したり、他人にどう影響するかを考えたり、後々の結果を考える、といったことが難しいからなのかもしれません。
17.過ちを認めない
自分が間違ったことをしたり、失敗したりしても、自分の非を決して認めようせず、逆に自分の見方をうまく作り、相手を責めるような行動に出たりします。
つまり、自分の過ちを認めることをしません。
それで、サイコパスが恋人関係にあるなら、恋人とけんかをしても普通の話し合いで分かり合おうとか、譲り合おう、理解しあおうということは難しいでしょう。
自分が正しいと思い込んでいるので、自分の行動や言葉が相手にどのような影響を与え、相手がどのように感じ傷つくのか、ということを考えることができないのです。
なので、サイコパスにいくら「あなたは間違っている」とか「あなたは理屈に合わないことを言っている」ということを説明しようとも、納得させるのが難しかったりするようです。
逆に、言葉巧みに、さらに得意の演技力で自分が正しいと思い込ませ、間違いを人のせいにしたりすることがあるのです。