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浪人してから気付く、浪人をすること...(続き2)

大学に入学するときには、しっかりと自分が納得できるような選択をするようにしてください。

数十年後に酔っぱらって「あのとき、あと一年頑張っていれば!」と言うようなことがないように、自分自身が納得できるような結論を出すようにしてください。

浪人のメリットとは

浪人という言葉にはメリットがないように思われるかもしれませんが、浪人生が浪人期間を振り返った時に意外とキラキラしているというように感じる現役性もいるようです。

浪人生のメリットがないわけではないのです。

デメリットばかりのように思われますが、一年大学に進学するのを遅らせるだけの何かがあるというように考えることができますね。

浪人期間中のメリット

浪人期間中のメリットとはどのようなものなのでしょうか。

浪人というと辛いことばかりというイメージがありますし、できる限り浪人はしたくないと思っている方もいるでしょう。

ですが、浪人期間中にはいくつかのメリットがあります。

浪人しているまさにその時期、どのようなメリットを感じることができるのでしょうか。

志望校に再チャレンジできる

浪人期間中の一番大切なメリットは、志望校に再チャレンジできるということでしょう。

自分の希望の大学に行くことができなかった人が、もう一年間勉強して頑張るのが浪人の意味です。

どうしても行きたかった大学に再チャレンジできるというのは、行きたい大学に対しての強い希望を持っている方には何よりも嬉しいポイントでしょう。

多くの浪人生の場合には、浪人をする前に「希望する大学に入るか、それとも嫌な勉強を続けないで楽に生きるか」という点で困っているのではないでしょうか。

もちろん、金銭的な問題などもそこにはありますが、突き詰めると、自分がどれくらい希望の大学のために努力することができるかということを問われるのが浪人生です。

その中で、志望校に再チャレンジできるというのは浪人のメリットとしては一番大きなものであるといえるでしょう。

妥協した自分にならない

志望校を諦めるということは、行きたくなかった大学に行くことになるということです。

滑り止めの大学を受験する人は少なくありませんから、妥協してほかの大学に行くというのは、浪人しないで進学する人の通常の進路です。

これは、選択肢として間違っているものではありません。

ですが、それを妥協だといわれると、否定することはできないのではないでしょうか。

人生は一度きりしかありませんから、その中で人生を決めるような選択を妥協で済ませてしまってよいのかと言われると、その答えには詰まる人の方が多いでしょう。

浪人を選ぶということは、妥協した自分にならないという宣言のようで、自分の生き方には埃を持つことができますね。

やらない後悔よりやる後悔

人間は、そう簡単に自分の希望を諦めることはできません。

ですが、一度やってみたのに、どうしてもできなかったということに関しては、比較的簡単にあきらめることができるのです。

やらなかった後悔というのは、そう簡単に捨て去ることができません。

「あのときにこうしていれば、違う人生を歩むことができたかもしれない」「こんな自分ではなくなっていたかもしれない」など、過去の「しなかった」ことに関しては、かなり深く後悔することができるのです。

ですが、やってみてダメなら「あのときダメだったんだから仕方ない」と思うことができるのです。

やらない後悔よりはやってダメだったときの後悔の方が良いでしょう。

自己管理能力が高まる

浪人生活というのは、自分の自己管理能力を試される機関でもあります。

浪人期間中には自分の怠惰な心を戦わなければいけません。

努力する才能を試される時期でもあります。

それを乗り越えることができたときには、自分の自己管理能力に自信を持つことができるでしょう。

また、どのように進めれば、自分が一番能力を発揮できるかと言ったことに関しても知ることができます。

自己管理をしっかりできる人間は、その後の人生でも効率よく仕事をすることができますし、使える人間になっていくでしょう。

そうした意味でも、浪人生活の中で身に着ける自己管理能力は、生きるためのスキルを身に着けるということにも等しい意味を持ちます。