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萌えをオタクが好きになる7個の理由(続き2)

この群集心理も彼らの熱中度を一気にヒートアップさせる役割を担っているわけなのですね。

2.凝り性が多い

男性が萌えを好きになる理由の2つ目は「凝り性が多い」という事です。

男性は一旦、好きになってしまうと熱しやすいものです。

そしてどんどん凝っていきます。

趣味で切手収集にハマってしまう人や鉄道フィギュアにハマってしまう人達は、大抵好きなものの収集のためにどんどん資金をつぎ込みます。

この行動に歯止めをかけるものは男性が熱中している間はありません。

周りの人が無理にでも引き離そうとしたらむしろ逆効果になってますますのめり込んで凝っていくことでしょう。

萌えキャラを設定する人の狙いは当然ながらそのあたりにあるのですが、萌えシンドロームにハマった人にとってはもうそんな事、どっちでもいい事なのです。

ただひたすら目の前にいる萌えの対象に凝っていくだけなのです。

3.理想の相手が探しやすい

男性が萌えを好きになる理由の3つ目は「理想の相手が探しやすい」という事です。

基本的に今の多人数アイドルたちは同じ服装、同じコスチュームで舞台に上がります。

一人だけ、目立った格好をする子はいません。

皆、同じように見えるように工夫しています。

これによって極端な差別化を避け、ファンが色眼鏡をかけることなく勘と主観で自分好みの萌え対象を選べる、という訳なのです。

まあ、それでも私などから拝見させていただくと、皆、同じ顔に見えてしまう訳なのですよね。

それにステージの上では皆、結構激しく歌い踊っています。

動きも速いので目で追いかけるのも大変。

よく自分好みの子を識別できるものだと、若い子の感性には感心いたします。

とにかくあれだけの数の子がステージ上にいるのですから目移りするくらい好みのアイドルを探す事ができるでしょう。

4.個性がつかみやすい

男性が萌えを好きになる理由の4つ目は「個性がつかみやすい」という事です。

私などは皆、同じように見えてしまうのですが、そこはファン心理。

お目当ての萌えを探し出すのにぬかりはありません。

ちゃんとそれぞれのメンバーの個性と特徴をインプットしています。

そしてアイドル側も個性作りに関しては抜かりはありません。

ファン心理をちゃんと読んでそれに見合ったキャラ設定のメンバー構成をしています。

センターポジションの子、可愛い子、歌の上手い子、お茶目な子、妹キャラの子、癒されキャラの子などなど、さすがに老舗のプロダクションが売り出しているのですからファン心理のニーズはよくつかんでいます。

このような作り手側の努力の甲斐あってアイドルグループは巧みにファン層の開拓を行えます。

一般男性たちが萌えに高じれるのもなるほど、納得、というところですね。

5.性格のデフォルトが決まっている

男性が萌えを好きになる理由の5つ目は「性格のデフォルトが決まっている」という事です。

ここで言うデフォルトとは、あらかじめ設定値を組み込んでファンの前で紹介している、という意味合いです。

アイドルの売り出しの時には必ずやプロフィールや簡単な自己紹介や特技などが紹介されますよね。

これを行う事によっていち早くアイドルたちとの距離感を短くし、親密感を持ってもらおうとする戦略なわけです。

勿論、萌えの当事者である男性たちにとってみればより詳しく、より丁寧で自分たちの萌え心を刺激してくれるフレーズでさえあってくれればそれでいいのです。

自分の要求しているラインと大きく食い違いのない事だけが彼らの求めているニーズです。

自分の応援したい好みにピッタリの子がいればもうそれで十分。

あとは劇場にかけつけて思いっきり萌えの大発散を行えばいいのですからね。