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浪人してから気付く、浪人をすること...(続き4)

自主的に未成年の飲酒を禁止しているサークルなどもあるでしょう。

その中で、何の問題もなく飲み会に参加することができるというのは、浪人生のメリットだといえるのではないでしょうか。

学びに対する意欲が強い

浪人生は、学びに対する意欲がとても強い状態にあります。

その理由は、まず、第一に「一年苦労してまで希望の大学に合格した」ということがあるでしょう。

苦労もせずに大学に入った人とは異なって、入学するために人一倍の努力が必要だった浪人生は、「この大学で学べることを学ぼう」という意識が強くあります。

これが良い点なのです。

また、浪人生活の一年間で学びに対しての意欲が高まっている状態にあるということも挙げられるかもしれません。

最も、これはとても個人差の強い特徴です。

苦労して浪人生活を続けていたために、入学した瞬間にぷっつりと糸が切れてしまう人もいないことはありません。

ですが、学びに対する意欲が強い割合が大きいというのは言うことができるのではないでしょうか。

先輩から好かれやすい

浪人生は、学年で言うと一学年下になってしまいますが、高校までは同期の立場でした。

また、年齢的には一学年上と同じになりますし、精神年齢的にも新入生というよりは二年生に近い状態にあるかもしれません。

そういった意味から、先輩に好かれやすいという特徴があるようです。

同じ年齢であるため、どこか親近感がわいて親しみを持って接することができるのです。

また、新入生と仲良くなるためにジョークを言うにしても、一つ年下というと接しにくくなりますが、元々同じ学年だったと考えると遠慮がなくなるでしょう。

もちろん、これは大学の校風にもよりますが、先輩後輩の雰囲気が良い大学であるのなら、浪人生というのは接しやすい存在なのではないでしょうか。

浪人キャラで目立てる

浪人で目立って嫌だという方もいるかもしれませんが、それを逆にメリットとして利用する人もいます。

浪人というのは、それだけで他の新入生とは異なる存在になります。

入学した直後には「浪人?現役?」というような会話が当たり前のように繰り返されるでしょう。

そうした中で、浪人生のキャラを作って、新しい環境に早くなじむことができるというのはメリットのようですね。

浪人生のキャラというと、一年間ずっと勉強していた、口腔の間は遊んでいたというようなものです。

また、お酒を合法で飲むことができる、ちょっと年齢が上の年上キャラなど様々に確立することができるでしょう。

新しい環境になじむのは難しいですし、自分がどのような人間だというように扱ってほしいのかは、最初のうちに決めておかなければなりません。

そんな中で、浪人キャラという強みを生かせば、誰からも親しみやすいので良いのではないでしょうか。

挫折を知っている

浪人生と言うのは、いわば、人生の中で一度躓いてしまった身だと考えると良いかもしれません。

一度、自分の希望通りにいかなかった人生を歩んでいるのです。

かなり学力的に上の大学になると、「一度も人生の中で失敗したことがない人」と言うのが確実にいるでしょう。

もとから恵まれた家庭に育っており、一度も何も失敗していないのです。

そうした人と比べると腐りそうになりますが、浪人生はそうした失敗を経験しているがゆえに、人生に深みが増しているはずです。

何も失敗しないで大人になって社会人になるよりはずっと良いと考えましょう。

浪人のデメリットとは

ここまで浪人のメリットをあげてきましたが、もちろん、浪人にはデメリットもたくさんあります。

それはまず、第一に、ひたすら勉強をしなければいけないということなのではないでしょうか。

世の中に「勉強が大好き」という人がそう多くいるわけではありません。

むしろ、勉強は嫌いだという人の方が多いでしょう。

そんな中で精神的に辛い勉強を続けなければいけないというのは何よりもデメリットなのではないでしょうか。